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悔しい仕事での理不尽。キレる人や言う事がコロコロかわる人の対処法
仕事をしていると、理不尽だなと感じる場面は少なからずあることでしょう。
ただ、その度合いというのはその人の受け取り方や、状況などによって異なってくることになります。
しかし、どうしてもその理不尽さには納得できないというようなこともあり、フラストレーションばかりがたまってしまいます。
精神的にも参ってしまうことにもなりますし、いいことは何もありません。
一方で、仕事における理不尽さというものは正しい場合もあります。それは、もちろん目的があっての場合限定ですが。そういったところもここでは見ていきましょう。
▼目次
理不尽てそもそもどんなもの?例を見るだけでげんなりしそう
理不尽とは、「物事の筋が通らないこと」という意味で使われます。言葉を変えれば、「無茶苦茶であること」という意味と考えてもらえればいいでしょう。
では、どんな時に仕事上で理不尽でしたか?と尋ねられれば、その答えは千差万別です。例えば…
- ミスしたことをかなり大げさに叱責してくる
- その日、場合によっては時間が過ぎると発言が変わる
- 仲間の手柄を自分の手柄として横取りしてしまう
- 1時間早出をさせられてサービス労働させられた
- 自分のミスの謝罪を事務員にさせる
- 30分遅刻してしまったが、給料は半日分引かれていた
などなど答えを挙げればきりがありません。
このような意見が出たということは、その人からしてみれば確かに理不尽と感じてしまったことですが、この発言の前段次第では、もっと感じ方はさまざまになります。
理不尽なことには、種類があります。ひとつは、「言われたことに納得できない」ということから生まれる理不尽と、ある種「公平さを欠くいわゆるえこひいき的」な要素からくる理不尽に分けられます。
先程箇条書きしたところは、言われたことに納得できない理不尽でしたが、もうひとつのえこひいき的なもので言いますと、これらのようなものが考えられます。
- 帰宅時間が遅くなってしまった場合にタクシー代が出る人とでない人がいる
- 天下りで外部からの入社で幹部が構成されて、生え抜きが出世できない
- 同じミスをしても許される人と、暴言を吐かれる人とがいてしまう
- タバコを吸う人は席を外しても休憩扱いにならないから不平等だ
- 仕事で結果を出す人よりも、結果は出せないけど残業をしている人の方が給料が高い
- 成果を出す人より、上司のゴマをする人が出世する
こちらも答えが出始めてくるとキリがありません。こちらについては、えこひいきが絡んでくるので、理不尽さはよりわかりやすいとは思います。わかりやすいだけに腹も立ちやすいです。
見方を変えたり、内容次第では、パワハラ(パワー・ハラスメント)の一種でもありますので、タチが悪いなとも思います。こんな扱いされると腹も立つでしょうし、心に傷もつきます。
理不尽の度を越している場合もありますから、あまりに酷い場合はしかるべきところに相談するというのもいいでしょう。
人によって感じ方は様々
先ほども少し述べましたが、理不尽なことを言われると、それを聞いた人からしてみれば、その人それぞれで感じることが異なります。
理不尽と感じるけど、100の怒りをおぼえる方もいれば、50程度の怒りに人もいるでしょう。場合によっては、理不尽とすら思わない人もいるかもしれません。
ですから、本当にその人の捉え方次第でどうにでもなってしまうということです。また、先程の箇条書きで挙げた内容もまとめて記載してありますので、そこに至る経緯まではわかりません。
そのため、その経緯によっては、そう言われても仕方ないとか、逆にそれはひどいじゃないかなどの想いや意見は出てくることは不思議でもありません。
例えば、例にも挙げた「ミスしたことをかなり大げさに叱責してくる」という場合で考えてみます。
その前段が「何度も同じミスを繰り返した結果」だからなのか、初めてのミスで、しかもそこまで大きなミスでもないのに叱責してくるのかでも大きく異なってします。実はここのところはとても重要です。
もし、初めてのミスであれば、そこまで大げさに叱責する必要がないかもしれません。また、叱る前にミスした原因をきっちり詰めた上で確認すると、実は先輩社員がしっかり教えていなかったということもあります。
そういった経緯をしっかり把握もしないで、ひどく叱責してしまうということであれば、確かに大きな問題ですし、叱る側が間違えた対応をしていれば、それはいけないことでもあるはずです。
しかし、何度も同じミスを繰り返してしまったとするならば、過去にもミスをしたという事実があるわけで、それを踏まえてミスをした側に再度ことの重大さを伝えるために大げさに叱責をしたならどうでしょう?
仮にそうであるならば、叱責を大げさに受けたとしても仕方ないと思う人も多いのではないでしょうか?こういった場合は、そもそも理不尽というのは少しおかしいのではないでしょうか。
もうひとつ例をあげさせたもらった「帰宅時間が遅くなってしまった場合にタクシー代が出る人とでない人がいる」という場合で考えてみましょう。
帰宅時間が遅くなってしまったというのが抽象的でどのぐらい遅いのかがはっきりしません。また、近隣に住んでいる場合と、通勤に1時間半以上かかるという場合では大きく異なります。
近隣に住んでいる人なら、電車やバスなどの公共交通機関も比較的遅い時間まで動いていれば、会社から支給されている交通費の範囲内(定期券)ですむはずですから、そんな人にタクシー代を渡す必要はないです。
しかし、もう誰もが最終電車に乗れずに帰宅することができないということになってしまえば、そこは平等にタクシー代を渡すか、ビジネスホテルに宿泊させるかなどの策を適用しなければいけないはずです。
ただ、ここで、そういった策を適用させる人とそうでなく自費でまかなわせる人がいるというのは、平等ではありません。費用を出してもらえた方はラッキーでしょう。
もし、そこから漏れた人がいるのであれば、非常に不平等ですし、あってはならないことです。また、その対象が可愛い女性社員だけにしたとかになると、完全にえこひいきそのものです。
好き嫌いでやられるのもダメですが、えこひいきも同様にダメなことです。ある一部の人だけに有益なことをして他には何もしないというのは不平等であり、これは完全に理不尽です。
こういう場合は、遠方者は早く退社させるとか、そうすると近隣者だけが遅くまで残業しなければいけないという風になるので、早く退社できる分、出勤を早くするとかしてできるだけ平等にするなどすべきです。
そういうことをして初めて全員が完全に納得するとはいかないかもしれませんが、仕方ないなというぐらいの気持ちで働くこともできるでしょう。
この2つを見ただけでも、人によって今置かれている状況や立場で言われたことの捉え方や感じ方というのはさまざま異なるということです。
いかに、言葉を発する方は、出来るだけそういった理不尽さを感じることのない言葉選びに対して最新の注意をしなければいけないかもしれません。
全ての理不尽は本当は許されないものばかりではない
前段では、言葉を聞く、受ける側のところを中心に見てきましたが、ここからは反対に発する側からも見ていくことにしましょう。
そうしないと平等ではないですし、聞く・受ける側の立場と話す側のそれぞれの立場をしっかり理解し合わないとお互いの気持ちがわからないのも決して良くないからです。
先ほど、言われる側は理不尽だと思っても、元々の原因からの流れで言われてしまうことについては、理不尽ではなく、しっかりとした注意や指導であったということです。
この流れに少し似ているかもしれませんが、理不尽なことを言う立場の人は、本当に理不尽なことを言っているとは限りません。わざと、理不尽なことを言ってみたりすることもあるということです。
正直コンプライアンスがこれだけ騒がれるようになってきたこのご時世ですから、なかなか難しいところはあるのかもしれないです。
しかし、場合によっては、理不尽な発言が相手に対して相当の期待をしているからこその発言になることもあります。何とか引き上げてあげたいという気持ちが少々手荒いというか厳しいかもしれません。
それでも、ある50代男性の過去にあったというこんな話もあります。
「不遇な上司の尻ぬぐい、上司が対応できない仕事の代理など、当時はあまりに理不尽と感じていましたが、そのおかげで自分の能力が大幅に向上しました」
さすがここまでのいわば仕打ちのようなものにあってしまうと、人生が見えてくると言いますか、悟りのようなものも開けてくるのでしょう。
理不尽なことがあっても、普通は上司を土下座なんてさせられません。ならば今日の理不尽は明日の栄光と考えて乗り切る他にはありません。
実際、その当時は理不尽極まりないと思っていても、普通ではできないような経験をさせてもらことにより、明らかな仕事に関わる能力というものが、確実に上がったという明らかな結果が出ているということが全てです。
確かに手荒で今の時代ではあり得ないという方もいらっしゃるかもしれませんし、パワハラと言われても仕方がないという方もいらっしゃるでしょう。
しかし、こういう方法で育てるという方法もあるというのも実際ですから、成功すればという条件付きではありますが、全くこの理不尽が正しくないというのは言い切れないという一面もあります。
こういったことができる人というのは、あくまで部下を育てるという前提でやっていますから、教育するという信念が必ずありますので、そこをわきまえているのは間違いありません。
ですから、しっかりと考えた上で、道筋もある程度決めた上で計画性がなければ、またその場の勢いだけではまずただの理不尽かパワハラと間違えられてしまいます。
明らかな理不尽さから逃れるには。それぞれの対応
先程は、理不尽の中でもほんの一部の例外的なことを挙げてきましたが、実際に本当に理不尽な場合は当然残念ながらですが、起こってしまいます。そういった場合にどのように対応していくと良いかを紹介していきます。
感情的になりやすくすぐに怒鳴ってしまう人
相手に感情的になられたり、怒鳴られてしまったりする場合、一番気をつけなければいけないのは、「自身も感情的にならないこと」です。
とかく、感情的になりやすい人というのは、プライドが高いので自分が下に見られていることや攻撃的にされてしまうことを極端に嫌う傾向があります。
また、怒鳴るというのは、自分が強いんだということを誇示したいという意味合いもあります。
そんな相手に皆さんも感情的になって怒ったり、不機嫌な態度を出してしまったり、ましてや泣きだしてしまったりすると、さらに自己防衛に走り、感情的になってしまいます。
そういったことにおける対処法としては、腹は立つでしょうが、あくまで冷静を装うことが一番賢明な策です。声のトーンや話し方、細かな仕草まで注意していくことが効果的です。
怒鳴っている側がヒートアップしてきてもこちら側があくまで冷静さを務めることによって、周りもそういった状況を気付いてくれますから、仲間は理解してくれているというぐらいの気持ちで落ち着いた対応をしていきましょう。
発言に一貫性がない人
発言に一貫性がなくぶれてしまう人と会話をする時には、どんな小さなことでも必ずメモを取るようにして、内容はその場で必ず確認してもらうようにします。いわゆる言質を取るというやつです。
そのメモが手書きの場合、「後からとってつけたようなものではないか」と言われてしまうこともあり得ますので、そういうことを防ぐためにも、メールなど作成日時が残るものを利用するのもいいことです。
そして、定期的に変更がないかをこちら側から攻め込んでおくことで発言がぶれていないかを短いスパンでチェックしていくこと、または、発言が変わらないうちにその仕事を終わらせてしまうこともかなり有効です。
パワハラなどのハラスメントをしてしまう人
ハラスメント系については、コンプライアンス的にも、問題が大きくなる前に信頼できる上司や内部通報制度などの第三者の力を借りるしかありません。
我慢することで、逆に心身の健康に悪影響を及ぼすリスクもありますので、最悪退職に追い込まれてしまうこともありますので、とにかく誰かに相談することにより気持ちも楽になることもあります。
一人で抱え込むことだけはやめましょう。
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パワハラ被害は信頼できる人や機関へ相談して解決しよう
どうしても耐えられないのなら、退職も選択肢の一つ
もうこの環境から離れたいという気持ちになれば、転職というう選択も仕方ないかもしれません。
精神的負担などもかなりある状況ですから、なかなか自身で会社を探すのは大変かもしれませんので、そういう方は転職エージェントを活用することもいいです。
転職エージェントは、1対1での対応ですから、悩んでいる皆さんの内容などもしっかりと受け止めた上で今の適性に合うような企業を探してくれます。
書類作成や面接対策など一緒になって転職のサポートをしてくれますので、肩の荷を下ろして転職に専念できることになると思いますので、是非活用してみましょう。
転職エージェントの特徴、選び方に関しては転職エージェントでサポート受けるにはのページから情報をチェックしてみてください。
こちらの記事も参考にどうぞ。
理不尽だと感じるとき、上司に萎縮してしまうときの対処法
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