NTTデータの年収は800万越え!緩やかな上昇傾向で初任給も安定?

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NTTデータは固定電話の最大手NTTグループの基幹企業の一つで、IT関連やデータ構築関連を主要領域としている企業になります。

システムインテグレータを基盤としていて顧客が持つ課題や問題意識を、ITの観点から解決を図ることを基本事業としています。

古くは固定電話のネットワーク技術や、NTTグループという通信系コングロマリットのシステム領域の課題に対応することで培われたノウハウにより、大規模のシステム構築・課題解決などに強みを持つ企業です。

今回は、そんな大手システムインテグレータ「NTTデータ」の年収や賃金カーブイメージにスポットをあて解説しました。

H30.3有価証券報告書による最新の平均年収は820万円

一番最近の、H30.0有価証券報告書によると、社員の平均年収は820万円、従業員の平均年齢は38.4歳、平均勤続年数14.7年となっております。

ちなみに、近年の年収を合わせて確認すると、

  • 平成30年:820万
  • 平成29年:812万
  • 平成28年:812万
  • 平成27年:807万
  • 平成26年:792万
  • 平成25年:798万
  • 平成24年:793万
  • 平成23年:788万

上記のようになっており、概ね横ばいないし緩やかな上昇傾向をたどっております。

NTTグループのIT部門の業務を基盤に、大口のプロジェクトを中心に展開することで業績は安定しているといえ、今後も年収の低下リスクは低いと考えられます。

これを同業である「情報通信産業」というくくりで見てみると例えば平成28年度の812万円は38位となります。ただしこのカテゴリにはテレビ局なども含まれるので、上位にテレビ局が多く入ることでやや順位を押し下げている感があります。

「ITサービス関連」で調査したものでは、非公式なのではあるのですがの8位となります。ちなみに全上場企業の中ではH29年度時点の年収で273位タイ/3436社中になります。さすが大手とあって、平均年収は高めと言えるでしょう。

年収が近い企業としては、同業では大塚商会や新日鉄住金ソリューションズなどが該当します。一方、同業で最も高い部類に入るのは野村総合研究所、三菱総合研究所、日本オラクルでいずれも1千万円台となっております。

また同業というくくりをなくすと上記H29年度ですと、参天製薬、島津製作所、石油資源開発といった企業が近い平均年収になります。

また、地域というくくりで見ると東京都内に本社を構える企業の中ではH28年度で215位となります。

NTTデータの生涯年収は3億円強

続いてNTTデータの生涯年収ですが、こちらはH29年度時点で3億1132万円という計算結果が出ています。同年の上場企業の中では129位という結果になっています。

巨大コングロマリットの一員にも関わらず、上場企業の中ではやや平均年齢が若い部類に入るので、平均年収よりも生涯賃金のランキングはやや高い金額になります。

ちなみにこちらは「ITサービス」でくくった調査は実施されていない様ですが、情報通信産業の中では29位となります。

こちらも平均年収同様、どうしてもテレビ局が上位を占領してしまう状態ですが、やはり上場企業ランキング同様、平均年収よりややランキングが上がります。尚、地域別についても同様で、東京都内では131位となります。

このように平均年収自体も決して低くはないですが生涯年収で見ると、より好待遇の企業と言えます。尚、情報通信産業の平均は同じくH29年度時点で2億3722万円となりますので、NTTデータは平均より大きく上回っている企業です。

一方、同業の最高値については朝日放送の5億2538万円がトップで唯一の5億円台です。

マスコミは業務内容として乖離がありますので、よりNTTデータに近いビジネスが主軸になっている先ですと、野村総合研究所(全体7位)が4億3159万円となります。その他、日本オラクルや三菱総合研究所も3億円台後半になっています。

情報・通信業主要企業の生涯年収ランキング

  • 1位 朝日放送:5億2538万8355円
  • 2位 フジ・メディア・ホールディングス:4億8397万6563円
  • 7位 野村総合研究所:4億3159万777円
  • 8位 東京放送(TBS)ホールディングス 4億3119万777円
  • 13位 日本オラクル:3億7660万348円

NTTデータの初任給や年収カーブ

さて、この章ではNTTデータの初任給や年収の上がり方について解説したいと思います。まず、NTTデータの最新の初任給は以下の通りになっています。

  • 博士了 295,370円
  • 修士了 246,820円
  • 学士卒 220,320円
  • 高専卒 191,110円

ここから年収をシミュレーションしてみましょう。NTTデータはかつての公営系の企業であるNTTを母体としているので「まったり」と思われがちですが、その実、システムインテグレータが主体ということもあり、比較的激務であるようです。

一定の年齢からみなし残業が付くので、この「30時間残業」を前提に計算してみます。賞与は際立って年収に対して高い企業ではなく、入社直後はさほど高い賞与はもらえないことを勘案し、基本給1か月+2か月=基本給3か月分で計算します。

本来入社年は4月入社となり4~12月しか給与が発生しないため年収が低くなりますが、比較しやすくするように「年換算」して算出します。すると、月給が27.5万円*12+賞与3か月分66万円=397万円となります。

1年目の月収・年収としては決して安くない一方、年収ランキングで上位になるような企業には及ばない、というところになります。

次に、年収の上がり方を二つの側面から見てみましょう。

まずはシミュレーションに基づく算出ですが、こちらは公開されている情報を基に、いくつかの前提を置いて計算してみましょう。生涯賃金を用いるので、H29年度の3億1196万円を用います。

また、「平均年齢で平均年収に達する」、定年は65歳(この会社の定年は現在65歳のようです)、40歳までは概ね一律に上昇、40~50歳は上昇幅が緩やかになり、50~55歳は横ばい、55歳で54歳の85%になり、その後横ばいになります。

60歳で59歳の70%になるという想定で計算しております。また、36歳以降は管理職になり残業代がなくなると仮定しております。その結果が以下の通りです。

年齢 年収(万円) 賞与(万円) 残業(万円) 基本給(万円)
22 396 66 5.5 22
25 474 99 6.2 24
30 604 127 7.9 31
35 734 154 9.6 38
38 812 203 50
40 843 210 52
45 869 217 54
50 884 221 55
55 751 187 46
60 526 131 32

このシミュレーションによると年収の最高は884万円、そのときの月給が55万円程度となります。

一方で、実際には人それぞれの昇進具合により各々年収は異なってくるかと思います。おそらく順調に出世する方なら1千万円に到達する人もいるとは思います。

実際の昇進と年収のイメージとは

続いてはそうした個人の差をとらえるべく、各種サイトや知人から聞いた話等を基に、年齢/役職別の年収イメージなどを整理してみたいと思います。

学卒/院卒/博士卒それぞれの初任給は年収390~460万円。初任給はごく一般的な水準(上記の通り)。差が出るとすれば残業代だが、概ね上記水準に収まります。

賞与はやはりもらえて年間3か月分程度というところになります。このほかに多少の手当てがあるようですが、上記の年収を大きく押し上げるほどのものではありません。

学部卒で6年目28歳年収570万円~600万円程度になり、このころから初の役職である「主任」に到達します。なりたてで基本給は30万円程度になり、ここから上記の算出の前提にもなっている「みなし残業代30時間分」が付与される模様です。

一方30時間以上の残業をしてもなかなか申請しにくい環境との噂もあり。社内制裁が入るほどの余程のことがない限りは6年目で昇進か、せいぜい1年遅れ程度とのことです。

概ね最低5年程度は主任のポジションで、基本的には年次昇給するが、少しずつ上昇ペースにばらつきが出始める模様です。

学部卒10-13年目32-35歳で年収700-750万円程度になります。課長代理(係長クラスのイメージ)に昇格し、最短で昇進した場合の当初の基本給が35万円程度です。

その他は主任クラスと同じ。総合職であれば到達しない社員はあまりいないが、主任クラスと比べて大分昇進タイミングにばらつきが出始めます。また一定程度の社員がこのポジションでキャリアを終えるようです。

学部卒16-23年目38-45歳で課長に昇格した場合は年収940-980万円になります。ここから残業代がつかなくなります。

上記シミュレーションと大分乖離するのは、このポジションにつくタイミングにばらつきがあり、社員によっては到達しないままキャリアを終えるからです。

最短38歳で昇進する人は10~20%程度と狭き門で、もちろんさらに上に進むには基本的には可能な限り早いうちに昇進することが求められます。この辺りから賞与は実際には業績との連動性が高くなるとのことです。

学部卒23-28年目45-50歳で部長に昇格すれば年収1280-1310万円になり、いわゆる名前上の部長と、本当に部を統括する「統括部長」がいるようで、ここでは前者を指します。

それでも部長になるのはかなり難しく、イメージ同期の中で5%がなるかどうかという程度です。

学部卒28年目50歳~で統括部長になれば年収1400万円程度にはなります。上記の部長の中から統括部長に昇格したときの年収です。

もちろんさらに狭き門で、若いうちから部長になりしっかり成果を上げた社員だけが到達する水準とのこと。

大まかな範囲で役職・年齢・年収の関係を整理すると、出世すれば1000万円に到達することは可能であるものの、少なくとも課長まで昇進する必要があるため、決して誰でも1000万円に到達するというわけではないようです。

一方、みなし残業代になるタイミングからは部署・季節によっては激務だといううわさも聞かれるため、賃金が労働に見合っているかどうかは人により解釈に差がありそうです。

年収1000万台は出世が必要かも?

今回はNTTデータの年収について分析してみました。上場企業の中では高い部類に入るものの、1000万円台に到達するには、それなりに出世する必要があるようです。

転職を考えている方、新卒採用を受けようと考えている方は、こちらの内容を参考に、自身の人生設計を考えていただければと思います。

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