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派遣社員のボーナスの平均額とは?なしのことも多い?

今回の記事では、派遣社員のボーナスの平均額、ボーナスをもらえる条件、 ボーナスがなしであることが多いのかなどについて記載していきます。

派遣社員をやっていて、ボーナスが出るのか気になると感じている人は、是非参考にしていただければと思います。

 

派遣社員はボーナスなしであることが多い

基本的に派遣社員というと、派遣会社に登録し、企業へ派遣され働きます。給料は派遣元である派遣会社から支払われます。

派遣先で働くにあたり、2ヶ月や3ヶ月などの契約期間や、給料などを定めた雇用契約を派遣会社と交わすのですが、ボーナスについて定めることはありません。給料は1時間1200円というような時給制であることがほとんどです。

ごくまれに派遣先に実力が買われ、ボーナス相当の金額が支払われることはあります。しかし、派遣先企業から直接派遣社員に給与を支払うことはできず、あくまで派遣会社への支払いになります。

そして派遣会社から派遣社員へボーナスを支払うかどうかは、派遣会社の裁量の範囲内のため、派遣社員に支払われないこともあるようです。

そもそも、派遣社員の実力が買われた場合は、ボーナスを支払うというよりは、派遣先企業から派遣会社へ支払われる金額が増え、その分時給アップにつながるというケースのほうが多いでしょう。

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派遣社員の種類とボーナスをもらえる条件

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通常はボーナスがもらえない派遣社員ですが、雇用形態の種類によってはボーナスがもらえる場合があります。まず、派遣社員の雇用形態の2種類を説明します。

 

登録雇用契約

1つが「登録雇用契約」です。登録雇用契約とは、派遣会社に登録をし、2ヶ月や3ヶ月などの期間を定め派遣先で働く契約です。

派遣先企業と派遣社員の希望があれば契約の更新ができます。登録雇用契約の派遣社員は時給制ですので、ボーナスが出ることはまずありません。

 

常時雇用契約

2つ目が「常時雇用契約」です。こちらは派遣会社に正社員または契約社員として雇われ、派遣先で働きます。

派遣会社の正社員である場合は登録雇用契約の場合のような期間の定めがありません。給料が派遣会社から支払われることについては登録契約の派遣と変わりはありませんが、登録契約の派遣が時給制なのに対し、常時雇用契約の派遣は月給制であることが多いです。

派遣先企業にとってはどちらも同じ派遣社員であることには変わりありませんが、派遣会社にとっては、正社員なのでボーナスが支払われることが多いのです。

常時雇用契約でも派遣会社の正社員ではなく契約社員として雇われる場合もあります。契約社員の場合でも、月給制の場合がほとんどですので派遣会社によってはボーナスが支払われます。

以上の2つの雇用形態でボーナスの有り無しがありますが、ボーナスがもらえる常時雇用契約の派遣社員の場合、スズメの涙程度のボーナスが支払われるが逆に月給が下がり、時給に換算すると登録雇用契約の派遣社員のほうが給料が高いなんてことも、あり得えるので注意が必要です。

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派遣社員のボーナスの平均額

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一般的な派遣社員である登録雇用契約の派遣社員はほぼボーナスが出ませんので、平均は0~10万円程度です。

常時雇用契約の派遣社員のボーナスについては平均的なサラリーマンと比べても低いです。常時雇用契約の派遣社員のボーナスは50代でも平均約30万円~50万円程度しか貰えないでしょう。

ちなみに、厚生労働省が発表している資料によると、全職で大卒のボーナス年間支給額は30代で平均約180万円、40代で平均約250万円、50代で平均約300万円です。

派遣社員が一般的な大卒サラリーマンのボーナスのだいたい10分の1程度しかもらえないのは理由があります。それは、仕事の関係上年功序列で給料が上がりにくいからです。

派遣先企業にとっては、その派遣社員が何年常時雇用派遣社員をやっていても「派遣社員」という身分でしかなく、出世はありえないので役職はずっと派遣社員です。

派遣社員であるため責任ある仕事も任せられないので、仕事内容に変化がなく、給料を上げる理由がありません。当然派遣元企業へ支払われる金額が増えないので、派遣社員に支払われる給料も変わらず、相対的にボーナスもずっと低いままです。

もう一つの理由として、優秀な人材がそもそも派遣社員として働く人が少ないことです。常時雇用契約の派遣社員になるのはそんなに難しくなく、経歴や学歴が低くても一般的な企業よりは簡単に就職できます。

そして、優秀な人材にたくさん給料を支払うのは当然ですが、そのような人材はみんな企業の正社員になっているので相対的に派遣社員のボーナスの平均値は低くなってしまっています。