- ReSTART!第二新卒>
- 転職先の求人を探す>
- 業界・企業研究>
- ソニーに採用されるための試験対策&ソニー語録で企業研究を万全に
ソニーに採用されるための試験対策&ソニー語録で企業研究を万全に
ソニーといえば、プレイステーションやテレビ、さらにAIBOなど最先端の技術を使った家電などに力を入れていますよね。
まさに世界中だれでも知っているほどの大きな企業でもありますから、転職先としてもとても人気がある企業だと言えるでしょう。
知名度ゆえに採用の難易度が上がってしまうのは仕方がないといえるかもしれませんが、ソニーに採用されたいならまずしておくべきことがあります。
ソニーのこれまでの歴史や仕事の内容、さらにこれまでの採用試験の傾向を知っておきましょう。
▼目次
ソニーのこれまでの歴史を簡単に把握しておこう
ソニーに転職して採用されたいと考えているならば、これまでの歴史の流れのポイントを押さえておくことは大事です。
- 1946年…盛田昭夫氏と井深大氏が「東京工業通信株式会社」を設立
- 1950年…日本初のトランジスタラジオの商用化
- 1958年…「東京工業通信」から「ソニー」に改名
- 1960年…世界初のポータブルトランジスタテレビを発売
- 1961年…世界初ビデオテープレコーダー発売
- 1967年…トランジスタ電卓、カラーテレビを発売
- 1971年…カラービデオカセットプレーヤー発売
- 1982年…世界初のCDプレーヤー発売
- 1984年…ディスクマン(今のウォークマン)発売
- 1988年…ソニーのデータマックス撤廃
- 1992年…MD発売
- 1994年…プレイステーション発売
- 1996年…平面ブラウン管を搭載したテレビ発売
- 1999年…AIBOがデビュー
- 2000年…プレイステーション2発売
- 2004年…プレイステーションポータブル発売
- 2006年…ブルーレイが登場する
- 2007年…プレイステーション3発売
- 2011年…プレイステーションヴィータ発売
- 2014年…プレイステーション4発売
このように、簡単にソニーの歴史を年表にしてみると実にソニーの商品開発がとても目まぐるしいものであることがわかります。
まさに「新しい視点」のオンパレード、始まりの一歩というものが多かったんですね。
しかし、2000年代に入ると業績がおもわしくなくなっていき、ついに2014年度には1260億円もの赤字を出してしまいます。
そこからリストラなども経て、VAIOを売却、テレビやスマホ事業も縮小したりします。そして翌年2015年には利益が1450万円になることで復活を果たすことができました。
さらにゲーム機部門だとプレイステーションが続々発売されていて、近いうちに新しい「プレイステーション5」の発売も期待されています。
ソニー製品と言われて思い浮かぶもの
ソニー製品といえば、どんな製品が思い浮かぶでしょうか。皆さんが選ぶソニー製品をランキング形式で挙げてみました。
- ウォークマン
- VAIO
- プレイステーション
- ブラビア
- アイボ
1位は、ウォークマンでした。個人的にはプレイステーションかな、と思っていたのでちょっと意外でした。
確かに1979年に発売されてからもうすぐ40年が経過しますが、ウォークマンといえば世界中で通用しますからね。
2位のVAIOは2014年に独立起業していて、現在も多くの成果を上げていますから、これからの活躍も期待されることでしょう。
ソニーでの業務内容
それでは、ソニーで働く上でどのような業務内容があるのかを大まかにご紹介していきます。
事務関係の業務
まず、事務関係のさまざまな業務内容について知っておきましょう。
- ビジネスマネジメント…ソニーのビジネス戦略から実行までを導く
- マーケティング・セールス…ソニーの自社製品を全世界に向けて営業・売り出す
- サービスプランニング・プロダクト…ソニー商品関連のコンテンツやアプリなどの企画を考える
- ライセンス・リーガル…法律面でソニーの商品を守り支える。また、法律を使って世界中の競合相手との交渉も行う
- ヒューマンリソース…冷静かつグローバルに人材管理を行う
やはり、世界で活躍しているソニーだけあってグローバルな事務業務が多いですね。
ソニーの商品をどのように売り出していくかなどの細かい部分も、とても大事な業務だと言えるでしょう。
技術系の業務
次に、技術系の業務内容についてです。
- ハードウェア…ソニーのハードウェアをモジュール基盤・光学・メカなど様々な方向から支えていく
- ソフトウェア…ソニーのソフトウェアのセキュリティや信号処理などを行う
- クオリティマネジメント…ソニーの新技術に関する信頼性、破棄する場合の環境問題など
- パテントマネジメント…世界において最先端の技術を勝ち取るためにあらゆる方向から考える
- 医療ライフサイエンス…
医療機器を開発したり、最先端の研究開発を行う
こちらはソニーの製品を作り上げていく業務になっています。
グローバルなソニーですから、どちらも世界を相手取った業務内容になっているのでスケールがとても大きいですよね。
それだけ社員一人一人の責任感も強くなると言えるのではないでしょうか。
これまでに社内で受け継がれてきたソニー語録
ソニーには、創設者である井深大氏と盛田昭夫氏による「ソニー語録」というものがあります。社員の志を新たにするものとして引き継がれてきました。
そのいくつかをご紹介します。
「みんなネアカの精神でがんばろう(明るさは明るさを呼ぶから、仕事を明るくやろう)」
「最初に強い目標をたてる(できそうだからするのではなくて、目標とそれに伴う技術が必須である)」
「常識×非常識のぶつかりがイノベーションの生まれる時(常識を打ち破る力が大切)」
「これからは意識と心を考慮したものづくりをする時代」
いかがでしょうか。やはり世界に通用する新しい商品を作り出していくためには、普通の発想ではダメなんだということがこの語録から見てとれますよね。
さらにネアカ(根が明るい)の精神をつちかえば仕事の効率が上がり、会社全体も明るくなるということにもうなづけます。
さらに、これまでは物を作り上げてきたけれど物が豊かになった現代は物に流されない心づくりが必要だということも分かりますね。
ソニーの理念と考え方は分かりやすく明快なので、これらの語録は働いている社員の方の明確な指針となっています。
ソニーでの平均年収や賞与など
ソニーは全盛期に比べると経営があまり良くない状態ではありますが、それでも平成28年度の平均年収は897万円。
そして賞与は340万円くらいになります。以前より年収が下がってはいても、業界の中では上位にあると言えるんですね。
これから先、今よりも経営が上向けばさらに年収は上がると考えられますから、やはりソニーは狙い目だと考えられるでしょう。
ソニーの採用試験で過去に実施されたもの
ソニーの採用試験で過去に実施されたものについて考えていきましょう。
ソニーはグローバルメーカーなので、世界的に通用する能力や様々な人種の方の意見をもくみとる能力も必要とされます。
そのあたりも考えて試験にのぞむようにしましょう。
SPI
SPI(webテスト)というのは、職業適性検査の中の1つです。ソニーで本選考を受ける前に、自宅にてSPIを受検します。
spiテストの内容はこちらです。
- 性格(受験時間は30分)
- 言語(35分)
- 非言語(35分)
このテストで電卓を使うことは可能ですが、回答を直接入力しなければならないので勘で書き込むことなどはまず難しいでしょう。
非言語などは特に、対策本などで前もって学んでおくようにしてください。
筆記試験
SPIなどの職業適性検査では回答に正しく答えることができるかなどの受験者のレベルによって、出題される問題が変わっていくというシステムになっています。
最終的に算出されるSPIの得点は、全国の平均を50としてそこからの偏差値で比較されることになるのです。
さらに能力や性格の得点は大きく7段階に分けて評価されることになり、SPIを受ける回数は毎年違っていきます。例えば一次面接を通過したあと、二次面接を受ける前日までにSPIを受ける場合もあるようです。
エントリーシート
ソニーの試験では筆記試験の他に、エントリーシートへの記入も必要になります。グローバルメーカーということで価値観の違う人たちとも協同して仕事を行える能力があるかを試されるので注意してください。
例題をいくつか挙げていきますね。
今後ソニーが展開していくべきサービスや新しい商品についてあなたが考える工夫やアイデアポイントなどを組み込みながら提示してください。
さらにお客様に実際に提供するにあたり、どのように使って体験していくのかも示してください。」
「あなたがこれまでに成し遂げたものや作り上げたものの経験に関して、あなた自身が工夫・努力したことが分かるように最終的な行程も交えて示してください。」
「あなたの希望する職種コースで、あなたがソニーで取り組みたい具体的な内容について記述してください。 (それぞれ第1希望のコースについては、 今後ソニーが作るべき・行うべき新しい商品・サービス・アプリをあなた自身のアイデアや工夫を交えながら提案して、その理由を記述してください。 提案にあたっては、実際のお客様が具体的にどのような体験ができるのかを記述してください。」(300文字)
「あなたの選択した領域・カテゴリで最近注目しているサービスとその理由を記述してください。」(200文字)
「卒業・修士論文や、学科・専攻の授業の中で、最も力を入れて学んでいるテーマの概要を記述してください。」(500文字)
「あなたが学生時代に力を入れたことについて記述してください(研究でも課外活動でも可)。」(500文字)
「あなたが何かを解き明かした・成し遂げた・作り上げた、いずれかの経験について、あなた自身のアプローチや工夫と役割、最終的な成果(物)がわかるように記述してください。」(500文字)
これらの質問に具体的かつしっかりと構成された文章を書く必要があり、何度も読み返して内容に矛盾がないか確認する必要があるでしょう。
面談は何段階まであるか
ソニーでの面談は3段階あります。それぞれの特徴についてまとめました。
一次面接では、技術系の中堅社員1人に対応され、フリートークのような感じで面接がはじまります。
ここでは、面接官本人が気になったことなどを聞かれるという流れになります(英語経験なども聞かれたりします)。
雑談のようで話しをやすい雰囲気はありますが、面接官に飲み込まれずしっかりと自分の意見をアピールしていくことがポイントになるでしょう。
質問内容はこれからソニーでやりたいことや、ソニー以外の就活状況についてなどがあります。
ここで逆質問の時間ももうけられるので、あらかじめ質問内容をいくつか考えておきましょう。
次に二次面接では、事務系の上級社員1人からの対応を受けることになります。
ここでも一次面接の時のように雑談形式が取られることになるので、急に面接体制になったときに焦らないようにする必要があるでしょう(この二次面接の時点で内定が決まることもあります)。
エントリーシートの内容や、健康状態などについて聞かれたりします。
そして、最後に最終面接が行われます。このときは事務系の部長クラスの社員1人が対応してくれます。
この最終面接に入る前に「最近感動した場面」について書類の記入を求められることがあります。ソニーでは、このように突然の対応を求められることがあるので心の準備をしておくといいでしょう。
最近面接は和やかな雰囲気で、エントリーシートの内容に加えて自分の長所と短所も聞かれたりします。ここでは内面を探るための質問が主になるでしょう。
ソニーの面接は他の企業のように終始一貫して面接内容が決まっているわけではないので、事前に対策することが難しい難点もあります。
言い換えれば、ソニーが色々な質問をしていくことで優秀な人材を見分けられる力を持っているから実践できる方法とも言えるでしょう。
競争率の高いソニーで採用されるために押さえておきたいポイント
- 面接では自分が伝えたいことに加えて、しっかりこちらが質問したい内容も準備しておく
- 二次面接以降では、自分の希望する部署意外にも面接官の部署もイメージした質問内容にすると良い
- 逆質問は毎回あるので、できるだけパターンを考えておく
- 相手の雰囲気にのまれず、自分の気持ちを積極的に全面に出すことを意識する
ソニーの採用像は、「人々の生活にインパクトを与えられるような新しいサービスや商品を世に向けて発信できる人」なので、それを意識しておいてください。
ソニーの採用試験は自由度が高いことが多い?柔軟な対応が必要か
ソニーは日本を代表する大手の企業なので、やはり転職先としても人気が高いです。
筆記試験や面接をする場合にも自由度が高いことが多いので、どれだけ柔軟に対応していけるかというところも見られるポイントになるでしょう。
しっかりと自分の意見をアピールしていけるように、日頃からソニーの知識や精神をつちかっていく必要がありますね。
大手人気企業に興味のある方には、こちらの記事もおすすめです。
- DODA 第二新卒歓迎!働きながら業界トップレベルの技術を学ぶモノづくりエンジニア募集
- リクナビNEXT 約8割が未経験からのスタート!大手商社でグローバルに活躍できる人材を募集中!
- マイナビ転職 女性の働きやすさ抜群!有給消化率98%の有名メーカーで事務スタッフを募集中
- エン転職 フレックス制で自由な社風!未経験者OK!平日夜・土日面接OK
- @type 残業月20h未満/年休125日/定着率95%【入社祝金アリ】