- ReSTART!第二新卒>
- 転職を成功させるための準備>
- 退職の手続きと心得>
- よくある退職トラブル5つ。有給取れない、転職がバレて…!?
よくある退職トラブル5つ。有給取れない、転職がバレて…!?
今働いている職場から新しい職場に移りたいと思ってるならば、きちんとそのためのビジョンを思い描いておくことが大事です。
あまり深く考えずに物事を進めてしまうと、退職する時にトラブルを引き起こしてしまうことがあるんですよ。
今働いている職場をうまく退職できなかったり、次の転職先でのビジョンが見えにくくなってしまったり…。
ちょっとしたことがきっかけになって起こる、それが転職トラブルというものなのです。
ここでは、転職トラブルがどうして起きてしまうのか~そしてなるべく円満に退職して次の仕事を始めるためにできることについて提案していきます。
▼目次
退職トラブルとして多いもの5つ
それでは、転職トラブルとして実際に多く起こっているものを、ランキング形式で見ていきましょう。
強引に引き止められること
やはり、これが転職トラブルの中では郡を抜いて多いと言えますね。転職する人の4割の人が強引な引き止めを経験しているほどなんです。
実際に退職する直前まで重要な案件を任されてしまったりしまうことがあります。他にも強引に引き止められることで次の入社日に間に合わなくなってしまう…など状況はかなり深刻なものだと言えるでしょう。
引き継ぎがうまくいかないこと
自分が会社から居なくなることで、後に入ってもらう人材にしっかりと引き継ぎをしておくことは必ず必要なことです。
そもそも転職までの短い期間で、これまでやってきた全ての仕事を引き継ぐこと自体無理がありますからね。ここで引き継ぎが不十分だと、どうしてもトラブルに発展しやすくなるんです。
事例としては、きちんと会社で決められている時期に合わせて事前に退職を申し出たにも関わらず、自分の後任が見つけてもらえずに転職を諦めることになる…ということもあります。
引き継ぎ問題は、なかなか根強いトラブルであると言えるでしょう。
競合他社に転職することがばれてしまう
転職するといっても、まだ残り1ヶ月から2ヶ月程度は今の会社で働かなくてはなりません。
新しい転職先が競合他社であり、さらにそれが他の社員や上司にバレてしまっていたとしたら…
その状況を想像しただけでゾッとしますよね。他のメンバーの冷たい視線の中で仕事をしていかないといけないわけですし、こうなってしまうと円満退職とは程遠くなってしまうことでしょう。
今の会社からしてみると競合他社にヘッドハンティングされるわけですから、退職することがどうしても自分の会社のノウハウなどを持っていかれるということになりますからね。
実際に会社によっては「競合他社に転職しない」という誓約書があったりするんです。実際にこういった法律が存在しているわけではないのですが、やはりこのあたりはトラブルに発展しやすいと言えます。
余っている有給休暇を使わせてもらえない
会社を退職するということで、現時点で余っている有給休暇をまとめて取りたいと思われる人は多いことでしょう。
それでも、まとめて取ってしまうと他のメンバーの迷惑になってしまうから申し訳ない…と考えるのも当然のことかもしれません。
本来は残っている有給休暇を自分がどのように使用するかは本人の自由なので、まとめて申請を出してもOKなのですが、トラブルが心配で言い出せない…ということが多いんですね。
実際に辞める直前になって意向を伝える
会社でも規定として定められた退職の申請時期はありますが、それよりもギリギリになってしまったりすることもあります。
退職の申請をするタイミングはとても難しいですし、やはり言いにくいことなので期を逃してしまうこともあるかもしれません。
そうやって思い悩んで、結局のところズルズルと退職できなくなってしまう…ということもあるんですよ。
退職トラブルを避け、円満な退職をするためにすべきこと
退職をすることで引き起こされてしまうトラブルは本当にたくさんあります。
これまで働いてきた会社ですから、なるべく退職トラブルなどは避けて円満に退職していきたいものですよね。
わだかまりを作らずに退職をするためには、これだけは押さえておきたいポイントが4つあるんです。1つずつ説明していきますね。
1.退職を切り出す時期をしっかりと見極める
退職をいつごろ切り出すか…というのはかなり大事なポイントです。というのも、この時期を見誤ってしまうと、最悪の場合にはクビにされてしまうこともあるくらいだからです。
転職を切り出すのに適している時期は転職する1ヶ月から3ヶ月程度前です。
法律で言えば退職する14日前までに申告すれば大丈夫なのですが、あまり急すぎるのもやはり良くありませんし、会社が忙しくなる時期も避けておくようにしましょう。
とにかく、転職をすることで会社や上司になるべく迷惑をかけないようにすることが大事なのです。
2.直属の上司に一番先に話をしよう
退職をするためにまずしなければいけないことは、やはりその事実を直属の上司に伝えることですよね。
この時にきちんと計画性を持って退職の意向を伝えられるかどうかということが、この転職に大きく影響してくることは言うまでもないでしょう。
退職の事を伝えるのは自分の直属の上司です。しかしたとえ仲が良いとしても、雑談をしながら、その時の話の流れに任せて伝えるようなことではありません。
話ができそうなタイミングを見つけたなら「今ちょっとよろしいでしょうか」などと声を掛けましょう。
ここで、「大切なお話があります」「今後のことについてなのですが…」などと言ってしまうと、他のメンバーにも退職することがバレてしまうのでやめておいた方がいいです。
なかなか話す機会がないなら、あらかじめメールなどでアポイントを取っておくことができますね。
できれば、二人だけの空間で話し合いができるように個室などに移動できるように誘導しましょう。
3.退職をどのように伝えるのかも大事なポイント
退職に関して伝えるときにも、相談するような形で話してしまうと引き止められることになってしまうのでやめておいてください。
しかし、逆に言い切ってしまうと相手から反感を買ってしまうことがあるので注意が必要でしょう。
ここでのベストな言い方は、「退職をさせていただきたい」とはっきりと自分の意思を告げながら相手の出方を見るのがオススメです。
その出方によって、退職の日にちを正式に決めていくことができるでしょう。ある程度自分の中で「ここまでには退職したい」と決めておくと、交渉しやすくなりますね。
4.転職先の会社の名前はとりあえず隠しておいた方がいい
退職して、新しく働くことが決定している会社があるとしてもその企業の名前を出すことはやめておきましょう。
もしも上司から聞かれてしまったとしても、「◯◯関係の企業です」くらいにとどめておくことがベストです。
もしまだ退職してもいないのに次の企業の名前を出してしまうと、思わぬトラブルに発展してしまうことがあるので気を付けましょう。
上司との人間関係がなるべく悪くならないように日頃から力を入れておこう
自分が退職するとなると、どうしても直属の上司にその話をしなければいけなくなります。
その時に上司との関係性がどんなものであるか…ということは転職が成功できるかどうかに大きく影響します。
もしもかなり険悪な仲である場合には、退職を切り出した時点で喧嘩のようになってしまうこともあるからです。
退職する理由が直属の上司との人間関係であった場合だからといってその上司に伝えないでいると相手からすると嫌な気持ちになってしまいますから…
最後ですから、そこは社会人として逃げたりせず、しっかりと正規の段階を踏んで終わらせたいものです。
たとえ、今はまだ退職を考えている段階であったとしても上司との人間関係は良好にしておいた方が断然良いです。
そのため日頃から挨拶だけは欠かさないなど、苦手な上司であっても自分にできることだけはしておくように心がけておきましょう。
退職トラブルを未然に防ぐことで転職先でもスムーズに働ける
自分が働いている職場から退職するというのは、人生において大きなイベントになります。退職というのは、ただ単に自分の気持ちを伝えたら終わり~ではないことをしっかりと胸に刻みましょう。
退職をすることを決めたら、まずはしっかりと計画性をもって、一つ一つの段階を焦らず丁寧に積み重ねていくようにしてくださいね。
そうすることで退職する時のトラブルを避けることができ、次の職場への転職も滞りなく進んでいくでしょう。
退職時に起こりがちなトラブルについては、こちらの記事でも情報を紹介しています。
退職を申し出るタイミングと上手な切り出し方
退職を引き止められた時のスマートな受け答え
退職者する際の引き継ぎの流れと注意点
退職までに有給消化をするための段取り
- DODA 第二新卒歓迎!働きながら業界トップレベルの技術を学ぶモノづくりエンジニア募集
- リクナビNEXT 約8割が未経験からのスタート!大手商社でグローバルに活躍できる人材を募集中!
- マイナビ転職 女性の働きやすさ抜群!有給消化率98%の有名メーカーで事務スタッフを募集中
- エン転職 フレックス制で自由な社風!未経験者OK!平日夜・土日面接OK
- @type 残業月20h未満/年休125日/定着率95%【入社祝金アリ】