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キリンのインターンの特徴と感想。本採用を狙うなら参加は必須!
キリンホールディングスは、国内外で綜合飲料事業を手がける大手の飲料メーカー。「健康、楽しさ、快適さ」のために「食と健康」の新しいスタイルを提案しています。
就職先としても大人気のキリンは、入社もかなり狭き門となっています。
キリンは熱意ある人を求めていますので、キリンの本採用を狙っている人はインターンシップにも応募し、企業を深く知ることでキリンで働きたい気持ちをさらに高めてはいかがでしょうか。
当記事では、キリン インターンシップの特徴、選考対策について説明していきます。
▼目次
キリン インターンシップの特徴・エントリーの流れ
「キリンホールディングス」は、国内外で綜合飲料事業を展開し、酒類・飲料の製造と販売を行っている大手飲料メーカーです。
ビールをはじめとする酒類の印象が強いキリンですが、傘下に関連事業会社があり、清涼飲料水、創薬(医薬・バイオケミカル事業)などを幅広く手掛け、持続的な成長を遂げています。
誰もが知る大手メーカーであることに加え、人気の高い食品・飲料業界に属していることから、競合他社(サントリー、アサヒなど)と共に、本採用には非常に多くの志望者が集まります。
もちろんインターンの選考倍率も決して低くはありません。1回につき定員20~30人程度のインターンに全国から多数のエントリーが集まるので、かなり難関のようです。
インターンはハイレベルで魅力的な内容になっているので、ぜひ参加したいところです。インターンや選考の内容を把握し、早めに事前対策を始めましょう。
キリンが募集している職種
まず、職種をチェックしてみましょう。キリンが募集する職種は「事務職・営業職」と2つの技術系「生産技術・商品開発職」「エンジニアリング職」です。
どの職種も綜合飲料事業の運営に携わる部門ですが「事務職・営業職」と技術系の職種は併願できないことになっているので、エントリー前には進路をよく検討してください。
- 事務・営業系
- 綜合飲料事業のマーケティング、営業、広報、経理、人事総務などの事務・営業に関する業務を担当します。
- 生産技術・商品開発職
- 綜合飲料事業のモノづくり(研究開発、生産管理など)に関する技術的な業務を担当します。
- エンジニアリング職
- 綜合飲料事業の生産設備の維持や管理といった技術的な業務を担当します。
勤務先は、全国にある各事業所です。
採用は、日本綜合飲料事業を行っているキリン株式会社(キリンビール・キリンビバレッジ・メルシャンを含む)の上記職種が対象です。他の関連事業会社の採用活動は別途で行われています。
キリン インターンの種類
キリン株式会社は、2018年度に次の4種類のインターンを予定しています。
- 事務・営業系インターンシップ マーケティングコース(営業・SP編)
- 事務・営業系インターンシップ マーケティングコース(商品開発編)
- 技術系インターンシップ 研究・技術開発コース
- 技術系インターンシップ エンジニアリング
インターンの内容は、オリエンテーション、講義、グループワーク、懇親会などのプログラムが予定されています。
それぞれテーマと内容は少しずつ異なっており、エントリーの際は併願することができません。
日程
2018年度は、2019年1~2月に行われる予定です。
実施場所
東京都、神奈川県(総合職は本社、技術職は工場や研究所など)
交通費・報酬・参加費
報酬・参加費はありません。交通費、宿泊費は支給されます。
参加時の服装
リクルートスーツなどフォーマルな服装で参加するのが一般的なようです。
エントリー法
キリンのウェブサイト「インターンシップ関連情報」のページからインターンシップサイト「マイページ」に登録・ログインしてから、エントリーできます。
(最新の情報はキリンのインターンシップ関連情報でご確認ください。)
キリン インターンシップ各コースの特徴
2018年度に行われるインターンの各コースは、次のような内容を予定しています。
事務・営業系インターンシップ マーケティングコース 営業・SP編
事務・営業系インターンシップのマーケティングコース営業・SP編は、2月に2回のインターンが予定されています。
応募できるのは、大学・大学院在学中の人です。対象、学部・学科は問いません。
インターンの目的は、営業・セールスプロモーションの体験です。参加者は、社員からキリンのマーケティング理論をレクチャーしてもらったり、講演・座談会を通してキリンの戦略を学んだりします。
そして学んだことをもとに、エリアマーケティングプランを立案する課題に取り組みます。参加者はチームごとにアイデアを出し、最後に発表・表彰が行われます。
事務・営業系インターンシップ マーケティングコース 商品開発編の特徴
事務・営業系インターンシップのマーケティングコース 商品開発編は、1~2月に2回のインターンを予定しています。
応募できるのは、大学・大学院在学中の人です。学部・学科は問いません。
インターンの目的は、キリンの新商品開発を体験することです。参加者は、社員からキリンのブランドマネジメント、マーケティングに関する理論をレクチャーしてもらったり、商品開発について学んだりします。
そして社員のアドバイスを得ながら実際に新商品のアイデアを考える課題に取り組みます。参加者はチームごとにアイデアを発表、表彰や講評を行います。
技術系インターンシップ 研究・技術開発コース
技術系インターンシップの研究・技術開発コースは、2月に5日間のインターンが1回行われる予定となっています。
応募できるのは、生物系、化学系、農学系、薬学系(これらに類する学科)の大学・大学院生です。
プログラムは主に以下の内容が予定されています。
- オリエンテーション
- 会社の概要や商品の説明
- 飲料研究所・プラント・ビール工場の見学
- 研究員や技術院との座談会
- 実習
- ワーク
- グループワーク・プレゼンテーション
参加者は実際に研究所や工場に出向き、飲料の研究・技術開発の業務に触れます。
技術系インターンシップ エンジニアリングの特徴
技術系インターンシップの研究・技術開発コースは、1月に5日間のインターンが1回行われる予定となっています。
応募できるのは、電気系、機械系、化学工学系(これらに類する学科)の大学・大学院生です。
プログラムは主に以下の内容が予定されています。
- オリエンテーション
- 会社概要、エンジニアの仕事や現場、海外業務の紹介
- 飲料工場・ビール工場・パッケージング技術研究所の見学
- ワーク体験
- グループワーク・プレゼンテーション
参加者は実際に工場に出向き、設備やエンジニアの業務に触れます。
キリン インターンの選考フローと選考対策
過去のキリン インターンでは、次の流れで選考が行われています。
- エントリーシート(ES)の提出(郵送)
- WEBテスト
- 面接
- 適性検査
最終選考まで残れるよう、的をしぼった選考対策をしっかり行いましょう。
例年の選考は、おおむねこの流れで行われていますが、年度やインターンの内容によって変わってきますので、エントリーを検討している人は最新の情報を確認してください。
エントリーシート対策
キリンのエントリーシート(ES)は、それほど珍しい質問が出るわけではありません。論理的で分かりやすい文章を心がけましょう。
過去には、以下のような質問が出されています。
- リーダーシップを発揮した経験について
- 学生生活の中で最も頑張ったことは
- 現在取り組んでいる研究テーマについて
- KIRINが世の中に「まだない驚きと感動」を与えるためには、何をしたら良いか
リーダーシップは重要視されるポイントです。インターンの参加中はもちろん入社後も、リーダーシップを発揮して多くの人ひっぱっていくことが求められます。
これまでの経験を踏まえ、リーダーシップがアピールできる実績を具体的に説明しましょう。
また「学生時代に頑張ったこと(本気で取り組んだこと)」についての質問もよく出るようです。
回答する際は、キリンが求める人物像を意識することがポイントです。キリンは「目標を持って物事を成し遂げる人」「チャレンジ精神を持って努力を続けられる人」を求めています。
学生時代のエピソードによって、自分がキリンが理想とする人物像にフィットしていることをわかりやすく証明しましょう。
ESでは「世の中に『まだない驚きと感動』を与えるためには、何をしたら良いか」といった、企画アイデアを求める質問も重要です。
この質問は、インターンで実際に行うワークショップの課題につながっていることが多くなっています。
インターンでスムーズに作業できるよう、ESを作成する際は、飲料業界、キリン、キリンの商品について、十分に情報をリサーチしておくと良いでしょう。
質問の回答は、A4用紙1枚に自由表記をする形式になっています。画像や色を取り入れ、一目でわかりやすく表現していきましょう。
WEBテスト・適性検査対策
キリン インターンの選考では、WEBテストとして「TG-WEB」「宝箱」が、職業適性検査として「クレペリン検査」が行われているようです。(年度・コースによっても異なります。)
WEBテストは、インターンの選考では出てこない企業も多いですが、本選考では多くの企業で採用されているので、練習も兼ねて早めに勉強を始めておきましょう。市販の参考書などを使って一般的な対策をしておけば問題ありません。
クレペリン検査は、面接に続いて行われているようです。これは、数字の計算問題によって処理能力と気質を判断する性格テストです。
何か対策によって結果を意図的に操作することはできません。ただ、脳が疲れていると計算能力が下がって良い結果が出なくなるので、前夜はしっかり睡眠をとって万全の体調でのぞむことが大切です。
面接対策
面接は、学生1人に対し社員1~2人の面談形式で行われています。時間は20~30分ほど、なごやかな雰囲気で行われます。
面接では「学生時代に頑張ったこと」「リーダーシップを発揮したこと」など、エントリーシートの内容について掘り下げられる質問が多いので、エントリーシートの内容とズレが生じない回答を用意しておきましょう。
キリンは「学生時代に成し遂げたことは何か」を重要なポイントとしてとらえています。
高評価を得るため、どのように頑張ってどう乗り越えてきたのかを段階に分けて、詳しくわかりやすく伝えましょう。
最後に、キリンは人柄や熱意も重要視しています。面接では明るくハキハキと、しっかり自分の意見を延べ、参加したい意志を強くアピールしてください。
キリン インターンシップの感想
キリンのインターンは、3~5日間に充実したプログラムが凝縮されていて、キリンの商品がどのように製造・販売されていくかをじっくり学ぶことができます。
社員は真面目で気さくな人が多いようです。社員との距離も近く、話す機会が多いので仕事について質問をしたりアドバイスをもらったりでき、入社後の社風もイメージしやすいでしょう。
懇親会が数回行われ、社員や他の学生との交流も盛んです。お互いすぐ打ち解けるので、和気あいあいとした雰囲気で楽しく過ごせます。
さらに、キリンの新製品が試飲できたり、プレゼンの優勝チームは賞品としてキリンの商品詰め合わせがもらえたり、と嬉しい要素もありますよ。
キリンの魅力が実感でき、ますます志望度の高まるイベントになることでしょう。
キリン インターンシップは内定に有利になる?
キリン インターンは、あくまでも業務体験が目的なので、参加が内定に直結することはありません。
しかし実際のところは、インターンの参加が全く内定に影響していないかと言えば、そうでもないようです。
インターンの参加者は、インターンの選考で激戦を勝ち抜いたことが評価され、インターンに参加していない人よりも一歩リードした状態になっています。
過去には、参加者が通常選考よりも早めに裏選考に招待されたり、早めに内定をもらったりすることもあったようです。優遇は優秀な参加者に限られますけどね。
インターンには人事担当者も同席することもあり、活躍している学生はある程度マークされていることが考えられるので、積極的に質問や発言をしてアピールするのが良さそうです。
もちろん、インターンに参加しなかった人、インターンの手ごたえが薄かった人もチャンスはあるので、本選考の対策もしっかりのぞんで就活を進めてください。
飲料業界、キリンについて貴重な勉強ができる良い機会に
キリンのインターンは、飲料業界の具体的な仕事に触れ、普段は見たり知ったりすることのないような貴重な勉強ができるので、多くの参加者から非常に高い評価を得ています。
人気が高く、参加自体がなかなか難しいインターンですが、キリンの入社を狙っている人は選考対策を行って、ぜひ参加していただきたいと思います。
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