SEはブラック?残業時間の実態と雇用側の残業に対するリアルな意見

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se(システムエンジニア)として就職・転職した以上、残業や休日出勤は免れない・・・そんな覚悟を決めて現在の会社に就職・転職した人も多いと思います。

seである以上、残業するのが当たり前・・・そんなふうに割り切って働かなければならない人もいるでしょう。

筆者もseの経験があるのでよくわかります。しかしこれでは身が持たないと感じたとき、転職したくなってしまいますよね?

今回はseの残業と転職をテーマに、筆者の体験談も踏まえてお話します。

seの残業時間の実態。月間100時間以上の残業は5.2%

しないでよいなら、残業なんてできればしたくありません。

基本給の査定が低いから多少残業があったほうがよいという人もいるようですが、seの多くはまさに「殺人的な忙しさ」に追われるのが現実。

ある調査では、月間でのエンジニアの平均残業時間は39時間でした。しかし、同対象の現実的な範囲での月間希望残業時間は平均23時間。

ここですでに16時間の差があり、理想と現実の間の溝が深いことが伺えますね。

さらに、回答対象のうち実際の残業時間が

  • 80時間以上~90時間未満・・・3.3%
  • 90時間以上~100時間未満・・・1.4%
  • 100時間以上・・・5.2%

と、月間100時間をこえる残業を強いられている人も存在するのです!

ちなみに、もっとも多いのは30時間以上~40時間未満で19.0%でした。

seの残業が多くなってしまう理由

そこで問題になるのは、なぜseはそんなに残業が多くなるのか、という究極のテーマですね。場合によっては、別の職業に転職したくなってしまうくらいキツイ残業に責め立てられることもあります。

上記の調査の中で、残業の理由としては

  • ノルマ・仕事量・・・53.9%
  • 自分の考え・意志・・・26.0%
  • 圧力・雰囲気・・・14.2%
  • そのほか・・・4.9%
  • 不明・・・1.0%

…というように、仕事量という物理的な理由が半数以上を占める結果となりました。

筆者などはまさにそのクチであり、入社してから比較的早い時期に会社を辞めてしまいました。

医療機器をはじめとする各種ロボットの試作品をつくる会社だったのですが、正直、思い出したくもない日常でした。

当時の会社だけかもしれませんが、やっぱり会社全体の雰囲気が良くなかったですね・・・1日中ずーっとパソコンのモニタとにらめっこ。プログラムをモーターと連動させて動きを確認・・・

人間どうしの会話というものがまったくといっていいほどなかった。元気がない。メシの時間と休憩時間くらいは多少話はしたけれど、みんなドンヨリ沈み込んでいる。笑ってもヘラリヘラリ。

そりゃぁそうですよ。何しろ毎日残業するのは当たり前、週1くらいは徹夜、残業代も出なければ夜食も出ない。腹が減っても近所に店がない・・・車で買いに行くのもめんどくさい。

まあこんな状況なので、転職しようと思うのは自然なことでしたね。ベンチャー企業でほんの数人の会社だったからということもあるでしょう。上司は自然と舌うちと愚痴が多くなり、モチベーションも下がります。

筆者からすれば、なぜ先輩たちはこの会社でやっていけているのだろう?自分だけこういう扱いを受けてる?自分だけ忍耐力がない?自分だけ何か重要なことに気づいていいない?

・・・などなど、「自分だけおかしいのではないか」という、会社や先輩ではなく自分自身を疑心暗鬼の対象に置いてしまうくらい、かなり追い込まれた状況でした。

ロボット立案の小うるさいおっさんがいる会社と毎週打ち合わせを1~2回していたのですが、小うるさいおっさんになんやかんやイヤミを言われながら、なんとなくその時間が楽しいとさえ感じました。

これまでイヤミを言われて、ほんのちょっとでも「楽しい」なんて感じたのは、seとして働いていたあの暗黒時代だけでしたね。

あくまでも筆者の体験談であり、今から25年近くも昔の話なので、今ではもうここまで劣悪な環境の会社はないとは思いますが。というか、そういう会社がないことを願ってやまないのですが・・・

ただしもちろんこれは筆者だけの話です。多少の愚痴はあっても、友人知人は立派にseとして一本立ちしている人間はちゃんといます。

seは転職必至ということでもなければやりがいがない仕事でもありませんよ。

雇用側の残業に対する考え方はどうなっているのか

同調査の残業に対する会社の方向性についての回答は、

  • 減らそうとしている・・・43.1%
  • 特に気にしていない・・・52.0%
  • 増やそうとしている・・・4.9%

…とまぁこのように、残業時間をどうにか少なくしてほしい、という気持ちを会社だけに頼るわけにはいかないことがよくわかる結果でした。

seの残業を減らすために個人でできること

独立して個人でseの仕事をしているエンジニアも多いと思います。個人の場合も会社と同じく「仕事量を減らす」こと自体が死活問題に直結します。seの仕事量は正直調節しづらい側面もあります。

仕事が多すぎて転職するならまだしも、仕事が減ってしまって食っていけなくなって転職するなんていう事態に追い込まれたら、泣くに泣けませんよね?

前節でも述べたように、seをめぐる需給のバランスが改善されない限り、つまりseの数がもっと増えない限り、根本的な改善は見られないと考えるべきでしょう。

そうでなければ受注を減らすか、筆者のように会社を辞めて転職するかどちらかしか思いつきません。筆者はおそらくseとしての適性がなかったと思いますが、才能あふれるseが簡単に転職してしまうのはもったいない。

上述の調査の中で、44.1%のseが「残業をしないため、減らすための工夫をしている」と回答しています。

その中で具体的で現実的で、なるほどな~と思ったものを紹介します。

夜型から朝型への転換

「夜型から朝型へ」というのは、seに限らず、人間の大脳生理学的な観点から有効である可能性が極めて高いです。夜よりも朝のほうが効率良く仕事ができる分、仕事をこなす効率が良化します。

ツールの駆使とルーチンの効率化

これ一見当然と思われますが、やっぱり一番有効なんですよね。

seの作業では、「繰り返して同じ(ような)ことをする」のも作業上不可避な部分もあります。これを自動化することによって、ルーチンを効率化することができますね。開発ツールなどを駆使してすでに実践されているseの方も少なくないかとは思います。

しかし「まだ」という人は、ぜひ実践していただきたいものです。目の前の仕事を急ぎたいあまり、ツールの駆使や自動化、効率化にかけるちょっとの手間を省いてしまいがちです。

気持ちはよくわかりますが、トータルの時間を考えれば、目の前の作業が多少遅れたとしても、ツールの導入、自動化・効率化へのトライは被るべきロスであると考えましょう。

余裕あるスケジューリング

これもやはり仕事の効率を考えての対処です。朝から晩まで隙間なくぎっしりスケジュールが詰まっているよりは、余裕があったほうが効率的に仕事を進めることができます。

場合によっては、残業を先延ばしにするくらいの、あるいは強引に休みを挟むくらいの覚悟(というか、荒療治?)を持って、徹底的に余裕を持つことも1つの作戦であるといえるかもしれませんよ。

seの仕事はどうしてもスケジュールを詰め込みすぎやすいですし、終わらないからといってどんどん仕事時間が延長し、夜にズレ込みやすいともいえます。しかもそれが当たり前ともなってしまいがちです。

そうした「seの悪しき作業環境」を根底から覆すわけですから、精神的にも身体的にもはじめは難しいかもしれません。ただ、トータルで負担を小さくするためには、こうした思い切った策も有効かと思いますよ。

自身の適性を見極めてつらくないseライフを

会社勤めにしろ自営にしろ、seとして社会に貢献する人は、どうしても時間に追いかけられなければならないです。しかし現実に、「残業は少ない、しない」という人もいます。

そういう人は、きっと何か上手に工夫をこらしているに違いありません。それは上記に挙げた「対処」を実践しているからかもしれませんし、根本的な仕事のしかたが異なるのかもしれません。

まあ筆者自身の体験も踏まえると、特にこれからseに転職したいなぁと考える人は、まずはご自身のseへの適性がどのくらい高いのかをじっくり検証する必要があるとは間違いなくいえます。

いろいろ努力を重ね、工夫をこらしてもどうしても残業その他の問題が改善されないという場合は、もしかしたらその人にはseとしての適性がなかった可能性もあると割り切るのもひとつかもしれませんね。

その場合、seにこだわりすぎず、思い切った舵を切る(たとえば転職するなど)ことも視野に入れたほうが、精神的にも身体的にもプラスかもしれませんよ?筆者のように・・・

いずれにしても、やる!と決めたらできるだけ明るく、そしてできれば楽しく、seライフを送っていただきたいと願います。

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