インターシップの理想の志望動機。選考突破を目指す書き方と心得

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インターンシップに参加したくて悩んでいる大学3年生、もしくは大学院1年生の就活生は多いのではありませんか?

インターンシップに参加したいけど倍率高そうだから無理そう。書類選考を通過したことがない。面接で上手く話せない。

そんな悩みを抱えている方はぜひこの記事を読んで積極的にインターンシップに参加してください!

インターンシップを志望する動機とは

そもそもどうしてインターンシップへの参加を志望していますか?短期間の就業体験を行うことで実際の仕事に対する具体的なイメージを持ちたいからですか?

しかし、実際にそう考えている人は少ないのかもしれません。出来れば早く内定が欲しいからという人が多いのではないでしょうか。

出来れば早く内定が欲しいということは悪いことではありません。企業側も優秀な人材を早い時期に確保したいと考えています。

また、実際の業務内容を学生に体験させてくれるインターンシップはほとんどありません。まれに夏休みなどの休暇中に開催される長期インターンシップでは実際の業務を体験できるそうです。

しかし、ほとんどのインターンシップは就業体験とは名ばかりで、会社説明、業務内容の見学と説明、先輩社員と座談会、グループごとに課題をこなす等々です。

実際に就業体験を行わないインターンシップでは、一体どういう動機でインターンシップを志望すればよいのでしょうか?

それは、インターンシップに参加したい企業で社会人として働きたいからあれこれ知りたい、やってみたいという動機で志望してください。

インターンシップに参加したい→企業のことを詳しく知りたい→その企業で働きたい

この一連の流れが志望動機を考えるうえでの流れです。多少強引なところはありますが、その企業で働きたいからインターンシップに参加したいということを伝えることに重きを置いて下さい。

企業は将来、社員として働いてくれる学生に対してインターンシップを開催したいと考えています。そのため、インターンシップで企業の様子を知って、今後の就職活動の参考にしたいという学生よりもその企業で働きたいという学生を求めています

ですので、本心では就職活動の参考になる情報を得たい、とりあえず内定が欲しいという人も志望動機を作成する際には高いモチベーションで臨んで下さい。

インターンシップも本選考と同じくらい力を入れて志望動機を作成しましょう!

受かる志望動機の考え方

そもそも企業から評価される志望動機とはどのようなものなのか考えたことはありますか?

志望動機を作成する上で最も大切なことは以下の二つが一致しているかどうかです。

  1. 企業研究によって明らかとなった企業の事業内容や求める人材像。
  2. 自己分析を通じて明らかとなった自分の強みや将来やりたいこと。

この二つが一致している企業に入社することがあなたにとっても会社にとってもメリットになります。ただ企業研究して得た情報を表面的に書いても企業から高い評価を受けることはできません。

なぜその企業でないとだめなのか、なぜ自分を採用するとメリットがあるのかということを分かりやすく伝える文章の作成を心掛けましょう。

最初は難しいかもしれませんが、以下のことを踏まえて考えると良いかもしれません。

  • 業界研究を行うこと。
  • 会社の情報(パンフレット、HP、IR情報等々)をリサーチすること。
  • 自己分析(好きなこと、力をいれたこと、所属団体等々)をすること。

書いていくうちに、良い文章が書けるようになってきます。辛いかもしれませんがトライ&エラーを繰り返しましょう

次はインターンシップの選考について書類選考、面接の二つの局面に分けて紹介しています。

書類選考を通過するために知っておきたいこと

インターンシップなのに書類選考に通過しないと頭を抱えている人は多いのではないでしょうか?実はインターンシップは参加できる人数が限られているので本選考よりも通過しづらい企業が多いそうです。

そんな書類選考を突破するためにはどうすればよいのか考えていきましょう!

まずはインターンシップの書類選考における履歴書とエントリーシートの違いについて説明します。

履歴書とエントリーシートの違い

  • 履歴書:学歴や資格等の情報を提供するもの。
  • エントリーシート(ES):企業から与えられたテーマや課題を行うもの。

履歴書を作成する際には学校指定の履歴書を使用することをおススメします。エントリーシートはWEB上で作成するものがほとんどですが、まれにPDFを印刷して手書きで行うものもあります。

どちらの場合でも臨機応変に対応するようにしましょう。また、エントリーシートの課題は企業によって多種多様です。難しいものや一風変わったものもあると思います。

エントリーシートの課題が難しかったり、変わっていたりするものほど学歴や資格に関係なく採用担当者が読んでくれる確率が高いです。ですので、志望度が高い企業の課題が特徴的なときは絶好のチャンスだと思い、全力で臨むようにしましょう!

エントリーシートの課題は企業の特色が表れるため、ここで各課題に対する対処法を伝授することはできません。ですが、自分の言葉で具体性のある内容が好まれることは事実です。

履歴書で差は付きにくいですが、エントリーシートでは差が付きやすいです。また、学歴に自信がない方にとってエントリーシートは挽回するチャンスでもあります。

ぜひ、全力で臨んで悔いが残らないようにして下さい!

採用担当者に読んでもらえる書類を作成しよう!

インターンシップの選考は書類だけで行う企業も多くあります。一方で、書類選考に加えてグループディスカッションや面接も行われる場合もあります。その場合は比較的書類選考は通過しやすい傾向があります。

ここでは企業の選考方法に関係なく、よい書類を作成するためのアドバイスを記載しています。これを実践したら必ず書類選考を通過するわけではありませんが、参考にする価値はありますので、ぜひ実践してください。

書類(履歴書、エントリーシート)を書く上での基本的な注意事項

  • 誤字、脱字はないか。
  • 文法の誤りはないか。
  • 文体は統一されているか。
  • 正しい敬語を用いているか。
  • 社名や商品名を誤っていないか。
  • 丁寧な字で書いているか(手書きの場合)。
  • 記入スペースをフル活用しているか。
  • 自分の言葉で書いているか。(どこからかコピーしていないか)

上記の内容は書類選考の合格に関わることではありませんが、不合格には直結します。毎回書類を作成したら、上記のことを確認し、ケアレスミスを無くすように努めましょう。

▼関連記事
履歴書に関する基礎知識
人事が解説!インターンシップ選考で輝くエントリーシートの書き方

グループディスカッションや面接を通過するために知っておきたいこと

無事書類選考に通過したら、次に待ち受けているのがグループディスカッションや面接です。

グループディスカッションでは参加学生の質や与えられたテーマに対する得意不得意が大きく関係していきます。また、面接の出来不出来は面接官との相性も関係してきます。

しかし、このような不確定要素に結果が左右されることが続き、何となく参加して、何となく落ちるということを繰り返していても自己の成長はありません。

ここでは不確定要素に左右されない準備や心構えについて紹介します。ぜひ、下記のことを参考にしてグループディスカッションや面接を突破しましょう!

前日に簡単に出来るグループディスカッション対策

よくグループディスカッション後に周りの学生が高学歴で圧倒されてしまった、会話のペースが速すぎてついていけなかった、メンバーが非協力的でうまくいかなかった等の愚痴を聞くことはありませんか?

また、実際に上記のような体験をしたことはありませんか?グループディスカッションは周りの学生に左右されるなと感じたことはありませんか?

しかし、面接官は学生一人ひとりをしっかりと見てくれています。リーダー役の人が必ず通過するわけではありません(むしろまとめ方によっては通過しづらいときもあります)。

最近はリーダー、書記、時計係といった役割を決めないでグループディスカッションを行うことが主流です。

ではなぜ役割分担がないグループディスカッションが主流なのでしょうか?それは学生同士が対等に話すのを見たいからです。

リーダーがずっと話していては他の学生を評価することができません。書記や時計係が仕事に集中し、話すことに消極的になっても平等な評価はできません。

ですので、グループディスカッションに臨む際は役割を気にせず行うようにして下さい。ただし、会話が進まないようであればリーダー役、誰もメモを取っていなければ書記役、時計を気にしている人がいなければ時計係を自然にやってください。そのような点を面接官は評価しています。

下記にグループディスカッションに対する心構えを示しました。ぜひ、これを参考にグループディスカッションを突破してください。

  • 他の学生の話をよく聞くこと。
  • 意見に対して否定だけをしないこと。
  • 良い意見に対してはしっかりと同意すること。
  • 何事も全員で共通の理解をすること。
  • 意見を多く言うのではなく、良い意見を的確に言うこと。
  • 意見がないときは無理に話さない。
  • 自分が結論を導くのではなく、結論を他の学生に導かせること。
  • 発表者を時間内に決めること。
  • 制限時間は必ず守ること。

これらのことを踏まえてグループディスカッションに臨めば通過すること間違いなしです。特に他の学生の意見に対して否定だけをしないことは非常に重要です。自分の意見と異なる意見があるとき、無理に合わせる必要はありません。相手の意見よりも自分の意見のほうが優れていると思う点を落ち着いて話してください。

グループ内でより良い意見が出るかどうか面接官も見ています。自分の意見の方が良いのであれば相手の意見を否定しても構いません。しかし、その否定の仕方には十分考慮してください。自分の意見を言わずに否定するのは最悪です。否定するときほど落ち着いて、理論的に話しましょう。

これらのことを意識して、グループディスカッション突破を目指しましょう!

グループディスカッションのコツ。絶対に意識すべき2つのポイントも参考にしてみてください。

前日に簡単にできる面接対策

面接対策として何を準備すればよいか分からない。いざ面接が始まると上がってしまい、何を話せばよいのか分からなくなる。そういった悩みを抱えている就活生は多いのではありませんか?

ここでは前日に簡単にできる面接対策を紹介します。

  • 志望動機をまとめること。
  • 学生の頃の経験(大学時代が好ましい)をまとめること。
  • 企業への質問を2つ以上考えること。

上記3つのことは必ず準備したほうが良いでしょう。志望動機はエントリーシートに書いたものを暗記して話すのではなく、特に伝えたいことを短く的確に話すと効果的です。

学生の頃の経験は、面接官から学生時代に一番頑張ったこと、辛かったこと、苦労したことを聞かれたときに答えられるように準備しておくとより効果的です。

企業への質問は逆質問と呼ばれるものです。面接の最後に面接官から「何か質問はありますか?」と聞かれることが多くあります。そのときに企業への熱意を伝えるため、疑問を解消するために最大限活用しましょう!

また、面接本番では以下のことに気を付けましょう!

  • 清潔感のある身だしなみであること。
  • 大きな声ではきはきとしゃべること。
  • 正しい敬語を使うこと。
  • 明るく笑顔で話すこと。

これらは意識したらすぐに出来る人とそうでない人に分かれます。しかし、練習すれば誰でも出来るようになります。鏡の前で面接練習をすることは効果的かもしれません。

インターンシップ本番で気を付けたいこととは!

ここでは無事選考を通過し、インターンシップに参加することが決まったあなたに向けた記事を記載しています。インターンシップ本番でどのようなことに気を付けたらいいのか紹介していますので、ぜひ読んでいってください。

インターンシップに参加するにあたり企業側から以下のようなことを説明されたことはありませんか?

今回実施するインターンシップは○○年度の新卒採用とは全く関係ありません。

これは本当なのかどうか疑問に思っている就活生の方も多いのではありませんか?確かにインターンシップの選考を通過できなかった人も本選考では通過したという人も数多くいます。逆にインターンシップに参加した人が本選考で落ちることもあります。

ですが、インターンシップが新卒採用と全く関係ないことはほとんどないと考えて、臨むことが推奨されます。また、インターシップは本選考が始まる前に自分をアピールすることができる場だと考えておくと良いでしょう。

たとえばインターン参加後にお礼メールを出して、自分を印象付けることもアピールにつながりますね。
インターンシップのお礼メールで心がけておくべきこと

インターンシップ本番で気を付けるべきこと

インターンシップは本選考と関係がある。ならば、いろんなことに気を付けた方がいいですね。ですが、インターンシップは面接と比較したら非常に長い時間企業の人と関わることが出来る機会でもあります。

インターンシップ本番では社会人としての最低限のマナーを守り、企業について実際に働いている人から話を聞くことが出来る場として最大限活かしましょう!

以下に気を付けたいことをまとめましたので、ぜひ参考にして下さい。

  • 清潔感のある髪型、服装であること。
  • 学生同士での会話に盛り上がりすぎないこと。
  • たくさん質問を考えて置くこと。
  • 積極的にインターンシップに臨むこと。

インターンシップではスーツではなく私服やオフィスカジュアルで来てくださいという場合もあります。もちろん服装に困ったらスーツで行っても構いません。

もし、私服やオフィスカジュアルで伺うときは派手過ぎないように気を付けてください。

▼関連記事
インターンでの私服は何を着ていくべき?服の選び方と着回し例

また、インターンシップでは他大学の学生とも交流できる良い場でもあります。つい仲良くなって会話が盛り上がり、企業の人から注意されるといったことがないように気を付けてください。

インターンシップでは必ずと言っていいほど質問タイムがあります。その際、質問がないと自分が暇なだけでなく社員の方も暇になってしまいます。無理に考える必要はありませんが、人事部ではない社員の方と話す機会は本選考だと数少ないためこの機会を大切にしましょう。

後は積極的にインターンシップに参加しておけば、自然と良い印象を残すことが出来ます。頑張りすぎる必要はありません。いつも通りの自分より少し頑張るぐらいの姿勢でインターンシップに参加しましょう!

インターンシップで内定を獲得できるのか?

インターンシップに参加したら内定を獲得できるのか。という疑問を多くの就活生が抱いているのではないでしょうか。この結論については一概に述べることは出来ません。

最近流行している1dayインターンシップと呼ばれるものではインターンシップに参加したからといって内定を獲得できることはまずありません。しかし、本選考時の日程等の情報を一般の就活生よりも早く手に入れることができることもあります。

2~5daysのインターンシップでもインターンシップの場で内定を獲得できることはほとんどないのが現状です。ですが、グループ活動で優秀な働きをしたり、高い倍率の選考をくぐり抜けたりして参加している場合は早期選考に招待される可能性があります

早期選考:一般選考よりも早い時期に行われる。また、一般選考よりも選考フローが短い。

早期選考では一般選考よりも早い時期に内定を獲得できます。ですが、早期選考だからといって必ず内定がもらえる訳でもありません。入念な準備をして臨むことが推奨されます。

5daysよりも長期(1week~1month)のインターンシップ(いわゆる業務体験型)のものは企業にもよりますがインターンシップ終了後内定を保障するような場合もあるそうです。

ただし、これには条件がありプレゼンテーション等を行い、参加者の中から優秀な学生1人~3人を企業側が選ぶといった場合が多いそうです。

インターンシップで内定を獲得できることはほとんどありませんが、今後の選考に有利になることは間違いありません。

授業や研究等の理由で忙しい就活生の方がほとんどだと思いますが、一つでも多くのインターンシップに参加することをおススメします。

就職活動成功のためにできること

就職活動は情報戦です。情報源はインターネット、書籍、先輩、同級生など豊富にあります。しかし、どの情報が正しく、どの情報は誤っているのか判断するのは自分です

情報の正誤を正しく判断できるようになるためには、自分の足で多くの企業を回るしかありません。自分で得た情報しか信じないと情報量が少なく困ってしまうかもしれませんが、それくらいの意気込みで就職活動に取り組むことは良いかもしれません。

そこで、インターンシップというイベントは有効です。インターンシップに参加する学生は就業活動に対して意欲の高い学生が多いです。そういった学生と会話することで得られる情報は有意義なものが多いことでしょう。

就職活動のやり方は十人十色です。自分にあった就職活動のやり方を一日でも早く見つけるためにも、迷ったら行動するということを心掛けてください

そして、就職活動を納得いく形で終えられるように頑張ってください。末筆ながら皆様の就職活動の成功を心よりお祈り申し上げます。

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