三菱商事の年収は1500万近く!数年の推移や福利厚生をみてみる

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三菱商事という企業はいわゆる5大総合商社と言われる中のひとつです。国内外に200を超える拠点を持っていて、約1300社の連結対象会社と協働しながらビジネスを展開し続ける最大の総合商社です。

商社というと、いろいろなことをやりすぎてどんな会社なのかがどうしてもみえにくいのですが、中でも資源ビジネスに注力していると言われています。

しかし、なかなか見えにくいですが、実際は私たちの生活の中の多くに三菱商事が関わっているということもあるのです。商社というのはそういったところとも言えます。

ここでは、そんな三菱商事で働く方々の年収についていろんな方面から分析しながら検証していき、就職などに役立てていただきたいと考えています。

年収の推移はもちろん、同業他社と比較するとどうなのかということも含めて見ていただいたいと思います。

三菱商事の平均の年収ってどのくらいもらっているのか?

それでは、まず平均年収を見ていきましょう。

2016年度の平均年収は、1446万円と言われています。日本には商社と言われる企業は多く存在していますが、その中でも5大商社といわれるところがあります。

三菱商事、三井物産、丸紅、伊藤忠商事、住友商事の5社です。この中でも年収はトップですし、日本の企業の年収ランキングを見てもベスト5に入る常連企業です。

三菱商事は、日本最大の総合商社です。事業は大きく分けて7つあって、

  • 地球環境・インフラ事業
  • 電力、水、交通などのインフラ分野における事業やそれに伴う地球温暖化防止や再生可能エネルギー事業など

  • 新産業金融事業
  • 不動産・都市開発、不動産ファンドや物流事業など

  • エネルギー事業
  • 天然ガス、原油、石油製品、LPGなど

  • 金属事業
  • 鉄鋼製品、鉄鋼原料、非鉄金属における幅広い商品取扱や安定的供給など

  • 機械事業
  • 産業機械、船舶、自動車などの各領域で工作機械、農業機械、建設機械、エレベーターやエスカレーター、自動車など

  • 化学品事業
  • プラスチック、ポリエステル繊維、合成ゴムなどの石油化学品分野、工業塩、樹脂、、肥料などの基礎科学品分野、食品科学などのライフサイエンス分野などの事業

  • 生活産業事業
  • 食料、生活消費財、衣料などの生活必需品を消費者に届ける事業

となっています。

これらの多岐にわたる事業を日々展開しているのが三菱商事という企業ということなのです。ちなみに2017年度の売上高は、7兆5673億円で、営業利益は4743億8900万円となっています。

では、次に同業他社の平均年収を見ていただき、比較してみましょう。

三菱商事 伊藤忠商事 三井物産 住友商事 丸紅
1446万円 1382万円 1363万円 1255万円 1226万円

実は、2014年度は伊藤忠商事が一番年収水準が高い企業だったのですが、今は三菱商事が大きく抜け出すようになりました。

2位の伊藤忠商事とは60万円以上、5位の丸紅とはなんと220万円も離れています。とはいえ、さすが5大商社と言われるようにどこの企業も余裕の年収1000万オーバーとは恐れ入ります。

三菱商事で働く方々の平均年齢って何歳なのか?

つぎは、働く社員の方の平均年齢についてです。平均年齢は、2016年度で42.6歳となっています。ちなみに過去5年間を見てみると、

2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 2016年度
42.9歳 42.8歳 42.8歳 42.6歳 42.6歳

という結果でした。参考までに5大商社の平均年齢も見てみると、

三菱商事 伊藤忠商事 三井物産 住友商事 丸紅
42.6歳 41.5歳 42.4歳 42.9歳 41.4歳

全てにおいて40代前半ということで、おおよそ同じような年代だけでみると年齢構成になっているのではないかと想像できます。

三菱商事の過去5年間で見てもほぼ横ばい、同業他社で比べてもほぼ互角ということです。

ここまで大きな企業ですので、綿密に計算された採用計画のもとで毎年新卒採用を行なっていると考えるのが正しいと思います。いいバランスの人員構成を維持継続させているということでしょう。

三菱商事で働く方の平均勤続年数はどのくらいなのか?

次は三菱商事ではどのくらいの期間働く人が多いのか、平均勤続年数を見ていただきましょう。2016年度の平均勤続年数は、18.5年です。以下過去5年間は、次の通りです。

2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 2016年度
18.9年 18.9年 18.7年 18.6年 18.5年

ということで、こちらも大きな変化はないとみるのがいいと言えます。わずかながらではありますが、年々下がってきていますが、団塊の世代の定年に関わるところかもしれません。

しかし、定年退職してその次にまた新卒が入社するというのを繰り返しているはずですから、極端な平均年齢の上下は起こらないとは思います。

ここでも、参考として5大商社の平均値も見てみましょう。

三菱商事 伊藤忠商事 三井物産 住友商事 丸紅
18.5年 16.7年 18.9年 18.5年 16.7年

伊藤忠商事と丸紅の16.7年は少々気になるところではありますが、それを除けばあとはほぼ横一線というところでしょうか。

これまでの年収・年齢・勤続年数の平均を見て見えることとは何か?

平均年収、平均年齢、平均勤続年数を見てきましたが、三菱商事は他の大手商社と比べてもまずまずの労働環境で、年収も高くて働きがいはありそうだということが見えてきます。

しかし、全業種を含めた平均値で見てみると、2017年の平均年収ランキング(転職サービスDODA)から算出された平均値は正社員で418万円ということで、そこから比べれば、平均値の約3.5倍という驚異的数値です。

商社のくくりだけで見てもトップクラスの三菱商事ですが、全業種で見ても破格の年収をもらっているということはわかります。

また、平均年齢で見ると、東京商工リサーチが2013年に発表した上場企業の平均年齢は40.2歳ということで、年齢的には若干上回っている結果でした。

これは、商社という国内だけではなく、海外の赴任があったり、特殊能力が必要となる業務も多いことを考えると、年齢が高くなるのは仕方ないのかもしれません。

勤続年数については、業種によってかなり偏ってしまうので、比較はできないところもありますが、平均的と言っていいのではないでしょうか。

ここまでは、同業他社なども比べながら三菱商事の立ち位置のようなところも見えてきたと思いますが、この後は、もう少し三菱商事に特化して検証していきましょう。

ここ5年の平均の年収推移

それでは、ここからは三菱商事についてもう少し掘り下げて見ていきます。まずは、過去5年の平均年収の流れをご紹介します。

2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 2016年度
1412.8万円 1419.3万円 1355.2万円 1375.7万円 1445.9万円

というようになっています。毎年3〜5%程度の変動はあるにせよ、元々の平均年収がかなり高額ということからすれば、とんでもないくらいの上振れ下振れは起きていないという感じでしょう。

次は、給料の原資とも言える売上の推移について見ていきます。

2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 2016年度
平均年収(万円) 1412.8万円 1419.3万円 1355.2万円 1375.7万円 1445.9万円
売上高(億円) 60,098 76,351 76,694 69,255 64,257
純利益(億円) 3234.5 3613.5 4005.7 ▲1493.9 4402.9

2015年度には連結決算を導入してから初の赤字決算になりました。これは原因がある程度は分かっていて、チリの銅事業による中長期の銅価格見通しが引き下げられてしまったこととされています。

共同出資している三井物産もこの年三菱商事と同様、連結決算を始めてから初の赤字転落を引き起こしています。三菱商事は2800億円、三井物産は900億円の減損を強いられました。

しかし、これまでは、3,500〜4,000億円の利益をあげてきたにもかかわらず、2,800億円の減損でそれ以上の赤字転落になるのかは全ては網羅できませんでした。

しかし、それだけもしくはそれ以上ののインパクトがあることであったのは間違いないということになるでしょう。

ただ、そんな赤字決算を出しているにもかかわらず、社員の年収は増額しているという現実もあります。

直接的な要因が社員にはないということなのか、一部の事業の問題だからなのかは定かではないですが、とはいえ、働くものからしてみればいいことかもしれません。

三菱商事に新卒で入社してから年齢を重ねていくとどうなっていくのか?

次の内容は、年齢による年収の推移について触れていきます。

20代 30代 40代 50代以上
686.3万円 1203.6万円 1458.2万円 1636.4万円

年代で見ると20代から30代になると倍増するようになっていますが、実際には、25歳以上になると、平均で低く見ても1024.5万円以上にはなるというように言われています。

その理由の一つは、20代前半は、当然入社してまだ数年でそこまでのキャリヤや実績を残しているというわけでもないので、基本給は安いし、賞与も満額もらえるようになるには2年目以降でなければもらえません。

そういうことを考えれば、自ずと最初に2〜3年間というのは年収が低くても仕方ありませんし、ある意味当然の結果です。

ただし、入社10年目を過ぎれば、誰もが夢見る1000万円プレーヤーになれるのですから、頑張るしかないですね。

では、年齢や役職などが絡んでくるとどういうようになるのかを見ていただきましょう。

大学卒及び大学院卒の初任給

大学卒の場合の初任給は410万円、大学院卒の場合は、470万円です。ちなみにボーナスの満額は2年目以降にならないともらうことができません。これが大きな収入アップの要因になります。

残業代や各種手当はベット支給されますが、年収はどちらにしても低いことには変わりません。しかし、この段階ですでに日本で働く正社員の平均年収程度になっているわけです。

社会経験がほとんどなくても、就職戦線で勝ち組になれば、こういった収入でスタートできるということも言えるということです。世のサラリーマンの方には複雑な心境でしょう。

大学卒から6年目の28歳時

年収は770万円で役職も主任クラスになってきます。総合職の場合では、よほどのトラブルなどがない限り昇格していきます。この段階でも残業代や各種手当は別途支給されます。

基本給が月に35万円、ボーナスは年間10ヶ月という驚きの額です。

ちなみに残業を月に30時間(1日1.5時間程度)すると年収で860万円以上となり、残業が多い部署に配属の場合は900万を超えてくることもあると言います。

大学卒から8年目の30歳時

年収は880万円で、主任ポストはそのままです。基本給も月40万円になってきます。残業をすれば年収1000万も十分あり得ます。

月収は5万円アップですが、月収の10ヶ月分が賞与で支給されるわけですから、給料で60万円、賞与で50万円アップするので、計110万円のアップということになります。

大学卒から10年目の32歳時

ここで、残業なしでも年収は1100万円と夢の1000万円プレーヤーとなることができます。役職もアシスタントマネジャーに昇格しますが、ここまではほぼ全員昇格できると言えます。

ただし、ここから管理職扱いとなって残業代はゼロになるのでいわゆる年俸制のような感じになります。基本給も月に55万円に跳ね上がります。

あと、ボーナスについては、会社の業績によって変動することが多くなって、平均的な業績の場合、8〜10ヶ月業績がいい場合は、10〜12ヶ月と跳ね上がりますが、赤字の時は〜7ヶ月になることもあります。

よって、会社の業績が上向かないとボーナスに相当響いてくるわけですから、社員も必死になるということなのでしょう。

大学卒から13年目からの35〜40歳時

年収は順調に上がってくると1430万円になってきます。役職も課長となって社内的には「課長1」のランクです。最速で35歳から昇格することはあります。

しかし、総合職の場合でも昇格が全員というわけではないので、絶対この年齢でこの年収と役職がもらえるという保証はありません。

ただ、40歳くらいにはそれなりに仕事をしている人であれば課長には昇格できるとのことです。

大学卒業から18年目の40〜45歳時

ここで「課長2」のランクになると年収も1870万円とまた上がってきます。最速は38歳からなる場合もあるそうですが、当然昇格できない場合もあります。

ここからは、業績だけでなく、管理する部署の大きさや責任の大小も関わってくるようになってきます。

大学卒業から18〜23年目の45〜50歳時

「課長3」ランクに昇格することができると、年収も2090万円になってきます。最速45歳で昇格できるとのことです。

しかし、正直ここまでくると同期の中でもかなり絞られてくるというようになってくるでしょうから、同期の中でも誰が昇格したとかそんな話は日常茶飯事になるかもしれません。

ここも当然のように業績だけでなく、管理する部署の大きさや責任の大小も関わってくるようになってきます。

大学卒業から28年目の50歳時

部長に昇格できた場合で、年収は2310万円になります。相当な狭き門となって、同期の中でも3%未満という相当門の狭さは際立ちます。

三菱商事の福利厚生はどんな制度があるのか?

今では、企業によってさまざまな福利厚生があって、多様性が出てきています。働く方にとってこの会社で働いているメリットというようなものです。

この福利厚生というものもどれだけ充実しているかで社員がやめにくくなるということも言われていますので、どう言ったものが三菱商事にはあるのかを見ていきましょう。

ただ、意見を見ているとその人によっていいと感じる人と、全く真逆に感じる人と分かれているというのは少々不安なところは否めません。

  • 通勤費の補助
  • 社員寮(規定あり)
  • 社員持株制度
  • 各種保養施設利用
  • 財形貯蓄
  • その他、多くの福利厚生あり

入社すると、実家の距離に関係なく最大8年間は独身寮を利用することができます。ここに費用がかからないというのは新入社員にはありがたいところです。あと、一般的な大企業であればあるような福利厚生はほぼ揃っていると考えていいでしょう。

また、女性の活躍推進を積極的に取り組んでいますので、出産に伴う休暇や育児休暇はもちろん、出産後も仕事に復帰しやすいように社内に保育所を設置したりなども積極的です。

そして、女性だけではなく、男性も介護や育児、家族が病気をしてしまった時に休暇を取らなければいけない場合も取得がしやすくなっています。制度化されているのはありがたいです。

有給休暇も取得しやすく、周りの理解もあって職場に迷惑さえかけなければ問題ないというスタンスです。

流れているデメリットによると、住宅手当が充実していないことが多くて、家を借りる時も場合によっては地震で全て賄わなければいけないということもあるようです。

そう言ったことを考えると、年収の50万円〜100万円程度は住宅関係に使うものと割り切る必要があるかもしれません。

三菱商事の年収に対しての社員の評判や口コミはどんなことがあるのか?

業界最大手にして、収入も高収入が見込まれるという三菱商事に働く方はこと年収についてどのように感じているのでしょうか?まずは見ていただきましょう。

  • 上司や働く部署にもよりますが、商社という業界は激務になることもある。
  • 高年収は激務による残業代ということも多い
  • 海外を相手にする場合、国によっては時差が大きいため、メールの返信などもそこまで縛られないので、基本的には残業は半年に一度程度
  • 夏には、学生時代の文化祭のような行事があり、社員が一致団結して盛り上がります
  • 妊娠中でも体をねぎらってくれるので働きやすいです
  • 一般的な大手企業の報酬と同じぐらいではないでしょうか

やはり、働く部署や職種(事務職と営業職など)が異なると、残業時間に大きな差がおこってしまうのはどこの会社でもありますが、ここでもその例からは漏れないようです。

特に、商社というのは海外を相手にしていたり、拠点もあるわけですので、対応に時差が発生したりすることもあるわけです。それを上手に利用すれば残業が少なくするということはできるようです。

それは、その人たちの価値観の問題にもなるかもしれませんので、何とも言えませんが結果的にはその人次第ということもあるかもしれません。

三菱商事は業界トップクラスの年収!

ここまで、いろいろなことを見ていただきましたが、やはり日本の商社の中でも売上もトップですし、年収もトップです。

商社という業界自体が一般的な企業と比べてもかなり多い年収を得ていますが、その中でも一つ抜けています。

これは働く方からしてみれば、収入が多いということはいいことですから、特に問題もありませんし、会社も認めて支払っているわけですからそこには何の問題もありません。

ただ、比較的早い段階で管理職扱いとなって残業手当が0になってしまうということや、配属先によっては、残業が半年に一回ぐらいしかないところもあれば、毎日残業が数時間あるところも現に存在する訳です。

ですから、時間に対しては公平性はあまりないと言わざるを得ないかもしれませんが、その代わり、残業代でカバーされているということでトータルとしての公平性を保っているということになります。

また、福利厚生も充実していたり、女性に優しいとか働きやすいとかということに積極的に取り組む姿勢もありますので、環境的にもいい労働環境とも言えます。

いろいろあるかもしれませんが、トータル的には従業員満足度も決して低くはないと考えるのがいいと思います。

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