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ニートだけど就職したい!職歴なしでも採用されるニート脱出成功術
親のすねをかじって生きているとか、引きこもりとか、、すっかりネガティブなイメージのあるニート。しかし、「働く意志がない」人のことをニートと呼ぶわけですから、ニートの人が本気で「働きたい」と思った時点で、もうほぼニートは脱出しているのです。あとは無事就職するだけ!
確かに、ニートが就職するにあたっては、ブランクが長ければ長いほどハードルは高くなりますが、決して不可能なことではありません。ニートであろうと、働く意志、やる気さえあれば、社会復帰できる道は確実に存在するのです。
▼目次
ニートが就職するための最大の武器は「働きたい」という熱意である
日本において一般的にニートと呼ぶ場合は、「15~34歳までで、学生でなく、家事も行っておらず、現在働いていない人」という本来の定義に加えて「働ける状態にあるにも関わらず、働く気がない人」というニュアンスを多く含んでいます。
「働く気がない」という時点でマイナスのイメージがつきまとい、企業によってはニートというだけで門前払いのところも多くあります。逆に言えば、ニートを脱出して就職するためには、とにかく「働きたい!」という熱意が重要です。
働くにあたって、企業との面接や、第三者への就職相談などの際は職歴がないことに言い訳するのではなく、「働ける機会をもらえることに喜びを感じている、採用されたらしっかりと働いていくつもりである」という熱意を見せましょう。
企業に「やる気と向上心があり、真面目で、きちんと働いてくれそうな人である」と思ってもらうことができれば、就職の可能性はぐっと高くなります。
就職活動や、勤労に挫折しない覚悟を持とう
特にニート期間が長いと、たとえ仕事にありつけたとしても「朝起きて、決まった時刻に出勤し、汗を流して働いて、定時になったら帰宅して、夜眠る」という、本来社会人なら当たり前の習慣にも違和感を覚えるかもしれません。
また、ちょっとしたミスや叱責などでも慣れず、心が折れてしまう可能性もあります。せっかく採用されてもすぐに辞めるのでは意味がありませんから、具体的な仕事探しを始める前に、まず
- 今やらなければ、もう後がないのだという認識
- 絶対に仕事に食らいついてやるという強い意志
を持ち、覚悟を決めましょう。なんとなく「働いてみようかな」くらいで就職してしまうと、今までの自由な生活とのギャップに耐えることができません。
あらかじめ「働いたらどんな生活が待っているのか」を具体的に想像し、それに対する心の準備をしておくことが、無事ニートを脱出して就職し、働き続ける秘訣です。
どう乗り越える?ニートが就職する時の3つの壁
働く意志を万全にしたところで、ニートには高い3つの壁が立ちはだかります。それぞれ対策をご紹介していきます。
書こうとしても真っ白!?履歴書と職務経歴書
ニートにとって第1の壁が履歴書と職務経歴書をどのように書くかということです。働いていない期間があるということが一発でわかってしまう部分だけに、できるだけ印象の良い書き方をする必要があります。
ちなみに、履歴書や職務経歴書の詐称(つまり働いていたように見せかけて嘘を書く)のはもちろんダメです。
嘘を書くのではなく、 自己PRを積極的にしてカバーしましょう。
ひとまず、ニートの中でも「働いていなかった期間が1年未満の、ちょっとだけぶらぶらしていた」という程度であれば履歴書と職務経歴書を埋めるのは簡単です。ブランクがあること以外は普通の履歴書が出来上がるはずです。
ブランクが気になるようであれば、なぜブランクがあるのか、ブランク時代どのようにして自己研鑽していたかなどを前向きに書いておくのがおすすめです。
また、今までの仕事の中でどういう部分を評価されたかなどもアピールしておくとよいでしょう。
問題は
- 社会経験はあるものの数年以上に渡ってブランクがある
- 今まで1回も社会経験がないまま30代になった
などの重度のニートの場合です。特に社会経験がないと職務経歴書に書くことがほとんどなく、真っ白という人もいるかもしれません。
しかし、職務経歴書は単に「職歴をひたすら書きつらねる」ものではなく、「企業の採用の参考資料として、自分のスキルをアピールする」ためのものです。
しかも、履歴書とは違い形式は自由。つまりブランクがあることよりも内容が薄いことの方が問題なのです。具体的な社会経験がない場合、
- 学生時代のアルバイトの経験
- ボランティアの経験
- 資格試験を受けた(合格した)経験
- なにかで賞をとったなどの経験
- パソコンなど、ちょっとしたスキルに関するPR
- その企業で働くにあたって、役に立ちそうな自分のスキル(計算に強いなど)
など自分のアピール要素を、相手企業が参考にできそうな内容を中心にまとめます。どうにかして、履歴書はともかく最低でも職務経歴書は1枚最初から最後まで埋める努力をしましょう。
職歴がなくともなにかしらアピール材料はあるはずです。ここは嘘を書くことなく自分を有効にアピールできる重要な場ですから、自分の過去をひっくり返してでもどうにかして探してきましょう。
小さなことでも書き方ひとつできちんとアピールになります。本人のやる気が伝わる部分でもありますから、ここはぜひ頑張りたいところです。
少しでも採用率が高まるよう、強みを見つけてアピールしましょう。
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とにかく指摘されるのが怖い。企業との面接
第2の壁が面接です。特にニートが一番緊張するのは会社の面接で「この期間はいったいなにをしていたんですか?」と聞かれた瞬間ではないでしょうか。
嘘はいけませんが、だからといって正直に「何もせずにぶらぶらしていました」というのは考えものです。
- 資格試験の勉強をしていた
- 仕事をするためのスキルを学んでいた
- ボランティア活動をしていた
などなにかアピールできるようなものがないか事前に探しておきましょう。何か行動をしていたというのが大事です。
あるいは、もしあまりに長期間働いていない場合はあえて働いていなかった期間を押し出した上で、何か前向きな決意を伝える方法もあります。
例えば「ブラック企業にあたってしまい、働くのが怖くてたまりませんでしたが、自分自身と向き合い、また働いてみようという勇気が出ました」などです。
ニートというハンデがある以上、無事就職するためには面接でのアピールが欠かせません。働こうという強い意志がある、多少つらくても負けずに頑張るつもりであるということを積極的に伝えていきましょう。
ニートのイメージに負けるな!コミュニケーション能力
第3の壁が人とのコミュニケーションです。ニートというと、ニートというだけで「暗くて、怠惰で、仕事ができず、人とのコミュニケーションがとれない」というイメージを持たれがちです。
特に面接でそのような印象を相手に与えてしまうと、採用の確率が低くなります。
また、実際にコミュニケーション能力に欠けている場合、採用されにくいだけでなく、就職してからも人とのコミュニケーションがとれずに挫折する可能性もあります。
ニートを脱出するためには、ニートにまつわるマイナスイメージを払拭する勢いで、前向きな姿勢を押し出すことが重要です。
極端な話、「明るくて、前向きで、笑顔で、積極的に話をして、ユーモアもある」ような、「この人本当にニートなの?」と思ってもらえるような人物を心がければ大丈夫です。積極的な人を思い浮かべて真似をするのもよいでしょう。
また、そこまでできなくても、せめて暗くておどおどしているような様子は絶対にとらないようにしましょう。その上で仕事をしたいという熱意を伝えていきます。
普段はともかく、せめて面接の時くらいはそのくらい頑張らないと、就職するのが難しくなってしまいます。
就職してからも、長く働き続けるためにはコミュニケーションは重要です。
- 挨拶ができる
- わからないことを聞ける
- わからないことをわかるように努力をする
- 積極的に「ほう・れん・そう」する
- ミスしたら謝る
- 人に親切にする
というようなことができるように、努力していきましょう。逆に「やっぱりあの人ニートだったからダメだな」なんて思われてしまうのは、
- 挨拶をしない
- 態度が悪い
- わからないことをそのまま自己流でやる
- 失敗を隠す
- 仕事をサボる
というような人です。ニートのせいでなくともニートだからと思われてしまいます。明るい話し方で、ニートのイメージを覆しましょう。
意外と簡単だった!ニートでもすぐに職歴を作れる方法
ニートの就職先として、いきなり正社員の仕事を探す方法もありますが、ブランクがあるとやや難しくなります。
また正社員として就職するためには面接のための交通費やスーツ代などの費用もかさむので、貯金の乏しい状態だと心もとないですよね。
そのため、職歴を作る意味も込めて、まずアルバイトや派遣などで社会人としての勘を取り戻すことをおすすめします。
就職のハードルが大幅にダウン!派遣会社に登録しよう
ニートにとって、最初の働き口として非常におすすめなのが派遣会社に登録することです。特にブランクが長いニートにとっては、まず派遣会社で派遣社員として働くことには以下のように多くのメリットがあります。
- だれでも登録することができる
- 自分で仕事を探さなくていい
- 仮に採用されなかったとしても次の仕事をすぐに探してもらえる
- 基本的に面接がない(見学という名の面接がある場合もあるが、派遣として違法)
- 一般的なアルバイトよりも時給が数百円は高め
- 派遣会社によっては履歴書不要のところもある
- 非常にピンキリな人材が集まるために、ニートであっても目立たない
- 単発の仕事から長期の仕事まで幅広い案件がある
- 派遣会社によって得意分野があるので自分の目的に合った会社を選ぶことができる
- 仕事の悩みがあった時、コーディネーターや担当に相談することができる
- 仕事先でトラブルがあった時も派遣会社を通して対応してもらうことができる
- 定期的にスキルアップの機会を設けてくれる場合がある
- 紹介予定派遣を利用すれば、正社員を目指すこともできる
派遣会社に登録することによってニートが就職するときの3つの壁がすべて解消されます。
ニートの場合、そもそもまず採用してもらえるかどうかが問題ですから、誰でも登録ができて、派遣会社が仕事を探してくれるという環境は理想的です。
一度登録してしまえば、アルバイトや正社員の仕事を探す時のように、毎回履歴書を作る手間もありません。
また、いわゆる軽作業に分類される仕事が中心の派遣会社を選べばさらにハードルは下がります。
大量募集なのでよほど不真面目な態度でなければほぼ誰でも採用されますし、普段着で気軽に登録説明会に赴き、その場で仕事を紹介してもらうこともできます。
もちろん、もっと大手企業への派遣に特化した派遣会社に登録すれば、スーツを着てそちらで働くこともできます。
3年も続けて働いたら、ニート脱出はもちろん、貯金もできますし、履歴書の上でも「簡単には仕事を辞めない」という立派なアピール材料になるはずです。
ただし、派遣会社もピンからキリまであります。ブラックな派遣会社は雇入通知書を出してくれなかったり、残業代や有給がつかなかったりすることもあるので、そのような派遣会社は選ばないようにしましょう。
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不労所得ならある。そんな時はいっそ開業してしまおう
職歴を作るもうひとつの方法がフリーランスになるという選択肢です。ニートの中でも、「1人で自活できるほどではないけれども、多少の所得がある」という人がいます。
在宅での内職の仕事を引き受けていたり、アフィリエイトで収入を得ていたりする場合は、個人事業主として開業してしまうことで書類上はニート脱出できます。
副業は禁止でも自営業ならOK、という企業は多数あるので、開業していても就職の邪魔にはほとんどなりません。開業は税務署に開業届を提出するだけでよく、特別な費用や開業資金等も必要ありません。
ただし、開業すると失業保険を受けられなくなります。開業する場合はあらかじめよく考えてから実行に移しましょう。
社会復帰の練習にも!単発のアルバイトを引き受ける
とにかく履歴書が真っ白でつらい、職務経歴書が埋まらないという場合、むりやり職歴を作る方法としては単発~短期のアルバイトを引き受けてしまうという方法もあります。
日雇いのアルバイトだととにかく人手が欲しくて募集していることも多いので、ニートでも比較的楽に採用されることができます。
結局1日~数日だけのことになるのであくまで履歴書の白さを埋めるだけになりますが、本当に職歴がない人にはおすすめです。
どこでバレるの?ニートであることがわかる経路いろいろ
ニートであることを引け目に感じ、人によってはできるだけ会社にバレずに就職したいと考える人もいるかもしれません。
しかし、ニートであることを隠していても、実は思わぬところからバレることがあります。嘘をついてあとから発覚すると懲戒処分になる可能性もありますから、堂々としているのが一番です。
ちなみに、ニートだとバレる経路は以下のようにいくつかあります。
履歴書や職務経歴書
履歴書や職務経歴書に空白期間がある場合、当然ながらこの期間はなにをしていたのかと聞かれる可能性が高くなるため、ニートだとわかりやすくなります。
住民税
住民税の額は、前年の所得で決まり給与から天引き(特別徴収)されます。自治体から勤めている会社に住民税の額について通知が行くため、住民税がゼロあるいは極端に少ない場合、働いていなかったとわかります。
知人のつながりや噂話
たまたま会社に知り合い、あるいは知り合いの知り合いがいるなどで、そこから「あの人ニートだったよ」と伝わってしまうという思わぬ展開もあります。意外なところで意外なつながりがあるので気をつけましょう。
アルバイトから正社員まで。ニート脱出におすすめの就職先
職歴を作るためにアルバイトから始めるにしろ、いきなり正社員に挑戦するにしろ、就職先はある程度選ばないと採用してもらえる確率が大きく減ってしまいます。ニートでも就職しやすい、就職先の一例をご紹介しておきます。
ニート募集!?ニートでも積極的に雇ってくれる企業
正社員として就職したいという場合、そもそも最初から求人広告で「ニートでも歓迎!」と打ち出しているような太っ腹な企業もあります。
また、大きな会社よりは小さな会社、ベンチャー企業などを選んだ方が、学歴や職歴といったものよりも本人のやる気や人柄を重視してくれるため採用率が高くなります。
強力サポート!ニート向けの就職支援サイトを利用する
特に正社員を希望している場合DYM就職や「Adecco(アデコ)」の「若者正社員チャレンジ事業」などニート向けに手厚くサポートしてくれる就職支援サイト、サービスを利用して就職先を探すのがおすすめです。
そもそもニートを募集しているので、ニートだからと引け目に感じる必要がありません。やる気さえあれば十分就職にこぎつけることができます。
やる気があればOK!職歴不問のところを探す
過去の職歴を一切問わないという募集を探せばニートでも有利です。特に、何らかの資格を持っていたり、その業界に関する知識があればより採用されやすくなるでしょう。未経験可のところもおすすめです。
ほしいのは職歴じゃなくて人手!?履歴書不要のところを探す
ニートを脱出するきっかけとして便利なのが履歴書不要のところです。過去の職歴を全く書く必要がない企業もあれば専用のシートを設けて直近の職歴以外は不要というところもあります。
特に、大量採用のアルバイト募集や単発の仕事、派遣会社などに多くあります。履歴書や職務経歴書を書かずに済み、面接での説明の手間も省けるため非常におすすめです。
お試ししてから正社員になれる。紹介予定派遣
派遣会社の中でも、正社員として採用されることを前提としている「紹介予定派遣」というものがあります。まず派遣社員として派遣先の企業で働き、お互いに納得すればそのまま派遣先の正社員として働き続けることができるというものです。
これを利用して、派遣社員から正社員にシフトするのも簡単でとてもおすすめです。自分ひとりで正社員を目指すよりもはるかにハードルが下がります。また、ニートでは諦めがちな大企業に勤めることも夢ではありません。
紹介予定派遣を扱っている派遣会社に登録しましょう。
目指せ直接雇用!派遣の3年縛りを利用しよう
紹介予定派遣でなくても、通常の派遣にも同じ職場で3年以上連続して働いてはいけない「3年縛り」というものがあります。この場合3年を経過すると、派遣先の企業に直接雇用を要求することができるので、これを利用するのもよいでしょう。
ただしこの場合は正社員とは限りませんし、派遣先の企業が同意しないといけないので注意が必要です。
実はニートは他の人にはできない経験をしている。焦りをバネに変えよう!
職歴に空白期間があるということは、ニートにとって大きなプレッシャーです。しかし、就職の際に問題になるのは職歴があるかどうかではなく、やる気があるかどうかです。
やる気を見せればニートでも悪いイメージは払拭できます。ハンデを乗り越えられるように、明るく前向きな態度を心がけて就職活動をしていきましょう。
働いていなかった時間というのは、一見ただ無駄にしていた時間のように受け取られてしまいがちです。しかし、視点を変えて見てみれば、その時間は普通の社会人が持っていないひとつの「経験」でもあるのです。
無駄にしている時間が長いと、いざ就職した時、働いてお金をもらうことができる日々に感謝をすることができるようになります。また、収入のない日々を知っているだけに、今度はそれを失わないように努力していくことができるでしょう。
その気持ちを企業に積極的に伝えていけば、いずれ採用してくれる企業も必ずあります。実際、やる気があればニートだって構わないという企業はたくさんあるのですから、諦めずに頑張っていきましょう。
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