ある大学の研究室で働いていました。研究室、という名前が付いていますが、実験器具があったり大きな装置がある研究室、という訳ではなく、私が働いていた所は、主に大学の先生からの論文を取りまとめたり、知的財産に関する申請を行ったりする部署で、仕事内容も事務作業でした。
特に多くやっていた仕事が、先生方に論文や研究成果を提出して頂き、それをデータにする仕事です。
もともと、論文をワードファイルなどで作成している場合には比較的スムーズにできる仕事でしたが、比較的高齢の先生で、パソコンが操作できない先生も珍しくなかったので、手書きの論文をデータにする時もあり大変でした。
▼目次
大学職員を辞めたいと思った理由
理不尽な事で怒られることが多い
一番厄介だと感じたのが、50代くらいの中間層の先生です。大学教授としてのキャリアもある方も多く、皆さん実績も知識も高い方で、とてもすごい方々だとは思っていました。
中にはパソコンが苦手な方もいて、けれども「自分は誰かに教わりたくない」というプライドからか、なかなか作業が進まなかったり、提出期限を破られたり、不完全なデータを提出される事も多くありました。
また、パソコンの操作について聞かれる事も多く、説明しても上手にできない事から、なぜか「私の教え方が悪い、説明が下手だ」と怒られてしまう事もありました。
何より、パソコンの基本操作については職務上必要な為、インターネットで調べたり自主的に勉強して欲しいとも思いました。先生にパソコン操作を教えるのは私の本来の仕事ではありませんし、そのせいで自分の仕事が遅れてしまう事もありました。
そして、丁寧に教えているのに怒られる、という事に段々と不満が募ってきました。
休みが長いため、契約社員の場合は給料が減る
そして、大学が夏休みや冬休みなどの長期期間中は講義がなくなる為、私の職場も比較的長いお休みに入る事もありました。
私は契約社員だったので、時給制の為長期休みの間は収入が激減してしまう事もありました。そして、何となく他の仕事の求人を見ていた所、私の時給よりも高い所がほとんどでした。
大学職員は、お客様相手の仕事ではないので、極度に忙しい事もなく、特別なスキルが必要という訳ではありません。けれども、未経験の方よりも時給が低い点に驚きました。
内向的な仕事だったのでもっと他の世界も見てみたい、そして自分の仕事だけに専念できる職場で働きたい、と考えて転職を決意しました。
教育関連の企業の事務職に転職
退職を申し出てからは、次の人への引継ぎを行いながら転職活動をしました。
利用したのは派遣会社です。一般企業で働いた経験がなかったので、まずは派遣会社に登録して求人を紹介してもらおうと考えました。
そして、色々な求人を紹介してもらったのですが、その中に教育関連の企業の事務があり、大学職員のキャリアが生かせるかもしれないと思いました。
その仕事を紹介してもらおうと思ったら、「紹介予定派遣だけど良いか」と確認されました。紹介予定派遣とは、一定の派遣期間を経て、正規雇用を前提とした紹介の事だと説明されました。
勿論、派遣期間の間で自分に合わないと感じたら他の仕事を紹介する、とも説明されたので、気軽な気持ちでやってみようと思い、了承しました。
大学職員に比べてやりがいのある仕事に取り組むことができている
紹介してもらった会社へ派遣勤務が始まり、一般企業の忙しさに目が回りそうになりましたが、毎日色々な人との出会いがあったり、教育機関へ自分が出向く機会も多く、すべてが新鮮でした。
何より、自分が自分の仕事だけに専念できる事と、やった仕事に対して以前の様に理不尽に怒られる事もなく、同僚や上司に感謝される事にとてもやりがいを感じました。
その後、そのまま派遣契約満了後に正社員となり、今もその会社で働き続けています。
大学職員を辞めたい人へ
民間企業に行くことでやりがいのある仕事ができたり、人間関係の悩みから解放されるチャンスもあります。
まずは求人を見ることから始めてみましょう。
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