任天堂といえば、今や押しも押されぬゲーム業界のトップになっていますよね。子どもが楽しめるためのゲーム開発に特化している…そんなイメージが強いです。

ゲーム王手の任天堂に採用されるためには、任天堂に関する知識を取り入れておくことが必須条件です。

まずは、これまでの任天堂の歴史から任天堂が開発した定番過ぎるゲームたち、さらにこれから期待できるであろうポイントまで把握しておく必要があります。

そして任天堂での仕事内容や口コミ、採用されるためにできることについても知っておきましょう。

任天堂のこれまでの歴史を振り返り、企業研究してみる

任天堂はコンピューターや玩具を主に製造・販売・開発しているの企業です。

この任天堂のこれまでの歴史について、おおまかに追っていくことにしましょう。

• 1888年…「任天堂骨牌」が創立され、花札の製造が始まる
• 1902年…日本で初めてのトランプが製造される
• 1927年…のちの任天堂社長になる山内博氏が産まれる
• 1933年…「合名会社山内任天堂」が設立される
• 1951年…任天堂骨牌株式会社へと社名が変わる
• 1953年…日本初プラスチック素材のトランプが製造され、量産が開始される
• 1959年…子ども向けのトランプとしてディズニーのキャラクターを起用する
• 1963年…現在の「任天堂株式会社」へ社名変更、室内ゲームが生産され始める
• 1965年…後にゲームボーイを開発する横井軍平氏が任天堂に入社する
• 1969年…京都府宇治市に宇治工場を建設して、室内ゲーム部門を強化する
• 1977年…後にマリオ・ドンキーコング・ゼルダなたどを開発する宮本茂氏が入社する。三菱電機と共同開発した任天堂初の家庭ゲーム機「テレビゲーム15」「テレビゲーム6」発売
• 1980年…「ゲーム&ウォッチ」が発売される
• 1981年…「ドンキーコング」発売。初めての十字キーが採用された
• 1983年…「ファミリーコンピュータ」が発売される
• 1985年…ファミリーコンピュータのソフト「スーパーマリオブラザーズ」が発売される(374万台、翌年でも383万台の売り上げ)
• 1989年…液晶ディスプレイでゲームできる「ゲームボーイ」が発売される
• 1990年…ファミリーコンピュータの後継機「スーパーファミコン」が発売される
• 1993年…「ニューファミコン」が発売される
• 1994年…「セガ・サターン」「プレイステーション」が発売される
• 1996年…ゲームボーイのソフト「ポケットモンスター赤/緑」家庭用ゲーム「ニンテンドウ64」発売
• 1998年…「ゲームボーイカラー」が発売される
• 2001年…「ゲームボーイアドバンス」「ニンテンドーゲームキューブ」が発売される
• 2003年…「ゲームキューブアドバンスSP」が発売される
• 2004年…「ニンテンドーDS」が発売される
• 2005年…「ゲームボーイミクロ」が発売される
• 2006年…家庭用テレビゲーム機の「Wii」が発売される
• 2008年…「ニンテンドーDSi」が発売される
• 2011年…「ニンテンドー3DS」が発売される
• 2012年…「Wii U」が発売される
• 2013年…「Newニンテンドー3DS」が発売される
• 2017年…「Nintendo switch」が発売される

任天堂はなんと、130年もの歴史がある老舗の大手企業だったんですね。主な部分だけ抜粋しましたが、それでもこんなにボリュームのある年表になりました。その内容も半端ないですね。

任天堂はゲームのイメージしかなかったですが、一番最初はトランプから始まっていたなんて…すごく意外でした。

そしてファミリーコンピュータが発売されたあたりから、目まぐるしい成長を遂げています。

私自身色んなゲームをしてきましたし、今では子どもたちがNintendo switchで楽しく遊んでいます。

友達と遊んだりするのにも最高なんですよね。任天堂の開発能力には本当に脱帽させられます。

任天堂で販売されたゲームで有名なものは本当に多い～売上ランキング

任天堂からはさまざまなゲームが販売されていますが、その中でも一番の売り上げがあったゲームは何なのでしょうか。ランキング形式で見ていきましょう。

• 1.ポケットモンスター赤/緑…882万本
• 2.ポケットモンスター金/銀…730万本
• 3.スーパーマリオブラザーズ…681万本
• 4.Newスーパーマリオブラザーズ…648万本
• 5.ポケットモンスターダイヤモンド/パール…585万本
• 6.ポケットモンスターブラック/ホワイト…553万本
• 7.ポケットモンスタールビー/サファイア…540万本
• 8.おいでよどうぶつの森…533万本
• 9.もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング…510万本
• 10.モンスターハンターポータブル3rd…470万本(カプコン)

10位までのランキングですが、上位9作品が任天堂という内容になっています。

1位はマリオブラザーズかなと個人的に思っていたので、ポケットモンスターがきたことにちょっとビックリさせられました。

どうぶつの森も当時めちゃくちゃしましたし、なんとも懐かしいです。脳トレーニングもやりましたよ。

任天堂のゲームソフトな、魅力的な国民ゲームが本当にたくさんあるんですね。

任天堂はさらなる活躍が期待できる企業

任天堂はこれまでさまざまな開発をしてきた企業であることが年表からも分かりましたが、これからもさらなる期待ができると言えるんですよ。

家庭ゲームだけでなくアプリにも力を入れている

2016年7月にポケモンGOのアプリがリリースされましたよね。スマホのGPSの機能を使ってポケモンのキャラクターたちを捕獲し、バトルしていきます。育成や交換もできますよ。

ポケモンGOは親子で楽しめるゲームということで、私もインストールして親子で楽しませてもらいました。このアプリは車で移動するのはダメだったので、基本的に歩かないといけなくて。

親子で近所を歩き回って、ポケスポットをまわっていましたよ。ポケモンを見つけるとちょっと焦るんですが、うまくモンスターボールを投げてゲットできると大喜びでした。

捕まえたポケモンやトレーナーのレベルをも上げていくことで、ハイパーボールなど色々なアイテムをゲットすることができます。

最初のころはポケモン人口がかなり多かったですし、それでポケスポットに集まっている人たちもすごく多かったですよね。あれはまさに社会現象でした。

マリオブースがUSJに登場することでさらに人気はうなぎ登りになるだろう

2020年にUSJにマリオワールドが出現するということで、ついにあのマリオのブースで遊べる！ということでマリオファンが狂喜しています。

アトラクションには「SUPER NINTENDO WORLD」という名前がついていて、マリオのゲーム内のキノコ王国がテーマになっているんだとか。

アトラクションが複数と、レストランやショップまでも登場するということで、これは絶対行かないといけませんね。

マリオが解禁されると今よりさらにUSJが混むことになるでしょうから、それだけがちょっと心配要素です。

任天堂での仕事内容やそれぞれの部門を知ろう

それでは、ここから任天堂での仕事内容についてそれぞれ紹介していきますね。

製作企画

この部門では、ゲームのアイデア作りをしています。ゲームを1から作り出すということで、いかに面白い作品を発想できるかということがポイントになってきます。

ただ、ゲームによって任天堂の社員が独自に作り上げたものと他のメーカーと協力して作る場合と、さまざまなケースもあるんですよ。

どちらしてもこの部門では、自分の考えた遊びのアイデアを自信を持って発信していくことが大事になってくるんですね。

この部門で働いている人たちも細かく分けることができます。

理工系の部門

こちらは任天堂の大きなシステムを技術でしっかりと支えてくれる部門になります。

• ゲーム開発…プログラム作成やソフトの品質管理
• ネットワークサービス開発…インターネットサーバーや無線に関する機能の開発
• システム開発…オペレーティングシステムやプログラミングシステムなど幅広い開発
• 社内ITシステム開発…社内のシステムに精通した上で社外の関係者とコミュニケーションを取る

まさに縁の下の力持ちですね。システムに異常が起こらないように、常にチェックしてくれている頼もしい存在です。

デザイン系

ゲームを製作するのに欠かせない部門として、デザイン系の仕事は多岐にわたっています。

• グラフィックデザイン…ゲームのパッケージからキャラクター関連の商品・広告などのデザイン
• ゲームソフト制作…キャラクター・敵・ゲーム内のマップ・フォント・エフェクトの制作など
• ハードウェア制作…ゲーム周辺機器のデザインを使い勝手などを考えて制作する

どれもとても細かい作業で欠かすことの出来ないものになります。これだけのたくさんの人たちが関わることで、あのグラフィックが完成しているんですね。

サウンド系

サウンドもゲームをする上で大切なものですよね。それぞれのゲームによって音楽や効果音などは全く違いますが、これも細かく制作されているんです。

• 効果音制作…プレーヤーが手応えを感じられる効果音を作成する
• 楽曲作成…ゲームの世界観やプレーヤーの気持ちが伝わるような楽曲を作成する
• サウンドコントロール…ゲーム内の音楽や効果音が流れるタイミングをプログラムする

このように、とても細かいプログラミングが合わさってゲームサウンドを作り出していたんですね。

事務系

続いて、任天堂での事務の仕事を担っている部門になります。

• 法務…株主総会運営・法規制に適合しているかの調査
• 経理…納税・製造原価の算出・財務諸表作成
• 人事…処遇や福利厚生などの運用・人材育成
• 知的財産…商品の著作権や特許などの
• 通訳…主に海外の関係者とゲームソフトの開発をする
• 営業…商品のマーケティング・問い合わせの対応など
• 資材購買…任天堂製品の制作に必要な資材を管理・調査・交渉なども行う

経営に関することや商品を売り出すために働きかけたり、しなければならないことはとても多いです。

このように色んな部門の社員さんが働いているので、任天堂は素晴らしい作品を生み出すことができているんですね。

実際に任天堂で働いている人の口コミ傾向とは

任天堂の年収は30代に入るあたりで700万円になるとされています。年功序列の特徴が出ている任天堂ですが、福利厚生や残業についてはどうなのでしょうか。

実際に任天堂で働いている人たちの口コミ内容を見てみましょう。

• ゲーム業界で見てもかなり良い待遇が受けられる
• 部署によって違うが、当たりの部署なら色々な新しいことにも挑戦できる
• 世界規模で仕事を展開していて、貴重なソフト開発に関わることができるのは素晴らしい
• 部署によっては保守的で意思決定が遅い
• 休みや育休も取りやすいので助かる
• 一般的な福利厚生はあるが、もっと面白い取り組みを何かしてほしい
• 大企業だからとにかく安定感がすごい

やはり、任天堂でもらえる給料は他のゲーム会社に比べても金額が高めになっているんですね。

一般的な福利厚生もしっかりしています。しかし部署によってはなかなか新しいことに挑戦しづらい…という内容もありましたね。

やはり様々な部署があるので、なんで自分の好きなようにはならないかもしれません。

でも任天堂のゲームを開発できるという喜びを、ゲームが好きな人なら必ず感じることになるでしょう。

任天堂に採用されるための条件とは

では、任天堂に採用されるための条件として求められていることは何でしょうか。

• 自信を持って物事にとりくむこと
• 日々の仕事を楽しむ心意気
• ゲームの魅力をどのように伝えられるかを考える
• 従来と違うということに価値を見いだす
• 任天堂の商品で人々を笑顔にすること
• さまざまな知識を兼ね備えた個性のある人材

人から面白いと心から感じてもらうために、個性豊かに商品を作り出せる人材が求められているんですね。

それにはゆるぎない自信を持っていることが前提になってきますし、人を喜ばせたいと思う気持ちも必要になります。

任天堂に採用されるためにしておくべきこと

それでは、ゲームに特化した任天堂に採用してもらうためにはどんな事をすれば良いのでしょうか。

• 社会の常識として服装や言葉遣いを徹底しておく
• 任天堂についての知識を取り入れておく
• 自分の気持ちやこれまで培ってきたものを自由に表現できる能力を育てておく
• ユニークな発想力、独創力、柔軟な思考ができるようにする
• 海外とも仕事をすることになるので英語力はやはり必要
• 一般的な勉強以外に自分のセールスポイントを作っておく

社会に出ていく上で基本的な礼儀作法や服装のマナーを守るのは当然のことですし、それに加えて任天堂の知識も必要になります。

常にゲーム業界に精通しておく必要があるでしょう。さらに新しいゲームを開発する上で独創力や発想力は欠かすことができません。

さらに英語ができる力や、自分に自信が持てるセールスポイントがあるなら、それをしっかりとアピールすることができるでしょう。

任天堂は大手のゲーム企業。採用されるためにしっかりと準備しよう

任天堂は、誰もが知っている大手のゲーム会社です。100年以上続いた歴史も持っており、これまでのゲームソフトの売上もとにかく特化していると言えるでしょう。

任天堂に採用されるために、しっかり任天堂やゲームについての知識を取り入れ、独創力を育てておくことは大切なことです。

任天堂のゲームで初めて遊んだ時の、子どもの頃のあの感動を忘れないようにしたいものですね。

ゲーム機、玩具に携わって仕事をしたい方は、こちらの企業の情報もどうぞ。

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