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保育士を辞めて良かったこと&後悔したこと。辞める時の注意点
今保育士の仕事をしている人は、その忙しさや仕事の大変さゆえに、いっそのこと保育士を辞めてしまいたいと考えているかもしれません。
でも、そのまま気持ちに流されて辞めてしまって本当にいいのでしょうか。一時の感情で辞めてしまうと、「保育士を辞めて良かった」と思えず結局後悔することになるかもしれません。
それでも辞めたいものは辞めたい、先輩の声が聞きたい、そんな方へ保育士を辞めて良かったと感じた点と、逆に後悔した点を紹介します。
▼目次
一度落ち着いて、自分が保育士になった頃の気持ちを思い返してみる
保育士の仕事は激務ですし、本当に休む暇もないくらい忙しいこともあるでしょう。
毎日の睡眠時間が慢性的に足りなくなってくると、正常に考えたりすることも難しくなってしまうかもしれません。
しかし、「今の現状からとにかく逃れたい」という気持ちだけで保育士を辞めてしまったら後から後悔することにならないでしょうか。
まずは、実際に保育士を辞めて良かったことや後悔したことを知っておくことが大切です。
これらを知った上で、一度保育士の仕事についてじっくりと考察してみてからでも遅くはないでしょう。
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保育士のやりがいと魅力を実感する瞬間7つ。子どもと成長する仕事
保育士を辞めて良かったこと
では、まず保育士を辞めて良かったことから見ていきましょう。
サービス残業をしなくて良くなった
保育士の仕事は子どもの保育だけではなく、その他の通常業務からイベントの時の業務までとにかく幅広く仕事があります。
保育園にいるだけでは到底終わらないので、結局家に仕事を持ち帰っている人もかなり多いのも現状なのです。
しかも家に持ち帰るということは完全なサービス残業になってしまうことを指します。しかも、サービス残業をするのが当たり前というスタンスの職場もあるというほどです。
多すぎる仕事をさせない保育園に転職することで、サービス残業の府の連鎖を止めることができるでしょう。
自分の心にゆとりを持てるようになった
保育士をしていた頃はとにかく時間に追われていたので、「自分の時間なんてとてもじゃないけど持てない。むしろ生活をするだけでギリギリ」という人が多いでしょう。
そのような場合は、常に頭の中で仕事のことばかりを考えてしまうようになってしまいます。
例えば休日で家族と一緒にいたとしても、頭では仕事のことばかりを気にしてしまう…といった具合です。
このようにかなりの時間を拘束されてしまう保育士ですが、実際に仕事を辞めることで、時間にもかなりのゆとりが生まれます。
それだけ遠くに出掛けたりして、自分がリラックスをする時間を捻出できるようになるでしょう。
今までは職場と家だけを往復する生活でしたが、違う場所へも行けるようになることで自分の視野も広げることができますね。
悩まされていた腰痛が改善された
保育士をしていると、小さな子どもを抱き上げたり、机を運んだりする作業がかなり多くなります。
変な体制でこれをやってしまうとかなり腰に負担がきてしまいますし、何度も繰り返し持ち上げることで負担はさらに大きくなってしまうでしょう。
保育士の約半数がヘルニアを患っているとも言われているんですよ。腰痛ベルトと湿布は手放せない…ということですね。
腰痛はもはや職業病とも言えるものですが、保育士を辞めたら次第に治ってきた、という話がよくあります。
職場での人間関係から解放された
保育士の職場はやはり女性が多い傾向にあるので、どうしてもトラブルに発展しやすくなります。
特に上司が新人保育士に嫌味を言ったり、わざと大変な仕事を任せたりすることもあったりするんですよね。
他にも、面と向かっては言わなくても影でコソコソ…なんていうのも女性だけの職場ならではでしょう。
元々保育士としての仕事だけでも大変なのに、このようなことがプラスして毎日続いてしまうと「これ以上は無理!」となってしまうかもしれません。
保育士を辞めることでこれらのことから解放されるので、「もう上司の顔色をうかがったりしなくて良いんだ!」という清々しい嬉しい気持ちになりますね。
保護者とのトラブルに頭を悩まされなくなった
保育士は一度にたくさんの子どものお世話をしなければいけません。常に全員の行動をチェックすることはとても難しく、自分が見ていない時に子どもが怪我をしてしまうこともあります。
そんな時に怒った保護者から怒鳴られてしまった時には、さすがに悲しくてやりきれない気持ちになることでしょう。
他にも保育士としての行動を保護者に否定されてしまうこともあるかもしれません。
これらのことが保育士を辞めればなくなりますから、保護者とのトラブルに悩まされなくなるというのはとても大きいです。
もっと待遇が良い職場に転職をすることができた
保育士の仕事はとにかく労働時間が長いこと、そしてそれに見あった給料がもらえていないということが常に問題視されていますよね。
今保育士として働いている職場が給料面や労働時間が原因で辞めた場合には、もっと待遇が良い職場を見つけられるかもしれません。
待遇が良い職場に移ることができれば、これからは慢性的にその悩みを抱えることはなくなります。
今まではどこに向ければ良いか分からなかった理不尽な怒りも、これからはなくなるのです。
保育士を辞めたら、色々な問題から解放されるかもしれませんね。保育士の皆さんが抱えている問題については、こちらの記事でも紹介しています。
保育士を辞めて後悔してしまったこと
では、次に保育士を辞めたことで、どんなことを後悔してしまうのでしょうか。
実際に辞めて後悔してしまった人もいるんです。そんな体験談を見ていきましょう。
子どもたちに会えなくなったことが辛い
やはり保育士になっている人は、みんな子どもが好きだからこそこの仕事をしているわけです。
保育士を辞めることで、これまで毎日一緒に過ごしてきた子どもたちと会えなくなってしまうのです。
これは思っていたよりもかなり辛いことです。会えなくなってしばらく経過して、自分の身体が落ち着いたころにその寂しさに気づくことがあります。
やっとここまで大きくなっていく子どもを間近で見ることができたのに…と後悔してしまうようですね。
次の就職先が見つからず、生活に困ってしまった
保育士の仕事内容が辛すぎるからと急に辞めてしまうと、自分が困ってしまうことになります。
こうなってから後悔しても遅いです。一度仕事を辞めてしばらく経過してからまた仕事を再開したとしても、給料がもらえるのは早くてもその1ヶ月先になってしまうのです。
仕事を辞めたとしても毎月必ず必要になるお金は変わらないのだということを覚えておきたいものですね。
保育士を辞める場合に注意しておくべきこと
それでもやっぱり保育士を辞めたいという場合には、最低限気をつけておきたいことがあります。
保育士をすっぱり辞めてしまい、他の職種に就くという場合にも同じように気をつけておくべきでしょう。
次の就職先が見つかってから今の職場を辞めるようにする
これは当たり前のことではありますが、今の仕事が辛すぎるからといっていきなり保育士を辞めてしまってはいけません。
これをやってしまうと、職場の同僚などにも大きな迷惑がかかってしまうこともあります。
しっかりと引き継ぎ作業をすることが大前提になりますし、ちゃんと次の仕事先が決まってから辞めるようにしましょう。
特に独り暮らしをしていたりする場合には、毎月の支払いなどに追われることになってしまいます。
そして、ゆとりを持って転職をすることで、あせって良くない条件の仕事にすがりつかなくて済むでしょう。
別の保育園に転職するなら、保育士専用の転職サイトで調べてみるのがオススメですよ。
本当の意味で今の職場よりもいいのか?ということを考える
次に転職をする保育園が決まったなら、保育士を辞めることはできます。
しかし、本当に今の職場よりも新しい職場の方が全体的な条件がいいのでしょうか。
保育士の仕事はお金が全てではありません。やはり保育士の仕事をやりがいを持ってすることなども大きく関係してきます。
今の職場から転職するなら、今の職場に帰ってくることはできないことを覚悟しておいてください。
そして、今の職場でお休みをもらうなどかして1日体験で働いてみて、新しい職場の雰囲気を知っておくことをオススメします。
辞めるなら、なるべく年度末に区切りを付けるようにする
今働いている保育園から転職する場合、年度途中ではなく年度末に辞めるようにしましょう。
年度末なら担任として受け持つクラスも変わるので、自分自身の気持ちとしてもまだ落ち着けるかもしれません。
年度途中で担任の先生が変わるという話を私自身聞いたりすることがありますが、子どもはどうしても混乱してしまうようです。
大好きな子どもを困らせてしまわないためにも、年度末までは頑張って居てあげてほしいですね。
もちろん、どうしても年度末まで働くのが難しい場合には一ヶ月前には退職する旨を申し出るようにしましょう。
常識を持った社会人ですから、いくら辛いからといって無断欠勤を繰り返したり、「辞めます」と言って次の日からもう来ない…などということはしないようにしてください。
仕事の形態(保育士としての業務内容)を変えてしまうのもいいかもしれない
保育士の仕事というのは、朝の7時頃から始まり夜の9時頃まで拘束されてしまうのが普通です。
やはり仕事に費やすことになる時間がとても長いので、そこを根本的に変えたいなら正社員からパートになるのもありでしょう。
パートなら、保育士が休憩を取るお昼過ぎに2時間程度だけ働く…という形態もあります。
その保育園によって時間帯・やり方は様々ありますが、視野に入れてみるのもいいかもしれませんね。
保育士を辞めるかどうかは、あなた自身が決めることです
結局、保育士を辞めて良かったと思えるかどうかは自分自身がどのような選択をしていくかにかかっているのです。
保育士を辞めて良かったことと、逆にやめてしまって後悔したことを行動に移す前にしっかりと把握して考えてみることが大切ですよ。
今現在、保育士としてやっている仕事内容がとても過酷なのかもしれませんが、辞めてしまえば後戻りはできません。
それでも辞める場合であっても、注意しておくべき点があるのでチェックしておきましょう。
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