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無職から就職するには。採用率をあげる方法&無職期間の言い訳例
一度無職の期間を経てからの就職…その難易度はただの転職に比べて日にならない程難しいものです。
多くの事が不利になりやすい中、いったいどうすれば無事に就職を果たすことができるのか、やってはいけないこともおさえつつ、まとめていきたいと思いますよ。
▼目次
無職からの就職・転職はハードルが高い
とにかく無職の期間が長くなればなるほど再就職や転職は困難になっていきます。
なぜ困難・不利になってしまうのか。その理由をいくつかピックアップしてまとめていきます。
履歴書を埋めることが出来ない
無職の期間があると履歴書欄や職務経歴書などに職歴を書くことが出来ません。
ひとつふたつ書くことが出来たとしても、多くの事を書くことはできないでしょう。
そうすると空白が目立ち、レジュメとしてあまり見栄えがよくないものになってしまいますから、その時点で不利になります。
アルバイトでも構いませんので、何かしら少しでも働いた期間があれば書くようにしましょう。どうしても書くことが無ければ、やはり空欄で出すしかありません。
面接で言えることが少ない
多くの仕事を経験していればその分面接で言えることは格段に多くなります。
例え一社しか働いた経験がないとしても、その企業に長く勤めていればまだ言えることは多いかもしれません。
ただやはり無職の期間が出来てしまうと、その記憶もドンドン薄くなってしまい、言えることは少なくなってしまいます。
アピールできるポイントが少ない点は、就職の成功率を大きく下げてしまいますね。
空白の期間何をしていたか
無職の期間、それは履歴書には書かれない期間です。
それが1年、2年となればどんどん空白の期間が生じます。何が問題かというと、その空白の期間何をしていたんですか、という面接時の質問に答えるのが大変になってくるという点です。
遊んでいたと答える訳にはいきませんよね、なにか勉強をしていたのか、独立しようとしていたのか、身体を休めていたのか、理由をしっかりと用意しておかなければいけません。
そこがちゃんと詰めて考えてない場合、すぐ質問攻めされて答えられなくなってしまいますから、準備を整えておきましょう。
正社員採用が難しい
いざ無職から再就職しようと思った時、いきなり正社員の道を目指しづらいというのも厳しい点の一つです。
中途採用をしている企業は、即戦力となる人材を求めている場合が多いです。その点で無職の場合、何も経験がないために育成からスタートしなければなりません。
その負担を負ってまで正社員採用する企業は多くは無いでしょう。よほど良いアピールが出来ないと簡単な道ではありませんね。
仕事を辞めてから転職先を探す場合は、ブランク(無職期間)が長引かないよう効率良く転職活動を勧めましょう。
仕事を辞めてから転職活動をする場合のメリット・デメリット
無職から就職するために!少しでも採用率を上げるために必要なこと
ではそんな難しい中で少しでも採用率を上げるためには何をすればよいのでしょうか。
可能性を引き上げるポイントはいくつかあります。諦めずに、ここでまとめることを見なおしてみて下さいね。
何を目的に就活するのかを決める
無職から社会復帰したいと思うのであれば、どこまで自分が行きたいのかを考えるのが大事です。
例えば人によってはアルバイトで毎月10万ほど稼げれば良いという方もいるでしょう。でも家族を自分で養っていきたいと思うのであれば、月収だけじゃなく福利厚生も気にしていく必要がありますから、正社員を狙っていかなければなりません。
独立の夢も持っているのであれば、アルバイトから初めて、資金を少し貯めてから独立するのも一つの道としては全然あると思います。
自分が何を目的に就職するのか、就活するのかを煮詰めるようにしてみましょう。
いきなり正社員を敢えて目指さない
採用率を上げること、要するに早く働きたいということがまず第一に目標なのであれば、正社員を敢えて目指さない道もあります。
アルバイトで1年やって正社員になるという方も沢山いますし、会社としてもそういった現場を経験している人の方が正社員になった時に重宝するという所は多いです。
いきなり正社員ばかりを狙って不採用通知ばかりになるよりも、採用率は非常に大きくなるでしょう。
無職だからって必要以上にネガティブにならない
無職である自分に対してネガティブにならないことも、採用率を上げるためにはとても大切です。
この期間何をやってきたの?何かできることあるの?と質問された時に答えられない自分が嫌になってしまう、可能性全てを否定されているような気持ちにもなるでしょう。
でも無職というのは可能性がないということではありません、まだまだやったことの無い方が多いはず。ほとんどの業種が未経験であるというのは、他の人と比べてもそう変わりありません。
だからこそポジティブに、強気で行きましょう。自分にもまだまだ出来る事があると思うことが採用への第一歩ですから。
無意味に資格取得に時間を使わない
無職の間に何を学び、どんなことをして過ごしましたか?という質問への対策として、最も多いのが『資格取得に時間を使っていた』と答えようとすることです。
この場合そう言える資格というのは、それ相応の難易度が必要になってきます。
国家資格だったり、現場で重宝されるような専門的な資格…得てしてそれは難易度が高く、取得できれば大きいですが、落ちる確率も大きくなります。よほど勉強しなければ取れない、というアピールになりますから、取得できれば理由としては間違っていないでしょう。
ただ、少し勉強したくらいで取得できるものに関して言えば、それは口実として言っているなという印象しか受けないことが多く、マイナス点になりやすいです。
もし取得するなら仕事に役立つ資格や免許を。難易度が高い資格はもちろん、仕事に役立つ資格を選んで挑戦すると、仕事の選択肢や活躍の場も広がります。パソコンスキルや自動車免許だって大いに役立ちますよ。
就活サポート事業を使うのも一つの手
無職からの就職はひとりで続けるのには心が折れる方も多いです。
そういった時にサポートしてくれる就活サポート事業というものがありますから、それを利用してみるのも良いでしょう。
どういった利点があるのか、ここで少しまとめていきます。
カウンセリングやアドバイスを受けられる
就活サポートは人対人になりますから、実際に悩んでいる事を話して、カウンセリングを受けつつ、アドバイスも受けることが出来ます。
ひとりで考えたり友人に相談するくらいでは得られないような、要するに企業が欲しがっている声を聞くことが出来ますから、利点は大きいでしょう。
未経験業種を多く案内してもらえる
ネットの求人でも未経験者歓迎などのうたい文句は多く見ますが、その中で実際に無職から採用してくれる企業というのは少ないです。
その点、就活サポートはこれまでの経歴も踏まえたうえで採用率の高い企業をあてがってくれますから、安心ですね。
書類を無駄にたくさん書いて落とされるということも少なくなるわけですから、時間効率も圧倒的に良いです。
面接対策などをサポートしてくれる
無職の人が就職を狙う際に不安な面接の際の質疑応答。
どういった答え方をするのが正解なのか、どういうことを言ってはいけないのか。その辺りを細かく教えてくれますから、助かる部分は多いです。
自分で受けているだけでは、落とされている理由もいまいちわからないままですが、サポートを受けていればその理由が分かるため、少なくとも同じ理由で会社を落ち続けるということは無くなるはずですよ。
プログラミングなどを教えてくれることも
サポートしてくれる企業によっては、就職支援として現場で使えるレベルのプログラミングを教えてくれるところもあります。
専門的な知識をひとつつけることが出来れば、選ぶ業種も広くなりますから、受け口が大きくなり、総合的な採用率は一気に跳ね上がるでしょう。
社会復帰をいち早く目指すのであれば、こういった就職支援を受けるのも大事です。
無職期間がながい人へ…言い訳の例
無職の期間が長いと、いざ就職をするときに突っ込まれますので良い理由が必要です。
療養と羽を伸ばす時間だった
例として以前働いていた会社でのことを話に出しましょう。
周りの人も心配して休憩や有休の取得をするように、勧めてくれましたが、私自身が仕事を楽しくて仕方なく感じ、夢中になって働いていたため、休憩や有休を取らずに働き続けていました。
しかしその仕事好きが祟ってしまい、やや体を壊してしまい、逆に仕事に打ち込めなくなって前の会社を退職しました。
そのときに気づいたのは、休むことや外を見ることはとても大切だということです。
また、これまで自分自身が仕事以外のことを見ていなすぎて、とても世間知らずだと解りました。それもあり長期間を使って、まずは体を休めること、そして視野を広げるために旅行に行ったり、仕事以外の時間をつくっていました。
無職の期間を有効的に使ったということがポイントです。ただ、前の会社で無理やり働かされたというような言い方はやめましょう。
あくまで自分が頑張りすぎたということにしないと、「本当に精神的にやられたのではないか」と不安を与えてしまいます。
勉強やボランティアに取り組んでいた
単に無職でいましたと言っても印象が悪いだけです。やはりその間には前向きになにかに取り組んでいたことを話すことが良いでしょう。
そこでいろんな勉強をしていたということが良いです。「とても興味があることがあって、図書館や専門機関に足を運んで調べていました」という感じであれば悪い印象はありません。
逆にその時間を生かしたという感覚になりますね。その他にもボランティア活動に参加して、いろんな立場や状況の人に触れたことも素敵な話になります。
ボランティア活動となれば遠くまで行って何日も滞在するなんてことも普通です。そうなれば理由付けには通ります。さらに地域貢献のためにいろんな活動に参加していたことなども言い訳としては成立するでしょう。
様々な地域の活動に参加していたと話せば、逆に感動されたりもします。その無職の時間を悪い時間ととらえずに、なにかに夢中になって打ち込んでいたと伝えることが大事です。
前の会社を辞めたことをチャンスと捉え、自分にとって前向きな時間を過ごしていたと堂々と話すことができれば、誰も変なイメージを持つことはないでしょう。
無職からの就職はハードルは高いが十分に望める
ここまで読んで頂くと、無職からの就職というのはやはり難しいということが分かると思います。
ですが決して無理ということはありません、ここまでまとめてきた中でやってはいけないこと、優先的にやるべきことが少しは見えたと思いますので、それをこれから実践してみて下さい。
十分に可能性はある、そう思ってポジティブに就活することを心がけて下さいね。
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