仕事が嫌いで仕方がない!ヘイトを溜める理由とタイプ別解決法

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「仕事が嫌い」という言葉は時折誰でも発してしまうことがあるかもしれません。初めは冗談だったりするかもしれませんが、それがもし本気のものならどうでしょうか。仕事をしていても決して楽しいものではありません。

仕事が嫌いということには必ず嫌いになる原因や、そこに至るまでの過程というものがなければ成立しないはずです。基本的に、仕事でお金を稼いで生活をしなければいけないわけですから、しなければいけない認識はあるはずです。

仕事を嫌いになるメカニズムのようなものから、それをできるだけ打開するにはどうすべきかなどをここでは多角的にご紹介していきます。

仕事が嫌いな人にはタイプがある。なぜ仕事が嫌いなの?

仕事が嫌いという一つの言葉であってもそこに存在する意味合いは異なることもあります。そういったところをここでは見ていきます。自分の実力から生じるものや、他から影響してきてしまうものまでさまざまです。

自分のしている仕事に自信が持てない

まずは、自分側に要因があるであろうという場合です。確かに、自分がしたかった業務ではなかったかもしれませんが、全く得意分野でない仕事をせざるを得ない場合などです。

本人は、必死に頑張ろうと思っていたとしても、それがなかなか身にも実にもならないとやはり嫌いという感情や嫌気もさしてしまうでしょう。

これについては、社会にいる以上そういうこともあるから甘えだという方もいるでしょうが、なかなかそうはいかないということも一方ではあるということも事実です。

そういう風にプラスで考えられる方は、今後のためにいい経験として捉えることができるかもしれません。しかし、そこで、プラスで考えられる人なら、初めから仕事を嫌いにはならないはずです。

人間には、プラス思考で物事を考えられる人と、どうしてもそんなつもりがなくても咄嗟にネガティブな発言を自然にしてしまうマイナス思考の人に分かれてしまいます。

では、人事部が適材適所に配置をしなければいけないということを怠っているのではないかと言われたらどうしますか?一方のことだけではありません。どちらにも問題はあるのかもしれません。

どういう基準で配置したのかも人事は一人一人把握しておく必要はあります。もちろん、その社員には直属の上司や部課長クラスがいるはずです。そこからの評価は人事部が握っているはずです。

また、性格テストなどいろんな考査や面接などを経て入社をしていますし、性格テストでおおよその性格分析もわかっているはずです。そういうところも考査をしていても役に立てていなければ元も子もありませんね。

会社の対応が自分の性分に合わない

会社の対応がきつい言葉でいわゆるパワハラのような扱いになるとか、上司と馬が合わないとか人間関係に付随することも含まれてきます。そうなると、仕事がしにくくなって嫌いになるかもしれません。

一人で完結できる仕事であれば別かもしれませんが、基本的に仕事というのは人間関係があってこそ成立するといえます。営業職のように対外的な業務に場合は特にそうでしょう。

また、事務の仕事をしている場合でも、一日中パソコンに向かっているとしても、職場の人間関係をスパッと断ち切って仕事を進めていくことはまず不可能です。

仕事を依頼しにくいとか、相談をしにくいなど周囲に過剰な気を遣いながら、のびのびと仕事ができない環境になってしまうと、好きだった仕事自体も嫌になってしまうかもしれません。

コミュニケーションが閉ざされてしまっている状態になっていれば、それは仕事することが楽しいとはとても思えません。こういうことから、楽しさはなくなっていくことは間違いありません。

結果的にそのような感じになってしまうと、「楽しくない職場」になってしまって、仕事に行きたいと思いにくくなり、そのうち仕事自体が嫌いという気持ちになってしまうかもしれません。

こういうことができていない会社はそもそも業績も上がっていなくて、ギスギスした空気感が漂っていることが多いです。空気感も重かったりします。

タイプによって原因がある

結果嫌いになってしまったとしても、そこには必ず原因やプロセスというものが存在します。プロセス無くして、いきなり嫌いになることは絶対にあり得ません。

何も昨日まで何不自由なく働いていても、ある日突然その周りがいじめようなんてうちうちに決めてさえいなければ、いきなり嫌いになることにはなりません。

仕事に自信が持てない人の場合

自分の仕事に自信が持てない場合、会社側の理不尽な異動で配置換えを強いられたならば、なかなか納得できない場合があるでしょうが、そうでないなら、自分の仕事ぶりがどういうものかを見極めないといけません

自信が持てないということは、何かしら仕事で間違いやミスをしてしまっているということになるのでしょう。しかも、何回も注意されているはずなのに、それが一向に改善しないというからより大変です。

仕事上でミスが多いのであれば、それをきっかけに自分はこの仕事に合わないのだろうと思うようになって、嫌いになってしまうかもしれません。大きなミスを犯してしまえば、なおさらです。

そうなれば、おそらく仕事に対してのモチベーションが低下することは避けられません。そうなることで、さらなるミスを誘発することになり、ミスに対しても負のスパイラルが続いてしまいます。

そして、最後に仕事が嫌いという気持ちに心の底から思うようになってしまうのです。特に、仕事に対しての意欲やモチベーションの高い人、真面目な方ほどこういったことで仕事が嫌いもしくは嫌になる傾向にあります。

ただ、こういったことは、ミスをしてしまう自身にも責任の一端があるということも覚えておかないといけません。そんなこと言ってしまうと、批判的かもしれませんが、同じミスを繰り返すということは注意力散漫です。

前回も前々回も同じミスをして注意されたんだから、今回はしないように注意しようというのを気にしないのでしょうか。そう言った注意を自らに課さないのでしょうか。それは怒られても仕方ないかもしれません。

ただ、別にミスはするんだけど、同じミスはほとんどしないという人もいますが、そういう人はおっちょこちょいかもしれません。ただ意識を少し変えるだけでおそらく、ミスは減らせるのではないでしょうか。

もう一つ、思っていた仕事と、現実にやって見た仕事にこんなに異なるものだったのかという場合です。これは結構自己都合的なといいますか自分勝手なところもあるかもしれません。

ただ、人の気持ちは不思議なもので、会社に入社してから、思い描いていた仕事と現実にしている仕事に大きなギャップを感じてしまっているなら、仕事への絶望感が生まれてしまいます。

これぞ自分勝手の極みのようなものなのですが、そんな同じなわけありません。そのズレを勉強していける気持ちがあればいいのですが、絶望感の方が先にきてしまうと落ち込めという脳からの命令が言ってしまうのです。

営業希望だったのに、全くの別部署に行かされたとかであればギャップもあるでしょうが、それはギャップというよりも、どう感じるかです。勉強のために行くんだと思えば前向きでしょうし、逆の人もいます。

嫌いになる人は、前向きになれないから嫌になるわけです。そこについては、もともと持っている性格からなのか、会社にそうされてしまったのかによっても変わってきます。

なんでも自分中心に、思い通りにいかなくなると、仕事が嫌になってしまうもしくは嫌いになってしまうという結果をもたらすかもしれません。

会社の対応が自分の性分に合わない場合

最近は、パワハラモラハラセクハラだけでなく、マタハラや飲み会に強制参加させるようなハラスメントも多くあるようです。そういった場合は言語道断、しかるべきところに相談すべきです。

それは、会社内でのイジメとかも含まれます。ただ、イジメとかは、なかなか証拠が出にくかったり、隠ぺいされやすい要素が多く存在もしますので、泣き寝入りということもあるかもしれません。

そういった場合は速やかに転職を考えるのも選択肢に入れるべきです。ただ、泣き寝入りをどうしてもしたくないという方もいらっしゃるでしょう。

さて、仕事を一生懸命頑張っていてもその仕事をなかなか評価してもらえないという人は多いのではないでしょうか。そういった人は不満が蓄積されて嫌いになることもあるでしょう。

ただ、学生時代などとは違って、あくまでも仕事という中においては、会社は給料を支払っているという気持ちが強いということもあってか、「できて当たり前」的発想がどうしても出てきてしまうことはあるでしょう。

ですから、怒られたり、叱られたりすることがあったとしても、褒められることは圧倒的に少なくなることはある程度本来であれば覚悟しておかなければいけないことかもしれません。

ただ、怒られることを好む人も基本的にはいないのも事実で、そういうもが蓄積される結果、仕事が嫌いになって行くことは十分あり得ることとして捉えるべきかもしれません。

確かに、仕事なんですから、指導されることというのはいわば当たり前なのですが、指導される側が明らかに打たれ弱くなっているという点は確かだなと感じ取ります。

しかし、指導する側も、褒めることをしなさすぎるという点は否定できません。もう少し褒めたっていいんじゃないと感じることは良くあります。上司と部下のジェネレーションギャップがそうさせているかもしれません。

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上司に好かれる部下とは

もっと、上司の方がコミュニケーションを取っていくことを実践しなければ、部下のモチベーションを低下させることはあっても、維持向上させることはできない時代になってしまっています。

あとは、評価に関わるところで行きますと、仕事の結果や質で評価するのではなく、上司との信頼関係とはまた異なった人間関係に重きを置かれてしまう場合です。

仕事は大して成果を出せないのに、ゴマスリやヨイショが得意で、飲み会では上司に徹底的に付き合っているような人です。同じ営業でも、顧客に対する営業をかけるわけではなく、社内営業に重きを置く勘違いな人です。

そんな人がなぜか出世が早いという状況を生み出してしまえば、他の一生懸命に頑張っている方からすれば心中穏やかにはなれないでしょう。

仕事の結果や質ではなくて、上司にとっていい部下なら出世させるのかというのが目に見える形になってしまうと、当然モチベーションは下がる一方で、自ずと仕事も嫌いになってしまいます。

このように全てが会社の問題というわけではないかもしれませんが、会社における公平さや公正さ平等については、もっと会社や上司になりうる社員の人には真剣に考えないと、大事な人材を潰してしまうかもしれません

その起きた原因によって今の仕事をどうするのか

このようにどんな形であれ、仕事が嫌いにもしくは嫌になってしまったのであれば、今の仕事をどうしていくべきか考えていかなければいけません。そう言ったことを今度は見ていきましょう。

まずはこんな会社辞めて転職しようと思うか思わないかです。全てはここから始まっていきます。あとは、ご自身の考え方ひとつです。

悔しいから這い上がってやる!という人

こんな気持ちにさせて自分でも悔しいから、もう一度自分で這い上がってやると思う人。こういう方は、会社の中の膿を出したいと思っている改革派のような方かもしれません。

ただ、昨今のいろんな改革をすべきではないかと言われるところには既得権益を必死に守ろうとするものも多くいるわけです。

一人でどれだけ意気揚々として努力をしてきても、一人でできることには限界があります。同じような思いになっているとか信頼できる上司など仲間を少しずつ増やしていくのが現実的です。

世論と、既得権益では大きな隔たりが生じてしまいます。でも地震が正しいという理論武装と仲間が揃えば、きっと驚くような大きな力が生まれるのかもしれません。

現状維持。とりあえず我慢して続ける人

いまこの時点ですぐに辞めても仕事が見つかるかもわからないから、とりあえずガマンして続ける人…。この考えが一番落ち着くところなのかもしれませんし、現実的なんだろうと考えます。

とりあえず、嫌いになった一連のプロセスが自身で理解していれば、本当にガマンできる状態かまで見極めることはできるでしょう

まずは、様子見をしてガマンできる範囲内であるか、同じ気持ちを持っている人がいるのかなども含めて見てみるのはいいのかと思います。

また、仕事はお金を稼ぐため、給料がもらえるんだからそこの一点で割り切ってしまうのも一つの方法ではあるでしょう。仕事が嫌いでも、「お金を得るための作業である」と認識すれば割り切れるでしょう。

ただ、割り切りながらの仕事は決して楽しいわけではありませんし、精神的にも満たされた気には到底なることはできないでしょう。しかし、そういった気持ちが常に持ち合わせることができるのはオーナー社長ぐらいです。

オーナー社長であれば、自分の思うように進めることができやすいかもしれません。大企業の社長でさえも100%ここが満たされた仕事が365日出来ているというわけでもありません。

そう考えれば、必要最低限のするべきことに集中して、義務は果たすということです。そうなっていれば、雇われている状態ではあるわけですから、給料がもらえるし、そこに集中してみてもいいでしょう。

一旦我慢はしてみるけど、転職を視野に入れた上で今の仕事をする人

こういった方もある程度冷静に物が見れている方です。ただ、もう我慢の限界には来ているから、転職には前向きになっているということでもあります

こういった方も転職への活動は始めながらも、とりあえず今の生活が出来なくなることだけは避けなければいけないということも考えているということです。

多少無理をしてでも仕事に取り組んでいた人は、その少し無理をしていた部分を転職について考えることに充てたとしても、負荷もそこまで変わりませんので、精神的にも今まで以上に追い込まれることもありません。

また、突然退職になってしまっても、その後継者などへの引き継ぎなどもしなければいけなくなることがあったり、やるべきことはい意外とたくさんあるわけですから、計画的転職に取り組むことをオススメします。

もう精神的に耐えられないからすぐにでも退職して転職先を探す人

多くの中のひとつのハラスメントでも、精神的に追い込まれてしまっているのに、無理して会社に残って仕事を続けるのはとても辛いことになってしまいます。

どう考えてもこの先の自身の時間の方が多いわけですし、大切なわけですから、それをぶち壊してまで今の会社に身を捧げる必要もありません。即転職活動をすればいいだけのことです。

弁護士などに相談するのもいいでしょうし、労働監督署に駆け込むのもいいでしょう。

相談はいつでもできますし、弁護士というとお金がかかると言われますが、自身の収入状況によっては、法律扶助という制度も使えて弁護士費用を安くできて、無利子の分割払いにすることもできます。

法律扶助を使えば、弁護士への相談は無料です。予約は必要で、その日には受付できないこともありますが、まずその苦しみから抜け出すためには、自身も少しは動かなければいけません。

あとは、退社をしても会社から離職票がもらえないと失業保険の給付を受けることができません。しかし、このような嫌がらせを受けているような人には、会社もわざと送らないようにするところもあります。

ただ、ハローワークに行けば、会社に対して督促をしてくれたりしますので、ぜひそうなりそうだとすれば、すぐに行動されることをオススメします。そういった方は多いので、ハローワークの方も慣れています。

そして、会社は自己都合退職と決めつけていても、状況をハローワークにお話しすることで、会社都合退職と同様に失業保険の給付も早くから受け取れるようになりますので、少々大変ですが、頑張りましょう。

雇用保険(失業保険)に関する手続きもハローワークの管轄です。

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以上のようにいくつか例をあげましたが、もっと細分化すればできるかもしれませんが、大まかにはこんな感じに分けられるのではと考えます。

転職することで仕事が好きになることもある

今の環境から変わりたいという気持ちになっていれば、もちろん転職という選択肢は大きく活きてきます。そして、転職活動がうまくいくことになれば、また再び仕事が好きになるかもしれません。

段階もあるでしょうから、いきなり好きにはなれないかもしれません。ただ、おそらく嫌いにはならないで済むようにはなると考えます。

転職をするときは、本当に自分がしたい仕事はなんなのかなど仕事が嫌いになってしまった原因が払拭できるかが一番の大きなポイントになってきます。

ですから、その原因が何かをしっかり自身の中で押さえておいて、それがクリアできる会社を探すことに努めましょう。そうなれば、きっと明るい光が見えた転職ができるようになります。

もしかしたら、給料は今までよりも下がってしまうかもしれません。有給休暇がリセットされてしまうので、休みが取得しにくくなるかもしれません。条件が前よりも悪くなるかもしれません。

それでも、環境を変えることで仕事がしたいと思えるようになるとか、嫌いという感情を少しでも減らすことができるのであれば、精神衛生上はとても良かったということです。そこに重きをおいて転職活動をしたわけですから。

転職しても仕事が好きになれない人もいる

しかし、上記のようになってくれると一番いい結果を及ぼすことになるのですが、それが叶わないということになることも十分考えられます。転職しても仕事が好きになれない可能性も併せ持っているということです。

なぜなら、精神的にも参ってしまっていたりもしている中で、生活もしなければいけないからつい焦って仕事を探してしまいがちになってしまいます。

ですから、あまりしっかりと条件や自分が大切にしなければいけないところを見逃してしまうということになってしまいます。そのため、早くあの環境から抜け出したいという気持ちだけで転職しようと考えてしまいます。

そうなって、たまたまうまくいくことも稀にありますが、現実的には、正直なかなかうまくいくこともありません。そのため、同じ状況になってしまうことになる可能性もあります。

どうすれば、仕事が嫌いから脱出できるのか

仕事嫌いから抜け出すそうとすれば、気持ちの持ちようでいかようにもなるかと考えられますが、実際は気持ちが沈んでしまっている状況で転職活動をしなければいけないので、苦労が多いかもしれません。

しかし、そんな中でも、焦って行動することなく、一度立ち止まって「この先の人生の方が長いんだから、じっくり腰を据えて考えよう」ぐらいの気持ちのゆとりがあった方がいいのではないでしょうか。

あえて、好きにならなくてもまずは嫌いでなくすことを考えた行動をしていきましょう。そうすれば、何が自分はしたかったのかということなどが、いろいろ見えてくることが増えてくるのではないでしょうか。

何が原因で嫌いになったのか、この部分をとにかくよく考えて転職の指標にしていってほしいです。それを乗り越えることで新たな景色を見ることができるようになってきます。

転職活動に迷ったら転職エージェントを利用されることもおすすめします。

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