大手家電メーカーの「パナソニック」について面接含む採用選考について記載しています。

エントリーシートの設問や各面接の雰囲気や質問内容について詳しく紹介していきます。是非参考にしていただければ幸いです。

書類選考、筆記試験

書類選考やエントリーシートの内容と回答例

パナソニックの事務系のエントリーシート(ES)については、オーソドックスな内容の設問が多いですが、毎年相当数が応募する大企業なのでES通過率も低いためしっかりとした対策が必要です。

パナソニックのような巨大メーカーの場合、次のような能力をもつ人材が求められています。

基本的には、周囲の協力を得て成果を上げられる人材に対して評価が高いといえます。

ESにおいても個人で成し遂げた実績は勿論ですが、チームや多数の人と協力して一つの目標に向かって連携し成果を上げたエピソードについて、パナソニックの場合はアピールできるようにしましょう。

筆記試験の種類と難易度

パナソニックの筆記試験については企業独自の問題が課されます。問題は、

• 数学
• 算国語(漢字)
• 一般教養

です。

問題は総じて難しく時間も足りないので、全体の時間配分を気にしつつ解答できる問題から効率よく解き進めるようにしましょう。特に、数学系統の問題は分量が多く、なおかつレベルが非常に高いので注意が必要です。

ですので、テストが全く出来なかったとしても、全員が同様なので問題はありません。他者と差が出にくいテストではありますが、解ける問題を確実に取っておくことが肝要なので、そこを押さえておけば落とされることはないといえます。

一次面接

一次面接の面接官の数と役職

1名、一般社員

一次面接の面接会場

東京、大阪

一次面接の雰囲気

3名による集団面接です。明るく話しやすい雰囲気を作ってくれ、学生の方も面接に取り組みやすくなっています。

志望動機については触れられず、一次においては人間性や受け答えなどコミュニケーション能力、そして協調性を重視して見られているといえます。

和やかな雰囲気ですが、きちんと他の人の話に耳を傾けてその上で自分をアピールするよう心がけましょう。

質問の回答内容だけでなく身だしなみや振る舞いに気を配ることも大切です。
基本的な面接のマナーを守って好印象を与えよう

一次面接の質問内容

「学生時代にどのような事を頑張ってきましたか?」

「その中で何を学んだ?」

「普段人からどのように見られていますか?」

「人と意見が違うときにどう行動するか。」

「過去の経験を踏まえてどうチームプレーをこなすか。」

二次面接

二次面接の面接官の数と役職

1名、ベテランクラスの社員

二次面接の面接会場

東京、大阪

二次面接の雰囲気

個人面接です。一次と異なり、厳しめの雰囲気で面接が行われます。面接官の空気に飲まれないように落ち着いて明るくハキハキと聞かれたことに答えるようにしましょう。あくまで向こうのペースにならないよう、率直かつ堂々と話すことが大事です。

どうしてパナソニックかを深堀りして聞かれるので、しっかりと企業研究をした上で自分のこれまでの経験に基づいてその能力がパナソニックでどう活かされるかを論理的に説明できるようにしましょう。

ちなみに、そういった自分の特性とパナソニックが求めている人材とのマッチングが重要のようで、パナソニックの創業者である松下幸之助の経営哲学を理解している、またはその考えに沿ったような人格や経験がある人は有利だと言われています。

二次面接の質問内容

「入社後何がしたいか。」

「なぜパナソニックか。」

「入社後、具体的にどんなビジョンがある?」

「うち以外で内定が出たら、その時どうする?」

最終面接

最終面接の面接官の数と役職

(所長面接)1名、(職能面接)3名

最終面接の面接会場

東京、大阪

最終面接の雰囲気

所長面接と職能面接の2つの異なる面接を受けることになります。

2つの面接ともに一次と二次の内容を確認する形の面接です。所長面接では最終的な判断を下す意味のものと考えてください。職能面接では具体的な仕事に対するビジョンや意気込みが問われてきます。

最終だからといって気は抜かず、和やかな雰囲気ながらもしっかりとパナソニックを選ぶ明確な理由とその根拠について一次二次と同様にしっかりと伝えることが重要です。

最終面接の質問内容について

「どんな仕事をやりたいの?」

「10年後のキャリアプランについて詳しく教えて。」

「海外で仕事をしてみたい?」

「最近感動したことは?」

「自分の強みについてどう思ってる?」

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