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カルビーに採用されるには。企業の「基本の10ヶ条」と求める人物像
カルビーといえばポテトチップスが一番に思い浮かぶのではないでしょうか。もはや、ポテトチップスと言えばおやつの定番…むしろ王様とも言えるかもしれませんね。
カルビーがとても大きな企業であることは誰でも容易に想像できることだと思いますが、このカルビーに採用されるためにはどうすればいいのかを考えてみましょう。
▼目次
カルビーの歴史
まず、カルビーの大まかな歴史を把握しておきましょう。
カルビーが創立されたのは1949年(昭和24年)です。最初の名前は「松尾食糧工業株式会社」でした。場所は広島県広島市です。
1955年に現在知られている「カルビー製菓株式会社」へと改名します。カルビーの名前の由来は、当時日本人に不足しがちだった「カルシウム」と、「ビタミンB1」が元になっています。
業務内容は、主にスナック菓子を中心とする食品の製造と販売。1964年に「かっぱえびせん」がヒットしたことでカルビーは有名になりました。
そののち、1973年に「カルビー株式会社」にまた改名しています。その後も目覚ましい発展を次々と遂げていき、たくさんの株式会社を設立しています。
- 1972年…カルビー食品株式会社
- 1990年…スナックフード・サービス株式会社
- 1999年…ガーデンベーカリー株式会社
- 2004年…オイシア株式会社
- 2005年…カルビーイートーク株式会社
これほど多くの会社を立ち上げているのは、本当にすごいですよね。素晴らしい進化だと言えるでしょう。
この間にもたくさんの美味しいお菓子が開発・販売されていますよ(下の項目で詳しく説明していきます)。
カルビーで働いている人の職種はいくつかに分けられる
カルビーの仕事内容は、大きく3つに分けられます。部門ごとに仕事内容を紹介していきます。
原料の調達をする
カルビーの商品は自然の恵みを生かす特別な製法で作られています。
じゃがいもや野菜、えびなどを生産する農業や漁業にたずさわる人達と連携してより良い材料を作り出せるように努力しているんですね。
主なポテトチップスの商品の裏側には、そのじゃがいもの産地や日付を表示する取り組みが行われています。
ポテトチップスが作られた工場まで分かるということで、消費者も安心して食べられます。
商品の開発と生産をする
カルビーの商品を開発したり、生産をする部門です。ポテトチップスを製造する工程は、次のようになっています。
- 前処理…じゃがいもを水洗いしてから皮をむく、芽や傷を取り除く
- 加工…じゃがいもをスライスしてでんぷんを洗い流し、植物油で揚げる
- 調味…それぞれの味をふりかけた後に機械で計量する
- 包装…機械で袋に詰めて、成分検査のあとに出荷する
カルビーでは、商品の安全性と品質をより良いものにするために徹底した作業をしているのです。
流通と販売をする
カルビーの商品を販売している売り場は全国にたくさんあるので、それぞれの売り場に合ったマーケティングを展開しています。
さらにお客様相談室を設け、電話やメールで消費者からの質問に対応し、それらの内容をしっかり部門ごとに分けてスピーディーに返答しています。
さらにカルビー公式のアカウントを開設することで、常に新しい情報を発信しています。
カルビーで売れ筋の代表的なお菓子
それでは、ここでカルビーの代表的なお菓子について紹介していきます。どのお菓子が何年に開発・販売されているのかはとても興味深いですよね。
- 1955年…かっぱあられ
- 1954年…かっぱえびせん
- 1971年…仮面ライダースナック
- 1972年…サッポロポテト
- 1975年…ポテトチップス(うすしお)
- 1976年…ポテトチップス(のりしお)
- 1978年…ポテトチップス(コンソメ)
- 1981年…おさつスナック
- 1988年…コーンフレーク
- 1989年…ア・ラ・ポテト
- 1989年…焼きもろこし
- 1992年…ピザポテト
- 1993年…さやえんどう
- 1993年…堅あげポテト
- 1995年…じゃがりこ
- 2003年…1才からのかっぱえびせん
- 2006年…じゃがビー
- 2014年…カルビーライト!
ここには代表的なお菓子だけを挙げたのですが、こんなにもたくさんの種類があることに驚かされます。
これだけの食品開発を行っていくのには、並大抵の努力ではないことが伺えます。まさにチームプレーのなせる技といったところでしょう。
ちなみに、私個人としてはおさつスナックがとても好きです。秋冬だけの期間限定商品であることに加え、あまり店頭に置いていないことも多い商品なんですよね。
なので、おさつスナックに出会えた時には嬉しさからついついたくさん買ってしまいます。本当にほっこりしていて美味しいんですよ。
カルビーで実際に働いている人のクチコミ傾向
カルビーで働いている人は、自分達の会社に対してどのようなクチコミをしているのでしょうか。まずは、良いクチコミから見ていきましょう。
- 女性の育児休暇制度はしっかりしている
- フレックス制度がとても良い
- フリーアドレスだから仕事をする机の上が整っている
- 月に1度掃除のための時間が設けられるから、掃除がしやすい
- 大手だから会社が安定している、給与が良い
それでは、次にあまり良くないクチコミも見てみましょう。
- スキルアップを目的とした資格を取る場合には、まず上司に許可をもらわなければいけない
- 面接の時と、実際に違う点があった
- 同じ作業を繰り返していく淡々とした内容に、あまりやりがいを感じられない
部署や人によっても良いクチコミとあまり良くないクチコミの間で、大きな差があるように感じます。
実際に働いてみないと、こういった細かい部分などは分かりませんので、このような意見はとても参考になるでしょう。
カルビーではフレックス制度が導入されている
カルビーで働いている全ての社員が輝きながら働くことができるように、カルビーではフレックス制度が導入されています。
10時から15時までが入っていれば、あとは自分の都合に合わせて自由に時間を決められるというわけです。
また、働き方改革として、従業員が決められた1つの席を持たないフリーアドレス方式になっています。
毎朝出社した時点で自動で自分の席が決まる(1人で座るソロ席と、4人で座るコミュニケーション席というものがあります)、というのはとても新しいです。
これによってさまざまな従業員とコミュニケーションを取ることができますし、机も常に綺麗に保つことができるというメリットが生まれそうです。
さらに、カルビーでは、モバイルワークという会社以外の場所(自宅やカフェなど)で働くことも許可されているので、時間を有効に使うことができます。特に、子育てや介護で忙しい人の場合にとても助かる制度だと言えるでしょう。
カルビーに採用されるためにできること
それでは、カルビーに採用されるためにはどのようなことができるでしょうか。
カルビーには、松本社長から発信されている「基本の10ヶ条」というものがあります。
- 自分の仕事の結果の責任を取る
- 人の評価は公平に
- 会社は暖かくかつ厳しいところである
- 今の現状に満足してはいけない
- 正しいことを正しいとする
- 無駄な会議・資料作りをしない
- 1円たりとも会社の金を私用流用しない
- コストに関する意識を持つ
- 悪いことからまず報告・嘘をつかない・トラブルはすぐに報告する
- .業務をする上で簡素化・分権化・透明化を守る
とても考え込まれた、完璧な10ヶ条ではないでしょうか。松本社長のしっかりとした理念を信念をがうかがえます。
カルビーが求める人材を知っておこう
採用されるためにはカルビーが求める人物像も知ってきましょう。
- 失敗を恐れず挑戦、チャレンジする姿勢
- 自分を変化させる・変化することを楽しめる人
- 自発的な行動ができる・しっかりとした責任を伴うこと
- 協議を楽しみコミュニケーションを取りながら仕事ができる人
カルビーではこのように、常に前を向いてチャレンジをしたり、変化をすることができるやる気のある人材が求められているのです。
上記の内容をふまえると、採用されるには、しっかりとした目標を志望動機に入れ込むことがとても大切、ということがお分かりいただけたと思います。
志望動機の例文
カルビーでの面接の時に参考となる志望動機の例文を紹介します。
「私が貴社を志望した理由といたしましては、食というものが人生において欠かせないものであり、さらに生きる上で喜びや彩りを与えてくれるものであることが大きく関係しています。
特に貴社で販売されているポテトチップスに関しては、これまでに食べたことがないという人はいないほど有名で力のある商品になっています。
その素晴らしいブランド力と、たくさんの心を癒してくれる大きな存在に、とても魅力を感じています。
貴社に入社することで、生きていく上で欠かすことのできない食を通じてお客さんの笑顔を見たいと感じました。
ぜひ今ある商品の他にもさまざまな魅力的な商品を生み出していきたいと考えております。」
このように、自分がどの点に感銘を受けていて、実際に入社することができたなら、それから先どうなりたいか…というビジョンを明確に持っておくことが大事なのです。
カルビーに転職したいと考えているなら、自分の熱意ややる気が面接官に伝わるように最大限努力することが、とても大事だと言えるでしょう。
大手お菓子メーカーのカルビーに採用されるように、挑戦心を養おう
カルビーという企業は、とても向上心が高くやる気のある人材を求めていることが分かりました。
カルビーはその歴史もさることながら、徹底した会社理念や働く環境も磨きあげられているのがすごいですね。
カルビーに採用されるように、常に挑戦する心を養っていくようにしましょう。
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