IBM採用のための選考と対策。顧客に寄り添う人間力が求められる

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日本IBMで社員として働きたい。希望を抱いている学生や社会人の方も多いでしょう。外資系の会社でキャリアを積みたい。

IT系でキャリアをつみたい、来るべきAI時代に向けての仕事をしたいなど、高い志をもっているのではないでしょうか。

受験希望者の志と同じように高い同社の採用試験倍率。それを勝ち抜くために取ることのできる対策や同社が求める社員像、求められるスキルなどをまとめました。あきらめず、夢への一歩を踏み出しましょう。

新卒採用の概要

新卒採用においては、例年実施されております。学歴ではなく、スキルで勝負となっておりますが、基本給実績で分かる通り、高専卒以上がメインとなっているようです。

基本給の2017年度実績は以下の通りです。

  • 修士了:月額 291,300円
  • 大学卒:月額 279,400円
  • 高専卒:月額 252,100円

新卒採用者の採用フローと対策

続いて新卒採用者の採用フローと対策を紹介します。

IBM共通マイページ登録

エントリーシート提出

WEBテスト受験

書類選考

面接(複数回)

内々定

内々定をもらうまでに複数回の面接が実施されることとなっており、グループディスカッションでは6名~10名が一つのグループ単位となります。

将来独立するならどちらが良いかというテーマに基づき、特定の業種に関して議論を交わすといった形式でグループディスカッションが行われたこともありました。

ビジネスの捉え方や、他者とのコミュニケーションの取り方を評価していると見て取れます。

また、最終面接は3名の役員と90分間の質疑応答を受けたとの受験者からの情報もあり、大手企業の最終面接時間としては比較的長い方だと言えます。

グループ面接でコミュニケーション力を発揮した上で、最終面接でいかにこれまで取り組んできたことや、日本IBMに入社後やってみたい業務をアピールできるかが採用試験突破の鍵となります。

次の項目で面接対策にもなる同社が設ける制度の活用についてまとめます。

インターンシップ制度の活用

新卒採用者が採用される為の近道はなんといってもインターンシップへの参加と言えるでしょう。インターンシップ制度の内容はワークショップ、プロジェクト体験、就業体験、報告会、先輩社員との座談会などです。

短いプログラムで3日間、長いもので3ヶ月間です。場所は東京が中心ですが、中には大阪で開催されるものもあり、日本IBMの受験を希望している方はチェックしてみるとよいでしょう。

地方から出席する学生にとっては交通費、宿泊費もかかりますが、参加するべきメリットがインターンシップにはあります。

  1. 実際の職業を体験できる。
  2. インターンシップを通じて、目指している職種が自分にあっているか判断することができる。
  3. OB、OG訪問をすることなく、IBM社員の方の話を聞くことができる。

職業体験では、IBMのAIを使った開発や、実際の事例に基づいたコンサルティングの戦略立案など、入社後の業務のイメージをつかむことはできるものとなっています。

実施プログラムの概要と期間は以下の通りです。

  • AIを使ったIBMの最先端技術体験(3日間)
  • 戦略立案や実現を体験するイノベーションコンサルティング(4日間)
  • AIシステム提案サポート(5日間)
  • お客様の計画に寄り添う営業体験(5日間)
  • 事業運営や変革に対する業務体験(5日間)
  • 製品開発エンジニア体験(5日間)
  • 開発体験を行うテクノロジーソリューション(5日間)
  • コンサルタントなどの業務を行うエクスペリエンス(10日間)
  • ITスペシャリスト実務を行うファシリティーサービス(10日間)
  • ITスペシャリストとしてハードウェアをお客様に提供する体験(10日)
  • メインフレームの技術者業務体験(3週間)
  • マーケティング立案と社内外広報体験(最長3ヶ月)
  • IBM東京基礎研究所での研究業務体験(1ヶ月~3ヶ月)

インターンシップでは会社研究やOB訪問だけでは得ることのできない経験を得ることができます。

これを単なる経験だけで終わらせず、業務体験を感じた改善案や自身が入社後にやってみたいことをまとめておくことは、これ以上ない面接試験の対策となり得るでしょう。

キャリア採用の概要

キャリア採用に関しては積極的に実施をしており、通年を通して行なっています。中途採用と呼ばず、あえてキャリアをうたっていることも、これまでの経験を重視している事をものがたっています。

新卒採用と異なり、給与面が明示されていないことからも各人のキャリアや能力、事業への貢献度に応じて給与が支払われることを意味しています。

キャリア採用者の採用フローと対策

組織を知る

職種を探す

ホームページ上で応募する

書類選考

面接(複数回)

キャリア採用上記のフローとなっており、新卒採用で実施されるWEBテストの実施はありません。

キャリア採用者の募集職種は以下の通りです。

  • コンサルタント
  • 内容IBM自社の事業変革経験をもとに顧客の変革をサポートする業務
  • プロジェクトマネージャー
  • 内容 IBMのAIを活用した金融、保険、郵政などのシステム構築
  • ITアーキテクト
  • AIやクラウドのアプリケーションサービスの提供

ホームページ上では随時情報が更新されていますので、転職を思い立った時に希望の職種があればすぐにアクションを起こすのが良いでしょう。

キャリア採用の中の注目職種は?

IBMのキャリア採用の募集職種の中でもっとも注目すべきはコンサルタントだと言えます。

同社の持つAI WATHONを活用した顧客のシムテムの改善提案やIBMという会社の看板で個人のコンサルタントとでは担当することのできない大きな案件に携わる事ができます。

またIBM時代が大きな業務改革に取り組み事業を一新した会社であるという経験を活かして顧客への改善提案を行う事ができるという強みもあります。

2000年代初頭、IBMのイメージといえばノートパソコンThink Padでした。ビジネスマンや開発者が机上に出すノートPCはこのブランドが多く、できるビジネスパーソンの必須アイテムの一つでした。

同社の社員がこのPCを片手に商談する様子は同じ東京で働く者の目から見ても眩しく映りました。しかし、同社はパソコン事業を売却し、15年も経たないうちにハードメーカーからシステムIT系へ大きく舵を切りました。

同社が大きな改革を行った経験はその後のコンサルティング業務にも反映されています。

お客様へのITを用いた業務改善提案を同社のコンサルタントは積極的に行っています。製造業において、実際にモノを生み出す直接部門の現場改善は最も重要です。

しかし、それと同時にスタッフ部門である人事や購買などの生産を行わない間接部門の業務効率を上げ、費用を抑える事は会社の利益を創出する為もまた非常に重要です。

IBMでは自社の業務改善経験を活かし、製造業の企業に対し、自社の開発したクラウドサービスを用い、事務処理の集中化を実現しています。

また、AIプラットフォームを活用したIBM Watsonで採用試験のエントリーシートの選択にかかる時間75パーセント削減し、採用に業務を大幅に改善した実績もあります。自社の経験と強みを生かしたコンサルタント業務は他に類を見ません。

よって、現在コンサルタント業に携わっており、同業で転職を考えている方だけでなく、同社の提示する条件に合致する項目がある方にはぜひとも挑戦して頂きたいと考えます。

IBMコンサルティングの社内風土と求められる社員像

同社のコンサルタント募集においては、いくつかの条件がありますが、重視されているのは経験豊富であることです。

メディア業界、通信業界向けのコンサルタント募集時の具体的な経験は以下の通りです。

  • メディア制作情報コンサルタント
  • メディア制作IT企業やメディア企業での営業経験者
  • 通信業界のシステム設計に携わった経験者
  • 通信事業者やICT事業者での実務経験者
  • その他通信業界領域における経験・知見をお持ちの方
  • 高いコミュニケーション能力、理解力、IT全般の知見・経験

その他、あればなお可とされている資格等は下記の通りです。

  • コンサルティング経験者優遇
  • TOEIC730
  • ビジネスサポートシステム設計経験者

外資系企業のイメージですが、TOEICがキャリア採用において必ずしも必須ではありません。

業務に活かせる経験を持っていれば、英語力で受験自体をあきらめる必要はないといえます。

IBMコンサルティング部門の社内風土と求められる社員像

外資系メーカーによくあるドライでドラスティックなイメージ。IBMのコンサルティングの社内風土は必ずしも上記には当てはまらないようです。日本IBMの名前の通り一部では年功序列なども日本企業的な一面もあるようです。

人に対して教えたり、教わったりという知識を共有し合う風もあり、人材を人財と呼ぶ事が示しているように本人の適性や希望に応じて適材適所に配置するなど、社員を大切にする文化だと言えます。

外資系イメージ通りといえばダイバーシティへの対応で女性マネージャーの登用実績もあり、女性社員が育児による急な休暇を取得することすら、リスク管理のシミュレーションとして捉えて業務改善に転換しています。

女性が働きやすい職場とは。求められる制度とライフイベント毎の対策

働き方の改善は育児中の女性だけでなく育児を共に行う男性社員にとってもメリットがあり、部門としての取り組みも行っています。

また、LGBTへの理解をホームページ上でうたうなど、先進的な気質があります。

中途採用者の昇進が生え抜きの新卒採用に比べ遅くなるという暗黙のルールがある企業もありますが、同社では実力に応じて新卒採用と同じもしくはそれ以上のスピードでの昇進も可能です。

キャリア採用入社で入社した社員が入社3年目でプロジェクトマネージャーを任された事例もあります。

このような先進的かつ挑戦的な風土ですから、求められる社員像は常に変化に対応ができ、革新的なアイデアを具現化できる人財であるといえます。

当然ながら業務の面では顧客の社内の問題に切り込む為、顧客のスケジュールや納期に合わせて働くこともあり、ハードな局面もあります。

自社での働き方改革にも取り組んでいる同社では残業で埋め合わせをするのではなく自身の業務効率をアップすることも求めています。

よって、経験や資格だけではなく、自分自身も常に改善し、進化変化に対応できる事が求められているのです。

必要なのはお客様に寄り添える人間力

上記でも記載した通り、IBMのコンサルティング業務の強みは自社の業務改革実績や、AI技術、ITシステムを用いて顧客の業務改善を行うことができる点にあります。

しかし、顧客の業務改善を行う為には顧客が抱える問題点を吸い上げる必要があります。

いっけんメリットばかりかのように考えられがちな業務改善ですが、実務を行なっている現場の社員にとっては自分の仕事が一時中断や停滞することに繋がります。

また、今までの慣れたやり方で継続する事を好む社員も一定数存在します。自社が依頼した業務改革であっても現場の社員からしてみたら必ずしも喜ばしいものではないのです。

そういった環境に外部の会社のコンサルタントとして介入するのですから、改革を行う事によりメリットやそれによって実務がどのように変わるかを説明し、実務を行う顧客側の社員に納得してもらう必要があります。

顧客の業務に関する機密事項も扱うことも多く、守秘義務を果たすことや信頼関係を築くことも重要です。

よって、IBMでコンサルティングを行う上では業務上のスキルもさることながら、コミュニケーション力や人間力が最も大切だと言えます

業務務経験やスキル、その上で必要となる人間力。これらを備えた人財を求めている同社のコンサルティング採用はかなり難易度が高いと言えます。

ただ、同社でのコンサルティング業務を行うことは顧客の業務改善を行い、同社のもつシステムや技術をレベルアップしていくだけでなく、自分自身の成長にも繋がります。

自分のキャリア形成にも大きく役立つ日本IBMでのコンサルタント業務に興味をもったならば、最初からあきらめずに挑戦してみる価値は大いにあるでしょう。

こちらの記事も参考にどうぞ。
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