つぶしがきかない職業6つ。敬遠されがち?共通して言えることは

ひとくちに仕事と言っても、様々な仕事が存在します。そしてそれは、業種のみならず業界にも同じことがいえます。

それぞれの業界にはそれぞれの個性がありますが、その個性の方向によっては、異なる業界の方々から敬遠され、転職活動の際に避けられてしまいます。

今回は、個性が強すぎるあまり他の業界への転職などといったつぶしが効かない業種・業界についてお話していこうと思います。

何も考えずにできる仕事?事務職

事務職は単純作業が多く、自ら考えて行動することはほとんどないと考えられています。体力を使う仕事でもなければ、(事実か否かは置いておいて)顧客対応などといった対外的な動きも少ないと思われることが、少なくありません。

このことが理由で、他の職種に転職しようとしても、「今までのキャリアが事務職では、他の職種では通用しないだろう」と判断されてしまいがちです。

関わるだけでも大変?公務員全般

一般企業からしたら公務員は非常に異質な存在です。例えば、採用のためのプロセスを見てみても、ペーパーテストの比重が大きく、就職活動というより高校・大学入試の延長線上というイメージをもたれがちです。

それに加えて、業務内容も上から降ってきた仕事を、ルーティーンどおりに淡々とこなすイメージが強いく、「とにかく融通が利かず、考えて動くこともない仕事」と認識されがちです。この辺は、前に述べた事務職と似通っています。

しかし、公務員に関してはさらに厄介な点があります。

それは、プライベートや職務上のなんらかの理由で、市役所や税務署の手続きなどといった行政との関わりを持ち、その時の「マニュアルどおりでまったく融通も利かない対応」に苦労した経験を持つ人が少なくないことです。

このことが原因で、「公務員は融通が利かない連中だと思っていたが、やはりその通りだった」と、経験を踏まえて考える人が増えてしまうのです。

「一般企業から公務員になることはできるが、逆はできない」とよくいいますが、前述した話も理由のひとつとして考えられます。

意外とつぶしが効かない!銀行員

意外に思う方も多いかもしれませんが、銀行員もつぶしが効かない仕事と考えられています。金融関係のさまざまな資格を獲得しながらキャリアアップしていくのですが。この資格が専門性が強すぎることから、他の業界では使えないのです。

また、ペーパーレスが叫ばれる中で、未だに紙社会であったり、業務のスピード感が遅かったりと言う点がネックだと考えられている部分もあります。

それだけでなく、金融関係の業界は非常に閉鎖的で他業種へのキャリアチェンジだけでなく、他業種からのキャリアチェンジも難しい業界です。

新卒での採用も、大学院卒や就職浪人、留年経験者の採用に消極的であるなど、少しでもレールを外れた学生は選考から外す傾向が強かったりといったことも、金融系の業界の閉鎖性を強く表しています。

まるで異世界!マスコミ・芸能界

マスコミや芸能界は個性的な方が多い業界です。自分の感性を大切にする人が多く、それが言動や見た目に出てきてしまう人が大半です。

マスコミや芸能界の人間と聞くと、ジーパンにTシャツ、人と話している時もかぶりっ放しの帽子、伸ばしっ放しの髪や髭などといった、ラフな外観をイメージする人も多いのではないでしょうか。実際に、このイメージに間違いはありません。

加えて、仕事の中で重要視されるものは、理屈や理論ではありません。感性や感覚を重んじて業務が進められていきます。このようなフィーリング任せな特殊性がネックになり、他の業界からは敬遠されがちになってしまいます。

判断に困る?ベンチャー系全般

ベンチャー企業は歴史が浅い企業が多いです。そのため中で働いている人も若い人が多く、かつ、「新しい働き方」「ユニークでここにしかない業務」など「新しい」「ユニークさ・個性」を大々的に打ち出しがちです。

そのため、また、「会社の中の和を乱すのではないか」「こだわりが強くて、会社方針や上司の指示に従わないのではないか」「自己評価が高そう」などと思われがちです。

従来型の日本企業および、その社員からしたら、何をどう判断したらいいかわからない存在といえるでしょう。

もっとも、ベンチャー系企業を志す人は、ありきたりや旧態然とした企業を嫌うことが多いため、そこから出てくることは無いでしょうが・・・。

仕事に美しさは不要?美容系全般

最後に、美容師・エステシャン・ネイリストなどといった、美容系の仕事についてです。これまでの流れを踏まえるとなんとなくお分かりいただけるかと思います。

まず、スキルや知識などといった「専門性」、美しさの追求が重要になってくるために必要な「感性・個性」、常に流行の先端を走らなければならない「新しさの追求」と、日本企業が敬遠しがちな様子が、すべてそろってしまっている状態です。

そのため、美容系の業界もつぶしは効かないと考えることができるでしょう。

つぶしの効かない仕事の共通点3つ

ここまでの話でなんとなく勘付いた方もいるかもしれませんが、つぶしの効かない仕事には共通点があります。それは

  • 業務が専門的
  • 考えて動くと言うことをしない
  • 変わっている

の3点です。

日本人は世界的に見ても、協調性を重んじる傾向にあるとめ、「大勢と違う」場所にいる人間・考え方をする人間を敬遠しがちです。

そのため、このような人間が多く所属していると考えられる業界自体も敬遠され、結果的につぶしの効かない職業と捉えられてしまうのです。