物流業界の仕事、現状は?未経験でも転職を成功させるポイントとは

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物流業界というのは、私たちが普段よく目にする光景というのは、何かと言いますと、トラックに荷物が積まれていて、それをドライバーさんが運転して目的地まで運んでいるというのが通常のものではないでしょうか?

一番わかりやすいのが、家に荷物を届けてくれる宅配便であり、立派な物流業界の一つですし、物流業界は今やこういった個人向け運搬が主流のように見えることでしょう。

しかし、実は、物流業界というのは、いろいろと幅が広いです。ただ、トラックに荷物を積んで客先に荷物を運ぶだけでは通用しなくなってきました。

それプラスアルファの何かが必要になってきています。ここでは、そういった内容も含めて物流業界に転職を考えている人にお役に立てる内容をお届けしましょう。

物流業界の概況

物流業界といえば、遠方へ届けて欲しい荷物をお願いすると、荷物を目的地に届けれもらえるというのが一般的ではあるのですが、実は物流業界というのはそれだけではありません。

それは、業界内の仕事のほんの一部です。今はそれだけではないところがほとんどです。

実際にトラックで荷物を運ぶということを担っているのは、個人やそれに近いような会社が請け負っていることが多いです。

理由としては、トラックの維持費が高額であることが大きな要因です。トラックと一言でいっても、費用は様々なところでかかってきます。

一例を挙げますと、車輌代、ガソリン代、オイル交換やタイヤ交換、車検、洗車、そしてドライバーさんの人件費や、場合によっては整備士の人件費などかなりの金額がかかってきます。

もちろん、自社で持っていないと困るという案件もありますので、全き車両を持っていないということは少ないでしょうが、逆に全て自社管理しているということでもありません。

よって、荷物の預かりからお届けまでの管理をするところというのは、必ずしも運搬まではやっていないということになるということです。

次に、一般的な荷物の管理だけではなく、企業が全般的に管理したい商品などを物流業界に任せていくということも行われています。

簡単に言えば、倉庫という箱物を貸すだけではなく、品物も一緒にして全てを管理するということです。

その管理を任されている商品などを指定のところまで運搬もできるので、企業にとっては、リスク管理が軽減できるというメリットがあります。

現状では、このようにただ運べばいいということ以外にも様々な取り組みをしているというのは大きな変化が生まれています。

物流業界の細かな業務内容

それでは、物流業界でどんな業務があるのかを見ていきましょう。

営業職

まずもって、売上を作るのは営業部門です。ここに100%かかってくるといっても過言ではありません。

先程から出てきている、運賃の決定や、倉庫管理であれば、顧客側がどこまでやって欲しいのかという思惑と、会社側ができうる内容との一致点や妥協点などを見つけながらやっています。

荷物の運搬でも、重量や個数などで通常価格よりも下げることもできますし、特殊性が高いのであれば、逆に割増の場合もあります。

また、少量なんだけれども、必ず到着日時が完全に指定されていて通常配送では回りきれないという場合は、チャーターという形式をとらなければいけないなどさまざまです。

倉庫管理の請負などにおいても同様、様々な知識を駆使させる必要があります。

商品がどんなものなのかやその商品を管理する温度帯やアイテム数、入出庫のタイミングや有人時間がどのくらい必要なのかなど多くの要素を考えて提案できなければいけないという難しさもあったりします。

配車管理

自社のトラックとドライバーの割り当てはもちろん、委託しているところの業者のトラックについても同様に取り扱わなければいけません。ここも担当者の腕の見せ所がたくさんあります。

例えば、当然、会社にとってはできるだけ多くの荷物を少ないトラックで回す方が効率的でもありますし、費用もかかりにくいです。また、誰かだけ極端な負担をかけたりするのも問題です。

また利益を最大限に出すために、チャーターでの依頼があったとしても、ちょうどそのエリアに通常のトラックが行けるという場合もあります。

そうなれば、わざわざ別の車を用意することなくそのチャーター便の運賃はまるまる経費を使わずして利益になります。お客さんは、指定した日時で届けばいいわけです。

そういった細かいことから、遠方の運行まで実際には車に乗っていないとしても日本中の道路状況や、曜日だったり時間帯はもちろん、高速道路の集中工事なども見なければいけません。

実は、机に向かっているだけに見えて、とても頭と気を遣わなければいけないという使命があります。

倉庫運営および管理

今では、倉庫を自社の運搬荷物だけではなく、滝行も商品などの管理も請け負っている場合があります。食品から、パソコンなどの精密機器、場合によっては超精密機械の細かい部品までさまざまです。

また、管理する商品を物流企業なので、要望のあったところに運ぶということもできてかなりのメリットがあります。

そういうことをすると、ピッキングや梱包発送など細かい業務付随してくることになります。また、管理するということは、企業からその商品を預かるということにもなります。

そうなると、棚卸しなども行わなくてはいけませんし、在庫が合わなければ、補填をしなければいけないとか、破損させてしまったなどの時も同様のことになってしまいます。

精密機械の部品などを扱っている場合、手のひらよりも小さくて10グラム程度のものでも、100万円単位の商品もありますので、本当にデリケートになる必要があります。

倉庫内での仕事の主なものは、入庫処理、棚入れ、保管、出庫が主なものです。もちろん、一人でするわけではありませんので、組織でチームで行うことになります。

10名以上で対応するということもあります。24時間対応する倉庫もあります。取り扱う内容によって大きく変わってきます。

事務系管理部門

大手の企業には、本社から別れることになる支社や支店にも総務部門や、経理部門などが在籍している可能性があります。

もちろん、その拠点で売り上げが発生する以上は請求書などを発行しなければいけません。そうなれば、当然担当を置かなければいけなくなります。

資材系の発注や社員のユニホームの管理や支払い業務に、経費などで使うことになる小口の現金管理などもあったりしますので、非常に煩雑にもなります。

会社自体の決算時期には相当なピリピリモードにもなりますし、大変なことは意外と多かったりします。よく見るOLさんのようなイメージでいるととんでもないことになってしまうかもしれません。

ドライバー

文字通り、運搬をする実働部隊です。顧客に対しての集荷もしなければいけませんし、配達もしなければいけません。時には営業担当との橋渡しをしなければいけない場面も近年では起きています。

昔のようなトラックを運転していればいいという時代はそろそろ終わりに向かっています。

また、宅配便などの個人向けの配達企業のようなところは、ドライバーが営業マンを兼任しているということも多くあります。企業によっては、「セールスドライバー」とあえて呼んでいる企業もあるくらいです。

これには、人手不足という現状もこの業界にはあるのです。そのため、一人で一つの仕事さえしていればいいというわけではなく、掛け持ちでしなければいけないということもあったりします。

物流業界の転職における現状

前項の最後でも少し触れましたが、効率化の波もあるかもしれませんが、基本的にこの物流業界は、人手不足が顕著に表れている業界の一つです。

そのため、転職先の選択肢は比較的多い方なのではないでしょうか。いわゆる売り手市場です。同業経験者のステップアップにもチャンスはあるかもしれません。

いわゆる内勤職の配車管理や倉庫管理や事務系なども、人手不足になっていて、休日も取れないという話もあります。

また、ドライバーも人手不足の波は押し寄せています。長距離のドライバーでかつ、トレーラーや特殊車両を運転できる人は重宝される傾向にあるので、ある程度安定はしているようです。

しかし、4トン車や、近隣のエリア配達をしているような宅配便ドライバーなどはなかなか安定しないようです。特に宅配便ドライバーなんかは顕著です。

配達時間に厳しいとか、いないのに再配達しなければいけないとか、地域の方に身内に送るお歳暮やお中元などをその企業で買ってもらうとかありましたね。

ノルマがあって達成しないと買わされるなどという話も聞こえてきていました。働きながら自腹を切っていたらなんのために働いているのかがわかりません。

しかし、そんなことも世の中に明らかになって、いい方向には変わりつつありますので、もしかすると、今は転職のチャンスかもしれません。

物流業界に未経験で転職を成功させるポイント

物流業界は、他の業界と同じく、経験者が有利になりますが、未経験者であっても、採用される可能性は十分にあります。

派遣会社に登録して物流業界の仕事の経験を積む

現在、派遣会社では色んな業種の物流業界の仕事が経験できます。アパレルから大型物流センター、ネット通販の大手などが派遣される会社です。

そこで仕分けから荷下ろし、梱包や出荷など様々な仕事を経験できます。経験を1年は積んだほうがいいと思います。できれば週2回は入るべきです。それから履歴書に記入すれば、面接の時に仕事経験があるということでかなり有利になるでしょう。

物流業界で評価される資格である、フォークリフト免許を取得する

物流業界でフォークリフトの免許を持っているとかなり有利で、待遇も良くなります。

フォークリフトの運転手は常に人手不足になっています。簡単そうに見えますが、じつはかなり事故が多いのです。安定した技術を持った人が優遇されます。

フォークリフトには、リーチフォークリフトとカウンターフォークリフトがあります。両方操作できれば、ますますポイントが高いです。

フォークリフトの経験が積みたい時は、派遣かアルバイトで経験を積みましょう。正社員として転職するさいは、フォークリフトは何でも乗れる経験がある人が優遇されます。免許を持っていても乗れない人がほとんどという現状があります。

人手不足なので、他の会社でフォークリフトの修行をしても1年後に十分働く場所は見つかると思います。

力仕事ができることをアピール

物流業界の仕事は、ほとんどが力仕事です。力も必要ですが、動き回れる体力も必要になってきます。力と体力があれば何とか続けられるだろうと判断する会社も多いため、運動部に所属していた人は有利になると思います。

例を挙げると、相撲、ラグビー、サッカー、野球の経験者の人は有利だと思います。

また、アルバイト経験で、引越しの作業の経験がある人もいいと思います。とにかく、力を使って動き回る物流関係。体力と力が物を言います。

部活や引越し作業の経験があるなら、積極的に履歴書に記載していきましょう。経験年数や部活の実績を記入するのも大切なことです。

たまにですが、部活の実績で面接の話しが盛り上がるきっかけになることがあるので、しっかり記入していきましょう。

物流業界の体質を見極めなければ辛い目にあうかも

物流業界は、先程来述べてきているような問題が発覚したり、してきています。しかし、なぜそんなことになってしまうのでしょうか?

それは、企業体質が基本的に今の時代とはマッチしにくいということ、システム化しているのだけれど、企業文化は非常にアナログで、仕事柄体育会系のノリが必要で、根性論になりがちです。

そうなれば、労働基準法がどうとかは関係なく、「やならきゃいけないんだからとにかく働け!」的な雰囲気になりやすいので、身体がもたないということにもなりやすいです。

荷物が多いからといえば、仕分けとかを人海戦術でやっていくしかないので、必然的に残業にもなりやすく、プライベートの予定も立てにくいなどプライベートの充実はなかなかできにくいです。

この業界の特に大手と言われる企業というのは、長年にわたってこの業界を牛耳ってこれたということもあり、昔のままで新しい風を入れようとしない傾向があります。

そのため、物流業界においては、新進気鋭のベンチャー企業というのがほとんどありません。そういったことからも、時代の先端にいなければいけない業界の一つなのに逆行してもいるのです。

しかし、裏を返せば、派手さというのは見えにくいもしくは派手さはないですが、堅実な経営をしている企業が多いというのも片方ではあります。

そういったことからも業界の中でも、拡大を続けている企業というのは以外と多いというのも一歩ではあるちょっと不思議な業界でもあります。

見極めがしっかりとできればこの業界への転職はとてもいい

この業界は、人手不足といってきましたが、そうなってしまう理由というのがある程度明らかになっている業界です。

ということは、その原因といいますか、改善すべきところがはっきりしているというとてもわかりやすい環境であるということも言えるのではないでしょうか?

立て直しが非常に効きやすい業界でもあります。

ですから、業界未経験でも、職種経験があれば、仕事は非常にたくさんあるということです。

むしろそういった違う業界の風を入れなければいけない時に今実際にきているという過渡期でもこの物流業会はおかれているといってもいいでしょう。

そして、この物流業界というのはほぼなくなることのない業界であることは間違いありませんので、古くからある企業かもしれませんが、それだけ蓄積されたことも非常に多いです。

そういったことからも、なくなるというような可能性が極めて低い業界の一つであるということですので、ある意味この業界は安定企業に入ることができる可能性が高いということです。

求人・転職サイトでも多くの案件が載っていますし、管理職に近い内容であれば、転職エージェントの力を借りることも十分可能です。

実は、この業界は新卒からは比較的避けられている業界です。かなりの大手上場企業の新卒でも10名いないとかざらです。

特に内勤は、作業員が多くなる傾向の企業になると、派遣社員やアルバイトを使おうとしまいがちです。そういうことから新卒がそこまで必要としていないということもあるかもしれません。

しかし、そうなってしまうと、人手不足は顕著になってしまうので、転職者である中途入社が多くなってしまうのは仕方ないということです。

色々ありますが、ぜひ多くの情報を得ながら失敗しない転職をしてみませんか?

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